パーキンソン病の薬について述べることはタブーです。なぜなら医師の考え方、患者本人の思いなどそれぞれ違います。それを分かった上で一度タブーに踏み込んでみようと思います。ただこれから述べることは私の患者としての知識ですので責任はおいかねますので誤解のないようお願いします。パーキンソン病の薬害だと騒ぐ方もおられるみたいなので・・・。 ナウゼリンという薬があります。主にドーパミンアゴニストによる吐き気やむかつきに使われる薬です。普通、吐き気やむかつきは胃に原因があって脳のそれを感じるところで感知して吐き気やむかつきが起こります。それで原因である胃をよくするために胃薬ということになると思います。ところがドーパミンアゴニストは胃に作用するのではなく、脳の吐き気やむかつきを感じるところに作用する一種の副作用があります。でどうするかというと脳で吐き気やムカつきを感じないようにそこをブロックするのがナウゼリンという薬になります。まあ、言えばパーキンソン病の薬による副作用を押さえる薬ってことになります。薬が増えていく課程に副作用を押さえるためというのが多くあります。増やさないためにどうするか?吐き気やむかつきを我慢して身体にならす。そういうことを積み重ねて少ない薬で維持することは可能です。容易いことではありませんが出来ないことでもありません。薬の管理が出来るというのは何も時間どおり薬を飲むということではありません。薬を最大限活かすことだと思っています。知ったかぶりで終わるか?患者の経験として認めてもらえるかは結果がともなうかどうかだと思います。パーキンソン病の薬は神経に直接作用する薬だということ、それを長期わたって飲み続けなければならないこともっと考えないといけないと私は思います。
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