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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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382.NCL新造船契約キャンセル  
名前:藤原雄一郎    日付:2008/9/24(水) 19:51
NCL新造船契約キャンセル

雑誌クルーズウエブ版には次のような記述があります。

アーカー・ヤーズは22日、ノルウェージャンクルーズライン(NCL)向けメガシップ2隻の建造契約をキャンセルしたことを発表した。両社は建造コストがかさんだため契約の見直し交渉を行っていたが行き詰まっていた。

発表によると、アーカーは06年にNCLから15万トン型客船2隻を14億7000万ユーロで受注。NCLは初のメガシップ建造計画を「F3プロジェクト」として推進していた。アーカー・ヤーズ・フランスのサンナザレ工場で建造しており、両船とも2010年引渡し予定だった。第1船は25%建造されているという。

NCLのこのプロジェクトは相当豪華な、革新的な内容であったようです。建造費も一隻あたりドル換算では11億ドルになります。世界最大のリバティ・オブ・ザ・シーズは約6億ドル、QM2が8億ドルですから、その力の入れようがわかります。カジュアル船専門のNCLが随分思い切った決断をしたものです。大変失礼な言い方ですが、NCLにとってこのF3プロジェクトは荷が重すぎたのではないでしょうか。

ハワイに三隻も同時投入したNCLだけにその攻撃的な姿勢には驚かされるものがあります。でも経営主体が変わったこともあり、ハワイ航路は一隻になってしまいました。このような経営姿勢の変化にも関係があるのでしょうか。



このような問題とは別に、これだけの新しい試みですから、造船所とNCLの間には色々とトラブルがあったようです。仕様変更などをめぐって、契約上のトラブルが発生したとも聞いています。第1船が25%も進行中の契約破棄ですから、造船所と発注主の間に超えがたい解釈上の問題が横たわっていたのでしょう。



造船所は早くも他のクルーズ会社に売り込みをかけているようですが、前途は多難のようです。これまで順風満帆であったクルーズ業界に暗雲が立ち込めるのでしょうか。金融壊滅で景気の大幅後退が予想されるアメリカで、これからのクルーズ業界の動向を注意深く見てゆきたいと思います。


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