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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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544.新型インフルエンザ 日本船に望むこと  
名前:藤原雄一郎    日付:2009/5/22(金) 10:8
新型インフルエンザ 日本船に望むこと

新型インフルエンザも遅まきながらやっと政府が現実的な対応指針を出してくれました。これで収まる方向に行けばいいのですが。

私は有名な温泉街の近くに住んでいますので、風評被害の凄まじさの情報は即、耳に入りました。そして最近テレビでも取り上げていますね。まさに大震災以来の衝撃だそうです。この風評被害が日本のクルーズ船に波及しないように祈っています。

日本の三社については「新型インフルエンザ」にかかわるキャンセル条件の緩和を即時お願いしたいですね。慢性疾患をかかえている人や、熱のある人(自己申告の簡単な手続き)の間際でのキャンセル料金は免責にするなど。そうしないと「キャンセル料金が発生する前に」と、近くの温泉街のようなキャンセルの嵐にまきこまれないか心配です。

「まさかの時にキャンセル料金は発生しない」という安心感があれば、現時点でのキャンセルを思いとどまると考えるのですが。そして日本船が帰ってくる頃にはこの騒ぎも収まっていると思います。

それから外国船のように「新型インフルエンザの対応」を早く発表して欲しいです。参考までにクルーズバケーションのHPにある、キュナードとプリンセスの対応を引用します。

キュナード・ライン 新型インフルエンザの対応発表

2009年4月28日付で、キュナード・ラインの広報より以下の発表がありました。

キュナード・ラインは乗客と乗員の健康を最優先とし、新型インフルエンザおよび状況を慎重に見きわめております。
キュナードの船内の病院スタッフは、新型インフルエンザを含む感染症の拡大を避ける為の準備を常に整えております。これらの病に感染する確率は極めて低いと言われておりますが、キュナードでは万全の注意を払い、CDC(アメリカ、疾病対策センター)およびHPA(英国、健康保護局)、FCO(英国、外務連邦省)の指示に従い行動致します。

船内では下記のような対策を取っております。
● 乗客および乗員の乗船時の検査を強化致します。
● CDCのガイドラインを遵守し、新型インフルエンザの疑いのある乗客/乗員およびその処置について報告致します。
● 新型インフルエンザの疑いのある乗客/乗員は隔離して治療致します。新型インフルエンザの治療に有効とされる抗ウィルス薬は、現在キュナードの両船に搭載されております。
● あらゆる感染症の拡大を防ぐ為、常に船内では厳しい清掃・消毒体制をとっております。キュナードは全船、インフルエンザ・ウィルスの殺菌効果の高さが実証されている殺菌剤を使用し、常に消毒しております。
● 手洗い、うがいを頻繁にする等、感染を防ぐ為の予防策を行っていただけるよう乗客および乗員に積極的にご案内致します。
● 風邪等の症状がある場合は直ちに船内の病院に知らせるよう、乗客および乗員に積極的にご案内致します。

キュナード・ラインは引き続き状況を慎重に見きわめ、乗客と乗員の健康を守る為、あらゆる手段を尽くします。



545.Re: 新型インフルエンザ 日本船に望むこと
名前:藤原雄一郎    日付:2009/5/22(金) 10:9
プリンセス・クルーズ 新型インフルエンザへの対応発表

2009年4月27日付で、プリンセス・クルーズ社の広報より以下の発表がありました。

プリンセス・クルーズ社は乗客と乗員の健康を最優先とし、新型インフルエンザおよび状況を慎重に見きわめております。
プリンセスの船内の病院スタッフは、新型インフルエンザを含む感染症の拡大を避ける為の準備を常に整えております。これらの病に感染する確率は極めて低いと言われておりますが、プリンセスでは万全の注意を払い、CDC(アメリカ、疾病対策センター)の指示に従い行動致します。

来月メキシコに寄港が予定されているプリンセスの客船は6隻。2009年4月27日現在、CDCからのメキシコ渡航に関する注意勧告は出されていない為、この6隻はスケジュール通り運航するとの決定がされております。ただし、船内では下記のような対策を取っております。

● 乗客および乗員の乗船時の検査を強化致します。
● CDCのガイドラインを遵守し、新型インフルエンザの疑いのある乗客/乗員およびその処置について報告致します。
● 新型インフルエンザの疑いのある乗客/乗員は隔離して治療致します。新型インフルエンザの治療に有効とされる抗ウィルス薬は、現在プリンセス全船に搭載されております。
● あらゆる感染症の拡大を防ぐ為、常に船内では厳しい清掃・消毒体制をとっております。プリンセスは全船、インフルエンザ・ウィルスの殺菌効果の高さが実証されている殺菌剤を使用し、常に消毒しております。
● メキシコに寄港する際は、感染のリスクを最小限にする予防法の情報を、乗客および乗員に提供致します。
● 手洗い、うがいを頻繁にする等、感染を防ぐ為の予防策を行っていただけるよう乗客および乗員に積極的にご案内致します。
● 風邪等の症状がある場合は直ちに船内の病院に知らせるよう、乗客および乗員に積極的にご案内致します。

プリンセス・クルーズ社は引き続き状況を慎重に見きわめ、乗客と乗員の健康を守る為、あらゆる手段を尽くします。


546.Re: 新型インフルエンザ 日本船に望むこと
名前:hortensia    日付:2009/5/24(日) 4:21

おはようございます。

いつものごとくマスコミや大臣の過剰な報道、パフォーマンスには辟易しましたが、
彼らの存在は、踊らされやすい日本人の国民性のせいでもあると思います。
マスコミは売れるから大袈裟に報道するわけですし、政治家を選ぶのも国民です。
現に、先日目にした「総理に一番ふさわしい人」という世論調査結果は枡添氏が麻生氏を抜いてトップでした。
我々は、物事の本質を見抜く眼を持たなければならないと痛感しています。

政府の現実的な対応も遅すぎたと思います。
キャンセル増大という被害を受けている業界は、本当にお気の毒です。
私の勤務先では、感染国と関西に旅行した者は、
帰ってから一週間出勤停止ということになりました。
アメリカ、メキシコなど、死者も出ていて、今まで帰国者から感染者が出ている国のみというのならともかく、
来月私が旅行する国々は死者はおろか、1人〜10数人の感染者しか居ず、300人を超す日本から見れば微々たるものです。

海外では日本ほど大騒ぎはしていないので、カウントもあまりきちんとしていないかもしれませんが、
それにしても、日本国内でこれだけ感染が広がった今、何の合理性もない措置にあきれてしまいます。
けれど、学校にとっては、今回のように弱毒性でほとんど重症化しないインフルエンザでは、生徒に感染することより、マスコミにマイクを突きつけられ、吊るし上げられることの方が恐ろしいということで、仕方がないのかもしれません。


547.Re: 新型インフルエンザ 日本船に望むこと
名前:藤原雄一郎    日付:2009/5/24(日) 7:5
hortensiaさん

今回の大騒ぎは舛添大臣のスタンドプレーとマスコミの過剰反応ではありますが、ご指摘のように日本人の国民性が大いに寄与していると思います。

アメリカの中国系のひとたちは「新型インフル」を「アジア侵略」とおきかえれば立派に説明がつくと、日本が再びアジアを侵略することを恐れています。

戦前の軍部が舛添大臣、戦争を賛美し煽った朝日新聞が今回のマスコミと置き換えれば、なるほどと思います。

アメリカのように「テレビは自分の主張を放送している」「テレビに騙されるな」など小学校から教育しているそうです。日本人はテレビ報道を真実と思う。この国民性から追放しないとダメですね。


548.Re: 新型インフルエンザ 日本船に望むこと
名前:hiroshi    日付:2009/5/26(火) 10:36
藤原さん、

ご無沙汰しておりました。昨日、帰って来ました。出発前にはご丁寧にわが、つたないブログをお訪ねいただき、ありがとうございました。

以下、帰国ご挨拶を兼ねた、アメリカ船のインフルエンザ対応の現況を少々、書き込みさせていただきます。

本来ならば、こちら、理論編で書き込むべき内容ではありませんので申し訳ない次第ですが、気軽編でわざわざトピを立てるのも気恥ずかしく、ちょうど、今大騒ぎとなっている元凶の国々や地域からほど近いクルーズを終えて帰国したばかりなもので、こちらでお書きになっているテーマといくらか重なるのでは、と勝手に無理矢理こじつけ解釈しまして、こちらに書き込みさせていただきました。

以下、シーズン・インしたアラスカ・クルーズへこれから向かわれるクルーズ愛好家の皆さんの参考にいくばくかでもなれば、との思いも加えて、簡単な現況報告です。

乗船したのは、セレブリティの「インフィニティ」です。サンフランシスコからアラスカ、そしてバンクーバーまでの11泊乗船でした。インフィニティは以降、今秋まで、バンクーバー発着でアラスカ7泊クルーズを続ける日程です。

まず、同船の船内対策について。
お書きになっているキュナード 同様、エクスカーション上陸を含めて、帰線、乗船時の検査は、これまで経験したどの場合よりも強化されていました。
 消毒の徹底(例のダイニングやブッフェに備えられていたりスタッフが差し出す消毒液かけ)。これはギャングウェーやテンダーボートを降りた直後に選任スタッフが複数配置され、消毒液手洗いを終えない乗客は乗船させない強い姿勢で臨んでいました。

偶然知る機会を得たのですが、発熱した乗客の管理も徹底していました。ダイニング・テーブルが隣り合わせであったことから知り合ったロンドン郊外、カンタベリー在住の同年代のご夫妻のご主人の方が、乗船中、ジャグジーで風邪をひかれました。微熱を発せられてメディカルセンターで治療をお受けになったその直後、即、隔離、センター隣接の病室に隔離となり、24時間後まで奥様とも面会許されず状態。キャビンも立ち入り禁止となり、奥様には別室があてがわれていました。検査の結果単なる風邪であることがわかったワケですが、その間、お二人とも公室部分は一切出入り禁止となって「着替えもなく大変困った」と、お二人はその後、笑い話にして語っていらっしゃいました。

消毒液の噴射機設置場所は、以前に乗った同じセレブリティの船に比べて大変な多さで、セレブリティー船の名物カフェ「コヴァ」やバーなど飲食関係施設はもとより、ショッピングアーケードやアートギャラリーまでも、出入りする度に利用できるように配置されていました。こちらの方は義務化されていないため、ほとんどの乗客は無視状態でしたが。

船内のトイレも、手洗いを呼びかける表示板が飾り花を添えて必ず置かれ、個人的にはうるさいと思えるほど神経を使っていました。

24時間寸断なく食事や飲物を入手できるリドデッキ界隈も、各コーナーが順番で深夜にクローズド。交代で24時間に1度は徹底した清掃を行っていました。スタッフの一人に聞くと、従来ならば48時間〜72時間に行われていた体制だとのことでした。

(以下、文字制限のため別稿で)。
http://ya170519su.at.webry.info/


550.Re: 新型インフルエンザ 日本船に望むこと
名前:hiroshi    日付:2009/5/26(火) 10:40
(上より続く)

しかしこれらはいずれも、乗客には気づかれないように、細かく配慮されながら行われていました。せっかくのクルーズ気分に水を差さない配慮なのでしょう。さりげなく目立たず、密やかに行われていました。

ちなみに、上陸観光したアラスカのどの地でも、日本のようなマスク姿は皆無です。こちらは、クルーズの事前、事後の滞在時を含めて一日一枚プラス予備用に一人20枚ほど持参したのですが、結局一枚も利用しませんでした。

クルーズ船では、日本のツアー計2組、約60人ほど乗船してらっしゃいましたが、その日本人の団体の皆さんの大半の方は、乗船時にマスクを当てて船内に入ってらっしゃいましたが、こちらが見ても異様に思えました。普段マスクの習慣のない米国の方々には、より一層、異様に見えたのではないでしょうか。結局その団体の方々も、乗船2日目以降は皆さん、マスクを外していらっしゃいました。

マスコミでは、アメリカでもカナダでも、インフルエンザのニュースはほとんど流していません。食事で同席したアメリカ人やヨーロッパの方々も、大概の方は無関心でした。JAL便で帰国して、成田に到着したとたん、医療チームが機内に乗り込んできたり入管の前に検疫のラインが新設置されていたりと、アメリカやカナダへの入国風景とはがらり異なる対応で、同乗の外国の方々は驚いた表情だったのが印象的でした。

以上、気軽編にふさわしい内容ですが、ご挨拶を兼ねて、ひとまずご報告です。
http://ya170519su.at.webry.info/


551.Re: 新型インフルエンザ 日本船に望むこと
名前:藤原雄一郎    日付:2009/5/26(火) 14:49
hiroshiさん

お帰りなさい。そして誠に貴重なレポートをありがとうございました。
今回の大騒ぎが終了しても、秋口、来年と第二波、第三波が押し寄せると思います。

私も10月にヨーロッパを計画していますので、本当に貴重な情報でした。基本的にはノロと同じ対応ですが、患者ならびに同室者の隔離は全く違いますね。これはとても貴重な情報でした。

お留守の間、我が母校神戸高校で発見された新型インフルは神戸、大阪を汚染地域と化し、風評被害は大変なものでした。日本人の過剰反応と、政府の対応の、柔軟性のなさに、国民の気質が加わって、日本独自の大騒ぎになりました。

でも良い勉強にはなりました。お疲れをとって、楽しい話を聞かせてください。


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