数年に一度の大雪の翌日、今シーズン初、地元兵庫県で思い切りラッセルクライムして来ました。本日のコースタイム神鍋高原・旧名色ゲレンデP305m発8:28→ゲレンデトップ797m着11:24〜発11:41→スタート点着12:16根雪無しに突然の1mを超える積雪。覚悟はしていましたが、少なくとも過去2シーズンはなかったハードワークでした。上部の深雪急斜面の滑降は、快感の無重力状態。ところが、下三分の二は湿り重雪に。北海道と違って要/戦闘モード。「こんなん雪ちがう!」道産子スキーヤーはきっと言うでしょう。
ボーダーが深雪狙いで来ることも多いのですが、今朝は誰もいません。ノートラックの美しい雪面に、ラッセルラインを引いていきます。(写真左)ただし、それは隊長だけではありませんでした。写真中/この深く潜りしんどそうな鹿のライン。あらぬ方向を目指すので、なんの役にもたちません。最上段の、密なタラの木の薮を嫌った隊長。旧リフトラインの浅い谷をたどります。(写真右)
多少の薮(写真左)と、季節風の裏になる急斜面の吹だまり。本日トップのハードワーク。ただし、下りは悦楽の浮遊感、本日トップの滑降ライン。大汗かいて、ゲレンデトップ到着です。(写真中・右)数年前は歓喜で飛び込んだ旧リフトライン(写真右)でしたが、今は薮が濃くなってだめに。
3時間、落差490m、ノートラックソロラッセルを終え、さあ下山です。写真右/振り返っても、隊長のシュプールとラッセルラインのみ。(おわり)