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651.具谷 祐司(ぐたに ゆうじ)さんの講演を拝聴して  
名前:とんぼ    日付:2016/10/9(日) 6:58
 昨日(8日)、具谷祐司氏の講演会「福祉とは、すべての人々が幸せになるための営み」がおこなわれました。

 具谷氏は現在「ハスの実の家」の常務理事です。障害者福祉事業の第一線で奮闘される具谷さんの発言から、現場の苦悩が生々しく伝わりました。

「ハスの実の家」は昭和40年(1965)に青木達雄氏が3人の障害のある仲間と3人の職員とで福井市花堂(はなんどう)に開設され、当初は無認可事業から出発され、苦労を重ね、それが22年6か月の長きにわたって続き、昭和62年(1987)にようやく社会福祉法人として認可されました。

 翌年(昭和63年)、芦原町に移転、30名の入所者を受け入れました。

 昭和64年「ハスの実の家10ヵ年将来計画」を作成。将来計画では認可施設が目的ではなく、事業を広げていく足がかりであることを確認します。

1 障害者の働く場の整備
2 障害の重い人たちの通える場の整備
3 暮らしの場の整備(街のなかで暮らすあり方)
などの事業を計画し、具体的には「ハスの実パン工房」「ハッピーホーム」「ハスの実わくわくセンター」を開設します。

 障害者の暮らしの場の整備事業、障害の重い人達の活動の場整備事業を推進して、現在利用者は85名を超え、80名近い職員がお世話をしています。

 ハスの実の家の理念は「障害者に暮らしの場、活動の場を提供する」ことにあり、障害者を閉じ込めるのではなく、障害者と社会との接点を求めています。理念を実現するために職員の方々は大変ご苦労されており、なおかつ地域の協力を求めています。

 昨今、大手病院、異業種から主に「老人介護施設」を中心にビジネス目的の福祉事業参入が続いています。もちろん「老人介護施設」の整備、拡充は緊急の課題であることに疑いの余地はありません。

 一方で若年、老人を問わず障害者のための施設も必要です。それらの多くは「ハスの実の家」のような高い理念を掲げた人たちによって運営されていることが多いのです。

 一概にはいえませんが、ビジネス本位の「老人介護事業」が、事業として成功するケースが見られ、障害者対象の施設が、予算と人材不足に悩んでいます。障害者施設で働く人々は低賃金で、しかも人手不足から過重労働に苦労されており、使命感から頑張っているのも現実の姿です。苦労の多い仕事、待遇面の不利から福祉事業を志す若年層も年々減少しています。

 抜本的対策を講じなければならないのですが、政府は障害者対策事業に冷淡です。政府への働きかけはもちろん必要ですが、地域としてできることもあるはずです。

 障害者を受け入れる地域こそ、開かれた社会です。障害者への理解を深め、受け入れることにより、人に優しい、開かれた地域であることを全国に胸をはって誇ることができます。

 手を変え品を変え、イベントを開催し知名度アップに奔走するよりも地味ではありますが、よほど発信力があり、人々の共感を得られると思うのです。

 ぜひ、あわら市民と、行政が崇高な理念を掲げる「障害者福祉施設」に対して理解を深め、後押ししていただきたいと、具谷さんの講演を拝聴して痛切に感じました。
 
 がんばれ!ハスの実の家

※ ハスの実の家の沿革を知りたい方は「ハスの実の家」ホームページをご覧ください。

 

 


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