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658.印牧邦雄先生近著「彦主人王と男大迹王」  
名前:とんぼ    日付:2016/12/5(月) 9:29
 印牧邦雄先生が「彦主人王(ひこうしのおおきみ)と男大迹王(をほどのおおきみ)」を上梓された。本年に入って「五大講話集」(1月)「あわらの歴史と文化」(4月)「わが古里の川」(9月)「織物王国福井」(11月)に続き五冊目です。

 男大迹王はいうまでもなく継体天皇の即位前の呼称で、彦主人王は男大迹王の父です。母は坂中井(さかない。坂井郡)の有力豪族の娘・振姫(ふりひめ)です。

 これまで彦主人王の一族・三尾氏は近江国高島郡三尾郷(おうみのくに・たかしまぐん・みおのさと)を発祥地とするとされてきました。

 印牧先生は三尾氏発祥の地は越前国坂中井であると述べられています。たしかに古代、三尾郷の地名は坂中井に存在しました。延喜式に三尾駅の駅名がありますが、その地域は現在のあわら市中川周辺ではないかと比定(ひてい。推測)されています。

 男大迹王と三尾君堅楲(みおのきみかたひ)の娘倭姫(やまとひめ)の間に生まれた椀子皇子(まろこのみこ)は坂中井に勢力を張り、三国氏の祖となっています。

 坂井平野の北東部あわら市中川・瓜生から坂井市丸岡町坪江・川上にかけて北陸屈指の古墳群が存在し(横山古墳群)、なかに大首長のものと推測される墳墓もあり、三尾氏、三国氏との関連も指摘されています。

 さて、古代の史書『上宮記(じょうぐうき)』では彦主人王が弥乎国高島宮(みおのくに・たかしまぐう)で、三国の坂中井から振媛をよんで、王子(男大迹命)をもうけたと記されています。

 弥乎国は三尾国に通じ、その比定地は近江国高島郡三尾郷(現滋賀県高島市)とされています。彦主人王は三尾一族とされていますから、彦主人王、男大迹王を輩出した三尾一族発祥地は近江国高島郡と考えられてきました。

 ただその場合でも高島郡に彦主人王の別業(なりどころ。別宅)が存在していたとの記述は見受けられますが、本拠については特定しておりません。

 先生は三尾一族発祥の地は坂中井であり、後に高島郡に移住したと述べられています。

 邪馬台国の所在地を持ち出すまでもなく、古代史は謎に包まれており、それゆえ想像力が掻き立てられるのですが、我が故郷の地方豪族であった三尾氏が男大迹王の代に至って中央に進出し、大和王朝に迎えられ、王権を築き、その血脈が現在に連なっていることは痛快なことです。

 市民にも壮大な歴史ロマンを紹介したいのですが、著書は限定出版・非売品ですので、一般の方の目に触れることは困難というのが実情です。

 良い方策がないか思案中です。

 

 


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