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Ryo爺の独り言

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映画化の話  
名前:Ryoji    日付:2016/7/5(火) 10:23
12年前に会ったことのある東京の映画プロデューサーから電話がきて、「われらリフター」の映画化について相談したいという。私は「またか」と思いながら、あまりすすまぬ気持ちで腰をあげた。この話は本を出したころから、何度か映画監督や映画会社から話があって、しかし、いずれも話だけで立ち消えになっていたからだ。

小説の時代背景は1970年代、30代のひ弱な図書館司書が、ひょんなことから女性と腕相撲をやって負けたことに発奮し、ぼろアパートの一室にひそかにバーベルを買い入れてトレーニングを始めるという発端……。だが、今やどこの町にもトレーニングジムがあって昔話にしかならないだろう。世の移り変わりが激しくて、昭和はもはや時代劇に等しい。

札幌駅地下の喫茶店でプロデューサーに会い、分厚い映画企画書を渡された。
東京オリンピックの年に封切りする。ウエイトトレーニングはあらゆるスポーツの基礎だし、ウエイトリフティングはマイナーな競技ではあるが、オリンピック前なら関心を引く。なによりも中年男たちの再生への挑戦をテーマにして、筋肉指向の役者とお笑い芸人を多用して抱腹絶倒の映像をつくりたい。道北の地方都市から世界に発信するエンターテインメントにしたい、と話は大きい。ただ、私の原作は重量挙げに挑む男だけの物語なので、一般受けするように女性を一人登場させ、恋に発展する挿話も加えたいという。

億単位のお金がかかる映画制作は、年金暮らしの私にとっては現実離れしすぎていて、ほとんど眉唾にしか思えない。また話だけで終わるのでないかな、と疑いながら、ただ頷くばかりだった。


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