皆さま オッハーさまでございます。晴れが有って雨が有り、高温有って低温もの北の大地の日々ですが、今朝も外気は何度か?ひとケタは絶対に間違いの無い凛の空気の釧路からです。来道7日目を迎えた6/13(火曜)、網走東横インで朝6時半からの朝食をゆったりと過ごし(ツーデー期間中はウオーカーで大混雑)、7時前にレンタカーを走らせてサロマ湖へとですが、日本で一番日の出が早い道東の夜が明けるのは3時前、太陽が顔を見せる朝4時前でして、この晴天が放射冷却を生んでクグッと冷え込んだ気温4度の今朝です。懐かしい空気に浸って車を走らせること40分ほど、本日の集合場所となるワッカ原生花園・ワッカネイチャーセンターへとですが、朝一番に声を掛けてくれたのは我々同様にでっかいどうオホーツクマーチの5日間を満喫する広島の高原ご夫妻(右ハリコ)でして、車中泊で過ごす北海道の日々だそうです。
ゴール後にそのまま空港や電車を使って帰路の方々への配慮も有って7時50分から始まった出発式ですが、北見市観光協会・常呂支部長のご挨拶の一声は「素晴らしい快晴のサロマ湖にようこそ」って、過っては独立した町だった常呂町が合併をして北見市の一部となっている現在だそうです。頂いたパンフレットには原生花園に咲く花の名前が写真付きで載っていましたが、どのような花が見られるのか、ウオーク5日目「今日も元気に歩くゾ〜」って、青空に向かって突き上げる拳なのデス。
サロマ湖とオホーツク海を仕切るように細く伸びる20キロ近くですが、幅は狭いところで200m、広くても1キロに満たぬ砂洲と呼ばれる砂地の中に有るワッカ原生花園です。早速にネイチャーセンターを出て遊歩道を進みますが、暫くは福島の草野さん(真ん中ハリコ)と同歩、ウオーキングキャリアの長い彼女だそうで札幌の酒井さんとも親しいとのこと、この5日間を一緒に歩き気軽に話し合える仲になりました。そして同様に5日間を過ごした札幌の長谷川さんご夫妻(右ハリコ)ですが、熊本大地震で自宅が崩れて、20年以上も暮らした家を離れることになった昨年だそうです。熊本宇城は2つの断層が重なり合ったところで被災に極端な差が有り、「わずか200m離れたとこはどうも無かった」って、再建を諦めて子供が住む札幌に転居した昨年だそうで、新天地に人との交流を求めて参加の本ウオークだそうです。様々の思いを持って歩く参加者たちですが、真っ青な空が心も晴れさせますでしょうか。
見上げる青空はどこまでも真っ青、真っ直ぐ前は左に青い湖と右にオホーツク海、そして足元は様々の花たちですが、頂いたパンフレットに助けられたけど青いのが「ムシャリンドウ」、赤いのは「エゾスカシユリ」って言うんだってヨ〜
小紫陽花に似て非なるのが「ノゴマ」、真っ赤なのは森繁久彌の歌で有名なハマナスですが、漢字で書くと「浜茄子」って、バラ科でトゲが有るのにナゼに浜の茄子なのでしょうか??
厳しい冬を終えて様々の花が一気に咲く北海道の6月、ミンナがカメラを向ける先にはキタキツネが顔を出して来たけど、極寒の冬をどのように過ごしたのか、痩せて冬毛が残る北の大地に生きる動物です。
ネイチャーセンターから5キロ弱、「ワッカの森」というところから来た道を引き返すコースでしたが、この先は立入禁止となっていて人間社会との大自然の境界となっていました。
上のスレッド(NO13231)の真ん中ハリコに小さく全景が写っているけど、サロマ湖とオホーツク海をつなぐ2ヶ所の一つ、第二湖口をコンクリートの橋で渡りますが、僅か20mほどの開口部が潮の満ち引きで海水と淡水が行き来、写真では分かり難いでしょうが、荒波が立ち海難事故の多いこの場所だそうです。一緒に橋を渡るのは、千葉の細矢さん(右ハリコ)ですが、今大会でマーチングリーク表彰を受けた彼です。
往復2時間ほどの散策でしたが10キロを歩いて午前10時にゴール、参加者のお世話に裏方となって盛り上げて頂いた北見歩こう会の皆さまですが、会員数140名ほど、5月から10月の半年間に20回ほどの例会を開き、全国各地の大きな大会に遠征参加も年に一度、「残りの半年は冬眠よ」って、でも互いの顔を忘れぬよう集まって飲む「新年会」だそうです。会に3組ほどしか居ないという夫婦会員の一組、飯田さんご夫妻(右ハリコ)と一緒にお礼の記念のパチリもデス。
北見歩こう会の方々や本大会に参加の全国からの方々、五日間も一緒に過ごしたら顔も名前も覚えたけど、広島の高原ご夫妻(左ハリコ)にも何処かでの再会を誓い合い、女満別空港から帰宅するという栃木の平井さんもお別れをして、北海道観光に向かうパパママの更なるせっかく観光なのであります。網走も北見も、各市関係者・両観光協会や民間ボランティアに加えて、北見歩こう会が現場を支えて無事に終えた5日間、天候の良し悪しに関係なく、美食を含めて何処も楽しく過ごさせて頂き本当に有難うございました。ではでは また絶対に来るからネ〜
せっかくウオークを終えて向かうは知床半島へとですが、途中の「斜里に行くなら寄って来なさい」って教えてくれたのが真ん中と右ハリコの二枚、何度聞いても「天国への道」って間違えちゃうけど、正しくは「天に続く道」と名付けられたこの景色、本当に道が空に消えていくようです。皆さまも画像をダブルクリックして画面を大きくしてご覧ください・・・本当に空に道が消えて行きそうで、西を向いて撮っているけど夕日の時がまた素晴らしいそうです。
ほとんどの一般道が時速50キロ走行の道、でも信号が何十キロも無いのも当たり前でついつい高速道路と勘違いしそうな道路風景、周囲のロケーションにうっとりしながらも心にも実際にもブレーキを掛けて続く快適ドライブの本日もデス。知床半島に入り寄る観光名所ですが、山の上から水が噴き出すオシンコシンの滝や、知床五湖へとです。
標高はどのくらいか、羅臼岳を最高鋒に連なる知床連山が目の前、湖(みずうみ)と言うにはちょっと可愛いけど、知床五湖の一つに映る連山の姿です。見上げていた標高1660mの羅臼岳の横を突き抜ける知床峠ですが、宇登呂側から峠を超えると羅臼へとです。
北海道から愛知に来て感じた北方四島の事、子供のころから刷り込まれ「国後・択捉・歯舞・色丹」と春の七草の如くに覚えている島々、過って日本人が暮らしていたのに敗戦によってソ連に追われた島民が居た事実を皆さまは知っているでしょうか。ワタクシが子供のころの冷戦時代、領海線を巡ってソ連海軍による漁民拿捕など銃撃戦も有りましたが、様々の攻防も有った目と鼻の先に見える日本の領土、先のプーチン来日でも話題にすら取上げられず、今は墓参や民間交流を含めて行き来するとの話題がニュースになっている当地のテレビです。
網走から250キロ余、斜里岳を後ろに釧路へと午後5時でしたが、この時期特有の冷たい海霧が市内を覆っていた釧路の街へとです。何とか日々のウオークのレポートアップが遅延なく発信出来ましたが今から朝食をして、本日は釧路近郊の散策となります。ではでは ネ〜