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思索の掲示板

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96.初めまして  
名前:study2007    日付:2008/1/24(木) 15:55
加藤様

初めまして、昨年肺癌末期を告知されましたstudy2007と申します。加藤さんの闘病記は患者の私から見ても違和感がありませんし、時々の判断の過程も非常に参考になります。診断や経過に対する評価も公平なモノであるとの印象を持っています。ですが実は1点だけ是非お聞きしたいことがあります。何卒お教え願えませんでしょうか?

それは「細胞診」の有無です。文中では「身体へのダメージ」を理由に検査拒否なされたようですが、最終的に1度も確定診断をされなかったのでしょうか?通常、どんなに癌が疑われる所見であっても(特に固形癌に対し)「細胞診による確定診断」無しに治療方針は決定しません。それに加藤さんの思考力、判断力からすれば「得られる利益の大きさ」から考えても「病気の正確な把握」という重要な段階をスキップした点がやはり不思議な気がします。この点についての詳細な思考の過程、優先順位などお教え頂ければと存じます。

このホームページは癌患者の方々にとって重要な示唆に富んでおりますが一般論として「診断を避ける」という点はマネして欲しくないと思っています。また(勿論加藤さんの責任では全然無いのですが)癌患者の世界には「玄米は薬」「肉は毒」という風潮(商売)があまりに横行しており、それが治療に障壁になるケースも散見されます。私は患者にとって最も利益のある手法、生活を追求したいと考えております。大変な失礼と受け取られてもやむを得ない質問なのですが、何卒よろしく御願い致します。

http://ameblo.jp/study2007/



97.Re: 初めまして
名前:加藤一郎    日付:2008/1/25(金) 1:24
study2007様
ご記帳、ありがとうございます。

肺癌を患っておられるとのこと、その心中お察しいたします。
サイトも拝見させて頂きました。
冷静かつ客観的な記載は、必ずや他の同胞の有益な判断材料となることでしょう。
抗癌剤1つ投与を受けるにしても、
患者側の生きた体験談を克明に印した貴サイトを読んでおくか否かでは、
立ち向かう気持ちが全く異なってくると思います。
「耐えられない痛みを10とすれば・・・」といった情報は、
治療する側の視点で書かれた学術サイトなどでは絶対に得られない
貴重な情報だと思います。

‖1点だけ是非お聞きしたいことがあります。何卒お教え願えませんでしょうか?
‖それは「細胞診」の有無です。文中では「身体へのダメージ」を理由に検査拒否
‖なされたようですが、最終的に1度も確定診断をされなかったのでしょうか?

結局、1度も生体検査を実施しませんでした。

‖「得られる利益の大きさ」から考えても
‖「病気の正確な把握」という重要な段階をスキップした点がやはり不思議な気がします。
‖この点についての詳細な思考の過程、優先順位などお教え頂ければと存じます。

思考過程というほど大袈裟なものではなくお恥ずかしいのですが、
以下のような逡巡から、最後は「直感」で拒否し続ける結果となってしまいました。
・生体検査を受けて、もし陰性であっても、医師側は「癌でない」と言い切る可能性は
 低いだろう。特に私の場合、大きな影が観測されているので尚更である。
・逆に陽性であった場合、即手術への誘導が起こり、私自身も拒否する根拠が無くなる。
・更に膵臓癌の場合、かなり長い距離のカテーテル挿入
 (大腿部付け根から動脈を通って膵臓まで)となり、
 全身麻酔レベルの検査であって、手術級リスクの存在を感じた。
・また、造影検査の為に使用したステントを残置する場合があるとの記述を
 あるサイトで見つけ、そのような異物を体内に残すことに強い抵抗があった。
 もし、結果が陰性であったら尚のことである。
・他のサイトでは、生体検査から誘発した感染症状の事例を見つけた。
 癌の確定診断をするために別の病気になってしまうとしたら耐えられない。
・生体検査による浸襲により、免疫力が一時的に低下し、それが本格的な癌への
 誘導になるおそれがあるのではないかという素人としての怯え。
 その時点で自覚症状がないため、特にそう感じた。
・そして(これは多分に語弊があるかもしれないのですが)
 本格的“手術”に対して“検査”という行為は、経験の浅い医師が
 いわば訓練も兼ねて実施する場合があるかもしれないという懐疑。
 ※私はこの行為を責めません。どんなに優秀な医師でも必ず若き日があったはずですから。

以上のような漠然とした思考の末に、拒否をし続けてしまいました。

‖一般論として「診断を避ける」という点はマネして欲しくないと思っています。

本当にそうですね。私を見てくれた医師たちも、診断させてもらえないことで、
とても困惑したのではないかと思います。お恥ずかしいです。
ただ、浸襲を伴わないCT、ダイナミックCT、MRI、PET、血液検査は
何度と無く実施させていただきました。

‖癌患者の世界には「玄米は薬」「肉は毒」という風潮(商売)があまりに
‖横行しており、それが治療に障壁になるケースも散見されます。

あまりに嘆かわしいことだと、私も心から思います。
人の命をビジネスに使うなど、人として最も蔑むべき行為だと感じています。
私は自分の実施したことを客観的に書き綴ったつもりですが、
「玄米は薬」「肉は毒」といった、迷信的かつ表出的な解釈をされてしまうと
大変遺憾ですし、もし私の雑文がそのような判断を助長してしまうようなら、
深く反省すべき事だと思いました。

「玄米は、菜食の象徴に過ぎない」と思っていましたが、
更に「菜食は、体質改善の象徴に過ぎない」のかもしれません。
振り返ってみると、私がしたことは“体質改善”の一点に尽きるのかもしれません。

そして、私が消化器系の病であったからこそ、食事療法が好奏したのであり、
呼吸器系では玄米は微力であろうと私も感じています。
癌は一種のDNA異常ですから、人の数だけパターンがあると思っています。
従って、オールマイティな処方など存在せず、個々に対応を考えていかなければならない。
癌には個性がある。
つまり、その人本人の判断が最も大切になる病なのだと思うのです。

長文失礼しました。


98.Re: 初めまして
名前:study2007    日付:2008/1/25(金) 10:33
加藤様

御回答ありがとう御座います。かなり参考になりました。
確かに、加藤様の詳細な説明により細胞検査回避の理由は「補強」はされましたが正直なところ「恐らく一般的には理解され難いだろうな」との印象は拭えません。しかしながら一方では私の体験とフィーリングを基に考えると同様の判断は充分ありえる事かもしれない、とも感じました。(私の場合、がんによる疝痛が酷く「もう、どうとでもしてくれ!!」という感じで針生検も喜んで受診しましたが、、、。)

結局この「共感」は同じ様な病気を体験しないと得られにくいのかも知れませんが、そこで閉じてしまっては、患者vs医師vs健常者の間の障壁は残ったままになってしまいます。なんとか共通の尺度、考え方等を整備することで毎日、全国の病院で起こっている不理解やすれ違いを無くせないモノか?と考えてしまいました。

仰る通り癌は百人百様ではありますが、「患者が好き勝手に想像し」判断するのは危険だと思っています。逆に医師が少ない説明と思慮に基づいて「機械的に大ざっぱに」治療を進めるのも患者満足度や効果の面で問題があり、癌ビジネスにおける「教祖」や「秘薬」がつけ込む口実を与えてしまっています。

がん登録などの手法で(加藤さんや私のケースも含め)表層的な医療情報だけでなく患者の背景も含めた「データの蓄積」を行えれば判断の糸口が得られやすくならないか?などとも考え初めています。私のブログは初心者の勝手な日記に過ぎませんが今後は癌、病院、医療、行政、統計、などのテーマを扱ってゆきたいと考えています。今後もご意見、ご批判など頂けましたら幸いです。

議論が散漫になってしまいましたが、質問により(私としては)疑問は払拭できました。ありがとう御座いました。また、もしよろしければ私のブログの「ブックマーク」に貴ホームページを登録・紹介したいと考えております。ご許可頂けましたら幸いです。今後ともよろしく御願い致します。

http://ameblo.jp/study2007/


101.Re: 初めまして
名前:加藤一郎    日付:2008/1/26(土) 23:32
‖結局この「共感」は同じ様な病気を体験しないと得られにくいのかも知れませんが、
‖そこで閉じてしまっては、患者vs医師vs健常者の間の障壁は残ったままになって
‖しまいます

study2007さんのご主張、とてもよくわかります。
混沌としていて様々なパターンがある中で、
できるだけシンプルで一貫性のある法則を見出そうとするのが
科学的思索の真髄ですので、このテーマもそこに向けて努力すべきと思います。

私が「癌には個性がある」と言い放った背景には、
「ガンの患者学研究所」を立ち上げている川竹文夫氏の思索談があります。
(ぜひ一度、サイトをご覧になればと思います。私もすべてを読み尽くしてはいません
 が、多くの示唆に富んでおります。既にご存知の場合はご容赦下さい)
川竹氏は自身、腎臓癌に犯され、医者の言うままに摘出手術をしたそうです。
手術は成功し医者はこう言いました「切除は完璧にできましたからもう大丈夫です」
その一言を聞いて彼は思ったそうです。「癌が出来たらそれを除去すれば治る。
しかし、そもそも何故自分は癌になったのだろう? その本質を治さなければ、
いつまた再び癌が出来るかもしれない。」

私が「癌には個性がある」と言ったのは「癌は自分自身である」という意味です。
癌は異常な細胞ではありますが、外部からの異物進入による感染症ではなく、
自らの細胞異常ですよね。遺伝子が正確なコピーを繰り返し、尚かつ適切なコピー
回数で抑制が働く見事な新陳代謝機構。それが何らかの要因でおかしくなり増殖を
繰り返してしまう病。(こんなことはstudy2007さんなら先刻ご承知と思いますが)

私たちの体は、骨でさえ3〜4ヶ月ですっかり入れ替わるそうです。
そして新しい細胞の材料は、私たちが日々摂取する水と空気と食物です。
私の場合、study2007さんのように疝痛に悩まされることもなく、一切の自覚症状が
なかったため、食事療法に賭けることが出来ました。

余計なお世話かもしれませんが、もし抗癌剤治療が奏功し余力が出来た暁には、
体質改善を試されるのがよろしいかと思います。
ただし、玄米菜食を進めているわけではありません。
逆説的ですが、もしtudy2007さんが日頃から菜食主義であったなら、
私は逆にもっと肉を摂れと言うでしょう。
あるいは、空気に問題があるかもしれないし、水かもしれない・・・。
(この辺に付け込んで、いかがわしい水や食物を売り込む輩がいるのが悲しいです。
 何も特別なものを摂取する必要はないし、それらは効果が無いと私は思っています。)

もしかしたら睡眠時間かもしれないし、ストレスへの対応の仕方かもしれない・・・。
(つまり、材料ではなくその処理過程、新陳代謝に問題があるのかもしれないと考えています)
とにかく、今までと違う自分にならなければいけないと考えています。
それが私が現在、信条としている「一貫性のある法則」です。
どんな食事や生活に変えなければいけないかは、
その人が今までどのような食事や生活をしてきたかに依存しますので、
一概に決められません。
それが「癌には個性がある」という言葉の意味でした。

‖もしよろしければ私のブログの「ブックマーク」に貴ホームページを登録・紹介
‖したいと考えております。ご許可頂けましたら幸いです。
‖今後ともよろしく御願い致します。

もちろん、喜んで許諾いたします。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

今回は、偉そうで断定的な文面になってしまいました。
どうか、ご容赦下さい。
そして、お体ご自愛下さい。


103.Re: 初めまして
名前:study2007    日付:2008/1/27(日) 11:39
加藤様
ブックマークの御許可ありがとう御座いました。貴ホームページは癌に関したテーマだけでは有りませんが私のブログを読んで下さる方は「癌関係者」が多いと思われる為、若干の解説(「膵臓癌告知後の検討過程」)を勝手に補足させて頂きました。問題があればご指摘下さい。
加藤さんの論理、対応方針は充分に説得力もありますし、ましてや気に障る事など一切御座いません。どうもありがとう御座いました。また折りに触れ御連絡させて頂きます。

http://ameblo.jp/study2007/

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