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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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575.RCIバスツアー事故  
名前:藤原雄一郎    日付:2009/7/5(日) 5:31
RCIバスツアー事故

フリーダム・オブ・ザ・シーズのカリブ海クルーズでセイント・トーマスに停泊中のことです。船主催のツアー「Pirate Duck Adventure」(アヒルの海賊の冒険とでも訳すのでしょうか)で水陸両用のバスとボートを組み合わせたような乗り物で、ゆっくりと方向転換をした時に事故は発生したようです。

49名の参加者のうち、29名が病院に運ばれました。そして9名が負傷しました。負傷者9名のうち8名は船が出港する前に戻ることが出来ました。島に残った負傷者一名と付き添いのご主人は、既に飛行機で帰国したそうです。

RCIでは事故の原因が判明するまで、このツアーは中止することを決定しました。このツアーは結構人気があるそうです。

ここで重要なのは船主催のツアーであったから、RCIは全力をあげて対応しました。船のツアーは高いですが、値段の高さは保険のようなものですね。これが、船と関係の無い、個人手配のツアーならその対応は大変であったことでしょう。

何事によらず個人手配には必ず「自己責任」というリスクがつきまとうことを、心に銘記しなければなりませんね。



576.Re: RCIバスツアー事故
名前:まみこ    日付:2009/7/6(月) 0:18
個人手配は最初から最後まで自己責任ですよね。 
9月のクルーズで地中海をまわりますが、リボルノ以外の寄港地はすべて自分たちで見に行くことを考えています。カンヌからモナコやエズ、チベタベッキアからローマまでは電車で、ナポリからカプリへは水中翼船で……等々です。電車がとまったりしないことを願いますが、どこで何があるかはわからないですよね。
万が一乗り遅れた場合は陸続きなので次の寄港地へ電車でいったりできますが、最後の寄港地のナポリだけは乗り遅れないようとっても気をつけるつもりです。それに乗り遅れると唯一の終日航海を逃し、最終港バルセロナまでいかなくてはなりませんから……。

ダックツアー、安全で手軽そうだからアラスカで申し込もうかと考えていて結局やめたのですが、あんなのでもやっぱり事故が起こったりするんですね。
我が家では来年の春のクルーズの候補に南カリブ海もあがってますが、行ったらきっとあちこちでダックツアーはあるんだろうなと思います。

Pirate Duck Adventureはカリブらしく、「ダックボートで行く海賊の冒険ツアー」といったところでしょうか。ちょっと興味をひかれます。


577.Re: RCIバスツアー事故
名前:藤原雄一郎    日付:2009/7/6(月) 5:14
まみこさん

随分活動的ですね。さすが若人です。羨ましい。
日本からカリブは南米についで、遠い距離ですね。とてもエコノミーでの長時間フライトは耐えることが出来ません。

アメリカは最近失業率も上がっていますが、治安はどうなんでしょうか。


578.Re: RCIバスツアー事故
名前:マーメイド    日付:2009/7/6(月) 14:31
>ここで重要なのは船主催のツアーであったから、RCIは全力をあげて対応しました。船のツアーは高いですが、値段の高さは保険のようなものですね。これが、船と関係の無い、個人手配のツアーならその対応は大変であったことでしょう。

治療費用や帰国移送費などは旅行者本人の傷害保険ではなく、RCIの負担で行われたとの発表なのでしょうか?
もしそうであれば、約款に書かれている以上の誠意ある対応をした事に対してRCIは大いに称賛できます。(実際にRCIはエンジントラブルのような自社に責任のある事故についての対応は十分すぎるほど手厚い会社です。)

勘違いされている方も多いようなのですが、RCIのみならず船会社は船内で申し込みを受け付けるショア・エクスカーション(面倒なので、以後OPツアーで書きます)に対し一切の責任を負いません。
ツアーバスが渋滞で遅れた場合に出航を待っていてくれたり軽微な対応はやってくれますが、治療費や補償金など多額の金銭が絡む場合は一転して非常にシビアです。

今回もRCIは病院への搬送や帰国手続きのサポートなどは一生懸命にやってくれたことと思います。しかし、事故の責任はあくまで現地のOPツアー会社にあり、被害者が補償を請求する先もOPツアー会社です。裁判でそのOPツアー会社を斡旋したRCIの過失責任を証明しない限り、RCIから補償を得ることは難しいと思います。

訴訟社会と言われるアメリカでは弁護士が待ち構えていて簡単に訴訟を起こせるのもしれませんが、もし私達がこのような事故に巻き込まれ日本から訴訟を起こそうとしたら相当難しいでしょうね。GSAも船会社が好意でやってくれるような範囲については交渉してくれますが、いざ裁判沙汰となったら船会社に付くのが当然ですし。

RCIのクルーズ約款の抜粋です。ご参照ください。(RCIオンライン予約サイトより転載)
5.All arrangements made for or by Passenger for air transportation, shore excursions, ground tours, ground transportation, hotels, restaurants and other similar activities or services are made solely for Passenger's convenience and are at Passenger's risk. The providers of such services are independent contractors and are not acting as agents or representatives of Carrier. In no event shall Carrier be liable for any accident or harm to Passenger which occurs off the Vessel or the Transport as a result of any acts, omissions or negligence of any independent contractors.

プリンセスクルーズの書き方がとても分かり易いので、こちらも転載しておきます。(クルーズバケーションHP「主な旅行条件」より)

・他者によって供給されるサービス
 寄港地での全てのツアー、サービス、プログラム(オプショナル・ツアー、クルーズ・プラス、トランスファー・プログラムを含む)は、現地の独立業者が運営しています。プリンセスは、これらの業者のチケット販売代行者にすぎません。プリンセス・クルーズを通してご予約された場合でも、寄港地でのオプショナル・ツアー(ショア・エクスカーション)、ランド・ツアー、ホテル、レストラン、バス、列車、飛行機、その他の全てのトランスファー等、他の独立業者のサービスや設備をご利用中、またはこれらに関連して起きた損害、損失、遅延、怪我、病気、死亡等、いかなる事故にもプリンセス・クルーズは一切責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

船会社のOPツアーに申し込む利点は、申込みが簡単で確実なことと、港から簡単に参加でき、英語が通じて、一定以上の品質が保証され、抜港時の無料キャンセルや多少帰船が遅れても持っていてもらえる事くらいかな、と思います。

肝心な補償に関しては、船会社や旅行会社の責任範囲は想像以上に狭く、万が一の場合はツアーであっても個人手配であっても結局最後は「自己責任」です。たとえ日本からパッケージツアー参加でも「特別補償規定」と「旅程保証の変更補償金」以上の補償を得るのは難しいのが現実であることを知っておかねばなりません。

万が一の場合に備え、十分な額の海外旅行傷害保険を(一家の大黒柱には十分な生命保険も)掛けてから出かけるのが旅行者にとって一番の自己防衛策だと思います。


579.Re: RCIバスツアー事故
名前:藤原雄一郎    日付:2009/7/6(月) 17:39
マーメイドさん

>船会社のOPツアーに申し込む利点は、申込みが簡単で確実なことと、港から簡単に参加でき、英語が通じて、一定以上の品質が保証され、抜港時の無料キャンセルや多少帰船が遅れても持っていてもらえる事くらいかな、と思います。


言葉足らずで申し訳ありませんでした。当然約款をこえることをやってくれるはずもありません。マーメイドさんのおっしゃるとおりです。

個人手配のツアーなら、船はあくまで自己責任と、定刻どおり出港しますが、船のツアーなら都合のつくかぎり調整してくれますし、病院の手配などもしてくれるでしょう。(費用は個人負担ですが)

個人手配の場合でアラスカの「とうちゃん、かあちゃん航空会社」のツアーなんかで問題が発生したら目も当てられませんね。事実何件かそのような大事故が過去に発生しています。

このようなこと説明したつもりですが、冷静に文章を読めば、約款をこえて対応したとも受け止められますね。申し訳ありません。

引用されたRCIの約款では船主催のツアーはないみたいですね。単なる取次ぎのようですね。日本の船の場合は船主催のツアーも全部ではありませんが、存在はします。

それから現在海外旅行社に直接手配することが盛り上がっていますが、これも高くても日本の総代理店経由、日本の旅行社から購入すれば、日本の旅行業・約款に完全ではありませんが縛られます。特にパックツアーは「フライ&クルーズ約款」に基づいていますから我々にとっては若干ですが有利です。

RCIの英文約款と日本の旅行業法・約款と食い違った場合はどうなるのでしょうね。良く調べていませので、違っているのかどうか、何とも言えないのですが、一番大きな違いはキャンセル発生期間です。裁判になった時にどこの国の法律で裁かれるのか?

また不満があれば日本旅行業協会(JATA)に苦情申し出をすれば、それが正当であれば、業者を指導してくれますし、私の嫌いな某旅行社などは事実態度を変えました。でも海外直接発注ではJATAも及びませんね。

値段が高いのもこのような利便性があるわけで、たとえば命の値段も変わってきます。値段を取るか、このような旅行業法・約款をとるかは良く考える必要があると思います。


580.Re: RCIバスツアー事故
名前:マーメイド    日付:2009/7/7(火) 11:54
藤原様、こんにちは。約款などに詳しくない方もサイトを見ていらっしゃるでしょうから、少し補足説明しながらレスさせていただきますね。

>海外旅行社に直接手配することが盛り上がっていますが、これも高くても日本の総代理店経由、日本の旅行社から購入すれば、日本の旅行業・約款に完全ではありませんが縛られます。

個人手配の場合は「手配旅行契約」ですから、我々旅行者はGSAや旅行会社に船会社への“予約の手配”を頼むことになります。
そして、旅行者の委託に基づき手配業務を行えばGSAや旅行会社の責務は履行されたものとみなされます(日本の手配旅行約款の適用はここまで)。

実際のクルーズサービスの提供責任は船会社にあるので、クルーズ中の諸々のトラブルに関しては船会社が定める海外の約款が適用されます。

海外手配の場合に心配なのは、手配業務がきちんと行われているかどうかや倒産リスクであって、船に乗ってしまえば責任の範囲に於いては全く同じです。

>特にパックツアーは「フライ&クルーズ約款」に基づいていますから我々にとっては若干ですが有利です。

パッケージツアー(募集型企画旅行)の場合、旅行会社は日程表通りに手配をし旅程を管理する責任を負います。
ただし、旅行会社は自ら旅行サービスを提供するものではありませんから、旅行中の(旅行会社の故意・過失でない)事故により旅行者が損害を被ったとしても旅行会社に損害賠償責任は生じません。
しかし、事故を発生させた者に損害賠償請求しようにも賠償能力のない場合も多く、救済措置として「特別補償」規定が盛り込まれており、例えば海外で死亡した場合(旅行会社の責任の有無にかかわらず)2,500万円の補償を受ける事が出来ます。

また、船会社のキャンセル規定がそのまま適用される個人手配に比べ、「船会社の取消料率の50%相当率以内を旅行代金に乗じた額」が適用される為、キャンセル規定の面でも有利になっています。

>RCIの英文約款と日本の旅行業法・約款と食い違った場合はどうなるのでしょうね。良く調べていませので、違っているのかどうか、何とも言えないのですが、一番大きな違いはキャンセル発生期間です。

個人手配の場合は船会社の英文約款が優先します。
パッケージツアーの場合は旅行会社の責任範囲に於いては日本の約款が優先されるので、もしキャンセル料率の違いで差損が発生した場合(旅行者が支払うキャンセル料より船会社の規定のキャンセル料の方が高額だった場合)、旅行会社(あるいはGSA)が損を被ります。

>裁判になった時にどこの国の法律で裁かれるのか?

船会社ごとに決められています。例えば、RCIは米国(マイアミ市法廷)、コスタはイタリア(ジェノバ裁判所)、MSCはスイス(ジュネーブ裁判所)です。

>また不満があれば日本旅行業協会(JATA)に苦情申し出をすれば、それが正当であれば、業者を指導してくれますし、私の嫌いな某旅行社などは事実態度を変えました。

旅行会社の責任の範囲外であっても、お客様にはどうしてもご理解いただけないこともありますし、クレーム対応の不手際で感情が縺れてしまう場合もあります。
調停や裁判になると面倒なので、「お見舞い金」や「お詫び金」のような名目で誠意を示す場合もありますね。

>でも海外直接発注ではJATAも及びませんね。

もちろんです。米国にはCLIAがありますが、提訴するなんて面倒なまねは考えたこともありません。下手な旅行会社に係わって騙されたらそこまでです。
とりあえず私は泣き寝入り出来ないような高額クルーズは、余程の事がない限り、日本で信用のおける旅行社かGSAに予約することにしていますし、数万円程度の差額なら海外予約はしないです。

いずれにせよ、日本での個人手配でもパッケージツアー参加でも、海外手配でも最後は自己責任であることを忘れてはなりません。大きな事故に巻き込まれたら特別補償規定なんて全然足りません。
しばしば海外旅行中の事故をめぐり裁判になりますが、旅行会社の対応なんてあんなものと肝に銘じて、自分の命の値段は自分で担保するのが賢明です。
ツアーだからと安心だと十分な保険も掛けずに海外に行く事こそ一番リスクが高い行動だと思います。


581.Re: RCIバスツアー事故
名前:藤原雄一郎    日付:2009/7/7(火) 14:15
マーメイドさん

誠に申し訳ありません。本来私が業法や約款を取り出して、このように説明しなければならないのですが、65歳の時に一般旅行業主任の試験に合格して、資料は全て捨ててしまい。しかも業法や約款はその後かわっているので、フォローしていませんでした。

マーメイドさんは業法や約款に相当お詳しいですね。驚きました。

とにかく旅行には危険が一杯ですから、保険が必須であることは我々も肝に銘じなければならないと思います。

重ねて御礼申し上げます。


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