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海音寺潮五郎掲示板
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135.文庫化!『蒙古の襲来』  
名前:tsubu    日付:2008/2/7(木) 14:16
皆さん、こんにちは!

つい先日の話なのですが、何気にインターネット上の書店で海音寺さんの作品を検索しましたら、河出書房新社の河出文庫から『蒙古の襲来』という作品が今月の新刊で出るという情報を得ました。
まだ、リサーチ不足で申し訳ないのですが、おそらくこの新刊『蒙古の襲来』という作品は、河出書房が以前(と言っても何十年も前のことですが^^;)昭和34年に発行した「現代人の日本史シリーズ」の中で海音寺さんが執筆された『現代人の日本史9 蒙古の襲来』を文庫化したものと思われます。

この「現代人の日本史シリーズ」というものは、原始時代から明治維新までの時代を全十八巻に分けて、当時著名な作家達がそれぞれの時代を担当し、分かりやすく、そして誰にも読みやすい形で日本史の通史を書き下ろしたシリーズです。
執筆陣の作家達は非常に豪華です。
佐藤春夫、室生犀星、今東光、松本清張、尾崎士郎などなど、当代きっての作家達が各パートに分かれて執筆しているのですが、このシリーズの中で海音寺さんは、第二巻の「大化の改新」と第九巻の「蒙古の襲来」を手がけられました。

私の話で恐縮ですが、このシリーズで海音寺さんが書き下ろした二冊が欲しくて、全十八巻を古書店でまとめ買いしたことがあります(^^;
しかし、今回『蒙古の襲来』が文庫化になるのであれば、シリーズ全体を文庫化すれば更に嬉しいのですが。
ともあれ、海音寺ファン必見の文庫の刊行であることは間違いありません(^^)

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/



136.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:モモタ    日付:2008/2/12(火) 22:38
モモタです。こんばんは。tsubuさん、情報ありがとうございます。

『蒙古の襲来』についてどのような内容なのか色々調べていたのですが、よく分からず困っていたところでした。
この掲示板でのtsubuさんの記述を見て、早速購入することにしました。
まだ手元に届いていませんので、読んでの感想などはまたの機会に書き込みたいと思います。

ところで、海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』も復刊が進み、先頃第8巻まで発売されましたね。
最終巻もいよいよ来月です。私はこの作品を初めて読むのですが、未完のままとなった海音寺さんの絶筆をついに読み終えることになるかと思うと感慨深いものがあります。


137.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:tsubu    日付:2008/2/13(水) 13:2
モモタさん、こんにちは!

私も現在書籍を取り寄せ中でして、未だ手持ちのものと内容を確認していないのですが、今回の『蒙古の襲来』は、おそらく『現代人の日本史シリーズ』の文庫化で間違いないと思います。(河出書房のHPにも初の文庫化と書かれていましたので)
『蒙古の襲来』を文庫化したとなりますと、是非海音寺さんが書かれた『大化の改新』も文庫化してもらいたいものです。
あと、大化の改新絡みで言いますと、昭和53年に学研から刊行された書き下ろし歴史小説シリーズの『聖徳太子』も文庫化されておりませんね。
同じく学研から刊行された『西郷隆盛』(角川文庫版全5巻、近年では学研M文庫『敬天愛人 西郷隆盛』として再刊)もこのシリーズなのですが、この『聖徳太子』にも『西郷隆盛』と同じく、巻末に海音寺さんの貴重な対談が掲載されています。
これも是非文庫化してもらいたいですね。
あと、実は今朝ネットで検索しますと、講談社文庫から『江戸城大奥列伝』も再刊されるみたいですね。
古書店でしか買うことが出来なかった海音寺作品が新刊で出るのは何よりも嬉しい限りです(^^)

朝日新聞社版『西郷隆盛』ですが、まさかこの本が復刊されるとは夢にも思いませんでした。
復刊を手がけられた関係者の方々には、ほんと感謝の気持ちで一杯です。
海音寺さんの『西郷隆盛』は、今から三十年以上も前に書かれたものであるにも関わらず、今読み返してみても、その内容の充実度は現在刊行されている他の幕末維新史関連本の追随を許さないほどの出来であると感じてなりません。
当然、海音寺さんの死後、新発見史料などの出現で、史実に違いが生じているのは当然ですが、それでもあの史料が少ない時代にこれだけのものをお書きになられた海音寺さんの苦労と業績は、後年まで称えられるべきものであると思います。
海音寺さんは生前著作の中で「史伝は研究」とおっしゃられていましたが、もし海音寺さんが現在もご健在であられたら、この『西郷隆盛』を何度も何度も書き直されていたのだろうと思うと、何だか胸に熱いものが込み上げてきます。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/


138.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:モモタ    日付:2008/2/14(木) 21:43
tsubuさん、みなさん、こんばんは。

『蒙古の襲来』、今日手元に届きました。tsubuさんのご説明の通り、『現代人の日本史シリーズ』を文庫化したものだそうです。海音寺潮五郎さんの「あとがき」によると、『蒙古来る』を執筆した実績があったため、「元寇」を中心テーマとするこの巻を海音寺さんが担当することになったそうですね。
出版社の説明では、この『蒙古の襲来』は「歴史読物」と表現されていますが、海音寺潮五郎さん的な分類で言うと、「史伝」と「史論」の中間あたりの作品だと理解しました。大掴みに言えば「史伝」でいいでしょうね。

『江戸城大奥列伝』の復刊も嬉しいことですが、来月には『武将列伝』の復刊も始まりますので、海音寺潮五郎さんの作品は錚々たる陣容になりますね。欲を言えば『二本の銀杏』をはじめとする3部作の復刊もお願いしたいところです。

ところでtsubuさんが書かれている「史伝は研究」についてですが、具体的には大長編史伝『西郷隆盛』第3巻のあとがきで海音寺潮五郎さんが次のように書いています。
(tsubuさんは当然ご存じでしょうけれど)

「史伝は一面から申しますと、研究ですから、これでよいと満足することはないのです。書いて発表したあとから、すぐ書き直したくなります。しかし、私ももう年ですから、再び書き直すことはありますまい。それは後来の人にまかせます。」

この部分を読んだとき私は言いようのない衝撃を受けました。書き直すことは出来ないまでも、せめてこの『西郷隆盛』の完成まで海音寺潮五郎さんの寿命があればと、重ね重ね残念でなりません。絶筆となった最終巻もいよいよ来月に出ますね。本当に「ついにここまで来てしまったか」という感がしきりです。
http://momota1192.at.webry.info/


139.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:tsubu    日付:2008/2/15(金) 17:16
モモタさん、こんにちは!

『蒙古の襲来』は、『現代人の日本史シリーズ』の文庫化で間違い無かったんですね。
安心いたしました(^^)
ネットで間違えた情報を流すと色んな人に迷惑がかかってしまうので。
そう考えると、情報化社会って、便利な反面危ういものですね……。

と、話がそれましたが、モモタさんのおっしゃられる通り、『蒙古来る』は「史伝」と「史論」の中間あたりの作品と言えるでしょうね。
比較的読みやすいので、あの時代の雰囲気を掴むのには良い本と言えるのではないでしょうか。

最近は、海音寺作品の復刊・再刊が進んでいて嬉しい限りです(^^)
一時期は新刊書店からほぼ姿を消したことがあったので、そのことを憂いていましたので。
名著と言える『武将列伝』が絶版状態になった時はほんとショックでしたが、新装版が出るように広く一般の方々にもう一度読み直して頂きたいですね。

個人的には、モモタさんのお書きになられた『二本の銀杏』を始めとする日本三部作の復刊は私もお願いしたいところです。
特に、『火の山』は一度も文庫化されておりませんし、『風に鳴る樹』にいたっては、六興出版で一度刊行されただけですしね。
海音寺さんご自身は、『風に鳴る樹』をお気に召しておらず(書き直す構想を持たれていたようですし)、全集が発刊される際も収録させなかったくらいですから、再度復刊を希望するのは、海音寺ファンとしては少し胸が痛むところなのですが(^^;
そして、「史伝は研究」について、詳しく補足頂きましてありがとうございました!
あの文章を読んでいますと、ほんと私も胸がジーンと熱くなりますよね。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/


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