国名当てゲームを完全制覇したら、国旗当てゲームに手(マウスというべきか)をのばした。地図上の国の位置がわかっているので、あすこの国がこの国旗、と覚え方に少しばかり根拠があるせいか、スイスイ進んだ。
少し混乱したのは赤・黄・青・緑などの横帯〜縦帯3色の国旗、どの配列がどこの国やら迷わされた。ほとんど同じデザインの国も複数ある。太陽を模した国は多い、単なる円形でなく光芒まで描いたり、目鼻をつけて顔にしている国もある。日の丸は、先の戦争のイメージから引きずっている問題を別にして、単なるデザインとして見れば、シンプルで他に類を見ない出来栄えではないだろうか。
鷲を描いたものがけっこう多い、やはり強いもの志向か。十字はキリスト教、三日月と星の並ぶマークはイスラム教の国、王冠が描かれているのは王制の国。山や海、特産物までリアルに描いた旗もある。刀や槍、銃や大砲も見られ、赤い色は流された国民の血を象徴している国もある。国旗から、いまだに世界中で紛争が絶えない現実が見える。
国旗というものは不変と思っていたのが、近年変更した国もあった。国も動いている、体制が変われば国旗も変わって当然なのだ。このストアの“World Quiz −世界の国々”ゲームはいつ作成されたのかわからないが、設問に旧国旗を4か国も掲げている。
頭の体操のつもりで、ちょっとした時間に遊んできたのが、いつの間にか世界中の国旗を記憶した。テレビや新聞の世界ニュースや、スポーツの国際大会の場面が身近に感じられる。
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