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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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600.2008年米国クルーズマーケット  
名前:藤原雄一郎    日付:2009/8/25(火) 7:57
2008年米国クルーズマーケット

どこの国も前年度の統計の集計が出るのは遅いものですが、アメリカのCLIAによるクルーズ統計が出ました。

米国クルーズマーケットの巨大さにまず驚きます。

CLIAは米国人口約三億人のうち潜在クルーズマーケットを25歳以上、年収四万ドル以上とすると人口の43%で一億二千八百万人と考えています。そのうち、クルーズを経験したことがあるのは五千九百万人にものぼり、過去三年間にクルーズに参加したのは三千万人となります。やはり「クルーズは米国のもの」ということが明確に理解できます。

米国でクルーズをする人のイメージは次のようにやや富裕層であると言えそうです。
クルーザ    46歳 年収 93,000ドル 既婚率 86% リタイヤ率 17%
全体      45歳 年収 79,000ドル 既婚  84% リタイヤ  14%
クルーズしない 43歳 年収 73,000ドル 既婚  83% リタイヤ  11% 

クルーズを経験した人たちの感想は94.8%が概ね満足、44%が非常に満足となっています。またクルーズの長さは平均7.2日、乗客一人当たりの売上げは1,907$、一泊あたりの売上げは265$です。

それでは2008年度の北米クルーズについて述べてみます。

世界のクルーズ人口は1,300万人で前年比3.5%の増加です。ここ18年間の年平均伸び率は7.2%ですから、昨年後半の急激な景気後退が影響したのかもわかりません。

そのうちアメリカ在住者のクルーズ人口は929万人で前年度比マイナス1.7%とここ25年で最低の数値となったとのことです。2004年度は13.9%増であったことを考えると相当深刻な状態と言えると思います。

一方アメリカ以外では376万人と前年度311万人から20%という大きな伸びを示したことで世界のクルーズ人口を前年比で上回ることになりました。アメリカ以外の国では昨年の景気後退の影響が少なかったのか、それとも景気後退の影響が遅れているだけのことなんでしょうか。

また米国関係のみですが売上げで見ると約190億ドル(1.9兆円)で伸び率2.1%ですが、これは統計を取り始めて最悪の数字だといいます。そしてこの190億ドルのうち、157億ドルが直接消費の金額で、その伸び率4%も過去最悪の数字だそうです。同時にクルーの賃金や支払い税金は前年より4.4%減少しています。これはハワイからNCLがプライド・オブ・ハアイとアロハを撤退させて従業員をアメリカ人でなくしたのが理由です。

クルーズの長さでは平均7.2日で、その内訳は2-5日が30%、6-8日が50%、9-17日が18%で18日以上は1%に達しません。米国クルーズは原則7泊と思っていましたが、ショートも結構あることを知り得ました。

世界のクルーズデスティネーションとしてはカリブ海37.3%(-17%)、アラスカ7.6%(0.6%)、ハワイ3.3%(-20.9%)、欧州25.9%(10.7%)、その他25.9%(15.8%)となっています。相変わらずカリブ海は人気のトップではありますが、前年比では大幅に落ち込んでいます。ハワイはNCLアメリカの撤退による減少です。一方欧州とその他は大幅に伸びています。

これから世界のクルーズ業界は今までの拡張路線からの変更を余儀なくさせられることとなるでしょう。今年の統計の速報でも良いから知りたいものです。


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