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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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400.びいなす 日向・備讃クルーズ  
名前:藤原雄一郎    日付:2008/11/30(日) 11:14
びいなす 日向・備讃クルーズ

びいなすの日向・備讃クルーズに自称「親孝行クルーズ」として参加しました。写真集が出来ましたので見てください。
http://inox-tabi.com/cruise/venus/hb2008/h01/index.htm

私事(わたくしごと)で恐縮ですが、今年92歳になる母は私たち兄弟が連れてゆくクルーズが何よりの「命の洗濯」です。ところが体力の衰弱が激しく、いつもはクルーズが近くなるとウキウキするのですが、今回は何となく憂鬱そうです。とても心配しましたが当日港に到着し、びいなすの皆さんの手厚い歓迎で、車椅子でキャビンに乗り込むと、顔色が一変しました。

さあセイルアウエイだから外へ出ようと言っても「イイヤ私はここがええ」とキャビンを離れません。後で気が付いたのですが、一番問題のトイレが問題なくクリヤできたことで、すっかりと精神的な負担がとれて、まず「キャビンでのクルーズライフ」を味わっていたのでした。何事にも反応が遅くなっていますので、まずキャビンで「クルーズに参加したのだ」という実感に浸って、それから実に・実にゆっくりと、本格的に楽しもうとの考えだったようです。

母は頑固で「車椅子に頼るとそれが最後になる」と頑として車椅子(乗船・下船はびいなすさんに車椅子のお世話になります)を利用しないで、「私のベンツ」と称する歩行補助車での移動を主張して譲りません。5階のキャビンからダイニングまで30分かけて歩くのです。

途中オープンバーでウエイトレスの顔なじみのお嬢さんが母の肩に手をおいて「ママ ようこそ。 お元気でしたか」と話しかけてくれます。それから何回と無くオープン・バーの前を通りますが、そのたびごとに「ママ こんにちわ」「ママ ごきげんは」と聞いてくれます。そうすると母は大声で「サンキュー・ベリ・マッチ」と手を上げます。「ユー・アー・カインド」と叫びます。また二日目ともなると、多くの乗客が母に実に優しく声をかけてくれます。

そして圧巻はダイニングでの食事です。母は美味しいご馳走に大満足ですが、それにもまして素晴らしいダイニングのクルーが声をかけてくれます。母は「サンキュー」「デリシャス」に加えて「ユー・アー・ハンサム」さらには「アイ・ラブ・ユー」まで連発するものですから、タダでさえ明るいフィリピン・クルーととても楽しい掛け合いになります。相手が日本人スタッフであっても、それに気が付かず「サンキュー・ベリ・マッチ」の連呼にはいささか閉口しました。でも日本人スタッフは笑顔でやさしく対応してくれました。

フレンドリイ・びいなすの面目躍如です。びいなすにとってはとても邪魔な私たち三人組をこれほどまでに暖かくもてなしていただいて、言葉では言い表せないほどの感謝で満ち溢れました。

でも残念なことに、日々衰えて行く母にとって、次回はもう無理ではないかと思います。びいなすでの素晴らしい思い出を恐らくいつまでも大切に持ってくれることと思います。びいなすさんには心から感謝していますが、その気持ちを的確に伝えることが出来ずに残念です。口コミで伝わって欲しいなと思います。



401.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前:ぽんぽこりん    日付:2008/12/1(月) 17:57
藤原さん 皆さんこんばんは

藤原さんの「ぱしふぃっくびいなす」への感謝のお気持ちは十分に伝わるものと私も信じたいと思います。

私が「ぱしふぃっくびいなす」に初めて乗船したのは、昨年夏のせとうち感動クルーズでした。
その時にお会いした藤原様のお母様のことは、今でも我が家の話題になります。

そしてもう一つ、「ぱしふぃっくびいなす」のダイニング・クルーの細やかな動きにもとても感動したことも忘れられません。

私は日本船よりも先に海外船でのクルーズを経験し、クルーズの良さに気が付きました。
そうして期待を秘めて日本最大の客船飛鳥Uに乗船し、見事にその期待に背かれた苦い経験を持っております。

この掲示板には飛鳥Uのファンの方が数多くいらっしゃいますので、ここでその船を批判することは多くの方からお叱を受けてしまうかもしれませんが、敢えて書かせていただきます。
様々な面で「なぜこの船があんなに評判が良いの?」と大きな疑問を抱いたのは事実でした。

その思いが拭えないまま乗船した「ぱしふぃっくびいなす」でのクルーの動き、特にダイニング・クルーの動きには目を見張るものがありました。
「ホスピタリティー精神とは?」という、接客する上での基本を見せていただいたような思いでとても清々しい気持ちになりました。

接客というのは乗客の目に見える場所だけではありません。
私はあの航海中も船内あちこちを見て歩きましたが、普通は乗客が気にしないような部分までもきちんと整備されている船という印象を持ちました。

船体の小ささゆえに設備の面では確かに見劣りはします。
しかし、乗客を楽しませることに力を抜かないクルーと、乗員乗客を
安全に運ぶという輸送において絶対に欠くことが許されない安全面にも
しっかりと配慮されている「ぱしふぃっくびいなす」は、バランスが取れた良い船だと思っています。

ちなみに、私の意見は、あくまで私が乗船した時の飛鳥Uの船の状態を基本に他船と比較して書いておりますので、現状を示しているものではありませんので、ご理解をお願いいたします。
http://diary.jp.aol.com/ecz67s6hty/


402.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前:藤原雄一郎    日付:2008/12/1(月) 20:9
ぽんぽこりんさん

びいなすは創世記に苦労された人がまだ残っているということです。丁度これから入れ替わりになるのでしょうか。

最初にお客の心をつかむその苦労は並大抵のものではなかったかと思います。

飛鳥はあまり乗船していませんので何とも言えません。二週間もしましたら、非常に短いワンナイトに乗船します。昨年はとてもガッカリしましたが、今年は喜ばせて貰いたいものです。


403.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前:murmur1    日付:2008/12/7(日) 9:3
藤原さん、お母様がクルーズを楽しんで下さって本当に良かったですね。
お母様は92歳でらっしゃられると、確かに外に出られるのが
億劫になられると思いますが、
このクルーズでまた、生きる事へのとても良い刺激になられたのではないでしょうか。
80歳を超えた方がご入院になられる時に、私達はとても気をつける様にしている事が有ります。なるたけ短期間の入院にする事。刺激の無い入院生活を長くすると、それまで保っていた生活の恒常性が急にバランスが崩れ、寝たきりになって退院出来なくなってしまう事が良く有ります。ピンピンして入院された方が、です。
だから、お母様が定期的にクルーズに出掛けられて藤原さんご兄弟と楽しい時間を持つのは
何よりの長生きの秘訣だと思います。楽しい目標が少しずつ目の前に有ると、それだけで生きる意欲に繋がるのは間違い有りません。
それをサポートをされている藤原さんのご苦労は大変な部分がお有りになられると思います。
藤原さんもお体には気を付けられて下さいね。
びいなすのおもてなしの心、素晴らしいですね。健康な方が楽しく旅行出来るのはあたり前。体がご不自由だったり、人の手を借りなくては行けない方がどれだけ楽しく快適に旅行出来るか、滞在出来るかが、その船やホテルのホスピタリティの真骨頂ではないでしょうか。びいなすの心のおもてなし。きっとその場に居合わせた方は、自分が受けたおもてなしの様に幸せな気持ちになったと思います。きっと、皆さん周りの方にお話ししている事と思います。
これからも、お母様に取ってはちょっと大義でも、でもどうぞクルーズに連れ出して頂ければと思います。人間って、外からの刺激や、まだまだ楽しい事が沢山あるんだ!と、思う気持ちが長生きの秘訣なのですよね。こえは医学の理屈ではない物です。
生意気な事を申し上げて住みません。
藤原さんのお母様に健康でもっともっと長生きをして頂けたらと思って書き込んでしまいました。藤原さんもお体を大切にされて下さいね。

http://blog.livedoor.jp/murmur1/


404.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前:藤原雄一郎    日付:2008/12/7(日) 10:7
murmur1先生

素晴らしいお言葉をありがとうございます。
母の場合は通常の旅行はとても無理です。でもクルーズの場合はそれが可能になるのですね。
年寄りにとっては日常と違った刺激が何よりだと思っています。母も3年にわたり10回以上クルーズを楽しみ、元気を貰いましたが、どうやら今回が最後のようです。気力が追いつかないようです。

クルーズの素晴らしいのは、クルーのサービスの良さに加えて、乗客の皆様の優しさです。本当に涙が出るくらい、皆さんが優しくしてくれます。皆様の暖かい心に支えられて、母にはこの上ない素晴らしいプレゼントになりました。


405.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前: mayumi    日付:2008/12/12(金) 18:53
藤原さん  まさか理論編にお邪魔するとは・・・恐れ多いのですが。

先日来、気楽編「動かないワンナイト」に参加させて頂き、何気なくコチラを覗くと・・お母様とのパシフィック乗船記が飛び込みまして!
私にはレアな記事ですので、勇気を持って書き込みしてます。

25・26日は仕事があり勿体無いと思いましたが、その辺りも正直に話しまして、9割方申し込むつもりでした。
担当者が親切な方で、20・21日の動くワンナイトクルーズの案内をしてくれました。
通常のパシフィックのクルーズで、
クルーズを体験するにはもってこいです。
出航・帰港時間は変わりませんが土・日ですから時間も気にせず・・が良いです。
担当者でその旅行社の印象かなり左右されます。初々しい方で本当に一生懸命に対応してくれて即決しました。
シンフォニーとかには妹も乗っていますが、クルーズは初挑戦!!
船酔いせずクルーズ大好きになってくれればと願っています。

私にも藤原様よりチョッピリ若い両親が健在です。
アチラこちら弱ったところはありますが・・

夫と初クルーズに出掛けた時の母の言葉です。
外国に行って、船にワザワザ、何で乗るの!でした。

我が家の場合、夫が船好きでクルーズに。そして私はクルーズ好きになりました。

日本人の多くは海外はツアーで、陸旅での感覚の人が多いのではないのでしょうか↓

こんな両親をクルーズに連れ出すのは、無理ですが、
妹も「船良かったー」となれば、両親もクルーズの見方変わると思います。草の根です(笑ってください)

お母様もクルーズは最近からでしょうか?
私の両親も乗船させる機会あり!ですね。
藤原様のフレンドリービーナスを初体験してきます♪


406.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前:藤原雄一郎    日付:2008/12/13(土) 11:47
mayumi さん

書き込みありがとうございます。飛鳥クリスマスに行っており返事が遅れてすみません。

母のクルーズきっかけは下のURLを見てください。母をはじめてクルーズに連れ出したのは2004年でしょうか。それ以来10回乗船させました。

でも今回でどうやら終わりのようです。もう気力が追いつかないみたいです。mayumi さんのところのように元気なうちはクルーズでなくても旅行を楽しまれれば良いと思います。

母の場合は旅行が不可能になり、クルーズだけが唯一可能だったのです。おかげでクルーズからずいぶん元気を貰いました。とてもクルーズに対して感謝しています。このような利用方法をもっと勧めたいものです。

http://inox-tabi.com/cruise/kiji/toshiko.html


410.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前: mayumi    日付:2008/12/14(日) 11:43
藤原様

>母のクルーズきっかけは下のURL・・・を見拝見しました。
私のために有り難うございます。

まずパソコンをやろうと・・お母様はとても前向きな方ですね。
それをサポートしてマスターさせられた家族がとっても良いです♪
コレカラはパソコンの時代(すでに)ですから、高齢の方の参加のサポートが必要になりますね。
随分前ですが、過疎化が進む地域で、自治体が各家庭にパソコンを設置して使い方を指導して・・そう言うニュースを見たのを思い出しました。
パソコンでボケ防止。安否確認そして自分の世界に篭りがちな一人暮らしの高齢の方には、特に良いアイテムですね。

予備軍である私もパソコンくらい使わねばですが・・こんなに活用する様になったのも(まだまだ初心者です)たえこさんのお陰なのです。

そしてクルーズですが、コチラも根気にお誘いになりましたね。
歳を取るとナカナカ頑固になります。

私も両親が元気で生活する活性剤として、旅は、とても良いーと考えています・・
これまでも体調が悪いーと呼び出しが掛かると夫が車を実家に走らせてくれてます。
私の両親ですから現役で働く夫には頼らず連れていかねばと考えるようになっております。
ちなみに私は二人姉妹の長女です。姉妹で実家から離れて暮らす結果となってます。(妹とはお陰さまで近距離です)
私ごとが長くなりすみません。

今回二人で両親を沖縄に連れ出そうと思い誘っていますが、ナカナカ首を縦に振りません。特に父が!

藤原様のクルーズ記を読みトイレ・・なるほど。
私には言いませんが、日常が不安なのですね。
その辺も踏まえて根気よく誘い続けてみます。
父が歩くのがナカナカですが自分の力で歩きますので、沖縄でノーんびり親子水入らずと考えていましたが、
クルーズの「効」を読みまして、クルーズも視野に根気に誘います。

だってとしこさんのあの笑顔を見れば♪♪・・・です。
人とは字のごとく支えあうのですね。周りの方と接してあれだけの笑顔だったのでは・・と思いいました!
としこさんは良い家族に囲まれ、そしてそれをチャンと分かってられる。
マタマタ私事ですが私は以前茨木に住んでおました。震災まで!

クルーズが広まると良いですね。


411.Re: びいなす 日向・備讃クルーズ
名前:藤原雄一郎    日付:2008/12/14(日) 13:36
mayumiさん

なかなかの親孝行さんではありませんか!日本のクルーズに乗船すると、車いすの親孝行クルーズさんには良く出会います。でも表情のないかたが多いですね。

それはそれでも良い効果があるとは思うのですが、そうなる一歩手前にクルーズの楽しさを覚えればもっと違ったでしょうね。

老人介護の専門家によれば、なるべく外に連れ出すことだそうです。mayumiさんのご両親はまだそのような年ではありませんから、まずは食事など、気軽に外に連れ出す作戦から始められてはいかがでしょうか。

mayumiさんのそのお優しい気持ちはこっと通ずると思いますよ。


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