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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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299.バーゴ乗船記  
名前:藤原雄一郎    日付:2008/6/22(日) 8:44
新しくシンガポールから香港に配置換えとなったスーパスター・バーゴに乗船してきました。

この値段で、この内容の船が日本発着で欲しい!と痛切に感じました。

下船してホテルまでご一緒したご婦人は「飛鳥2に乗船経験があるけれど、この値段と内容にはとても満足。ワンナイト二人分で5日間、航空券からホテルまで含めてすべてを楽しめるものね」といっていました。まさに同感です。

ただこの船を楽しむには少しばかり「コツ」が必要です。次の点さえ心得れば、とても満足度は高いと思います。

●乗船してから夕食まで、お金を出さねばコーヒ一杯も飲めません。結局有料でサンドイッチと飲み物を購入し、夕食まで待ちました。

●いつでもコーヒ、紅茶程度は飲めるはずのクルーズが早朝の1時間半、午前1時間、午後1時間を除くとコーヒー、紅茶が無料では飲めません。

●ダイニングで食事してブッフェでコーヒと果物など・・・これが駄目!!

洋食レストランと、中華レストランにブッフェの3つが無料ですが、入り口でカードによるチェックを受け、「ダイニングのはしご」は別途料金となるのです。

以上の不満を回避するためには是非バルコニーを推薦します。一室あたり1500HKドル(2万2千円)分の飲食が無料になるクーポンがついているのと、何事も航空機のビジネスクラスのように優先扱いになりますので、満足度は極めて高いです。またクーポンは有料レストランにも使えますから至極快適です。(24時間営業の有料レストランもあります)

しかも海側キャビンとバルコニーとの値段差はクーポンの額を考慮にいれるとそれほど大きな金額差になりませんので、良いのではないでしょうか?

以上はお金で解決できますが・・・

●食事の配膳が遅かったり、注文が通っていないことがある。(サービス品質にバラツキ)

●トイレのフラッシュが悪いことに遭遇することもある。

など「アラ探し」をすればきりがありません。タイタニックではないのですからあまり細かいことにこだわらないことです。

以上を心得れば満足度はかなり高いといえます。

さて良い点ですが

●乗船、下船がラプソディと比較して信じられないほどスムースです。(ラプソディは乗船に3時間もかかりました)下船など4時入港で4時半には下船完了しました。香港を本拠地とするため、通関の体制が完璧に整備されているのも理由のひとつでしょう。

●あとで述べますがショウの内容が、何ともいえない工夫があり、「こんなの今まで見たこと無い!!」と思うくらいでした。写真やビデオが禁止なのが全く良く理解できます。

●イベントが豊富で楽しいです。船側の一生懸命さが伝わってきます。

●日本語対応が実にこなれています。早朝フロントに係員がたった一人しかいなくても、日本語でキチンと対応してくれます。日本語新聞も日本語版が配布されます。(ラプソディでは「これは日本語?無いよりはマシか?」と首をかしげる日本語対応でした。)

●設備はもともと立派ですが、綺麗にメンテされています。公共のトイレの掃除も行き届いていて気持ちが良い。

●レストランやティータイムは時間より早めにオープンしてくれますので、入り口での行列がありません。

●中国人対応がコスタ、ラプソディに比較すると数段優れていて、他民族が楽しく共存できるしくみが行き届いています。

以上の他にも良い点も悪い点も色々ありますが、邦船三船が世界でも特異な進化をとげてように、バーゴはアジア人のためのクルーズとして長年の経験が生きていると思います。



300.Re: バーゴ乗船記 その2
名前:藤原雄一郎    日付:2008/6/22(日) 8:45
ショウに驚く

三晩連続の「歌と踊り」のプロダクション・ショウという豪華版でした。「歌と踊り」すなわち、ダンサーとシンガーは別段目を見張るほどのものではありません。でもマジックや中国雑技団(アクロバットチーム)?に新体操、シンクロチームに、体操の選手や、重量挙げと思しき男性の人間ショウなど実に多彩です。パンフレットには、現役時代にはいずれも世界有数の選手であったと記されています。

このようなスポーツ選手たちもシームレスにダンサーやシンガーと渾然一体になって、ショウを構成しているものですから、区別がつきません。ただ中国雑技団は中国人だから判別はできますが、かれらも歌と踊りのチームと見分けがつかない衣装なのです。

それぞれの実力者が彼らの持つ世界一流の得意技をたくみにショウとして進化させていますので、「それほどでもない」シンガーやダンサーと区別がつきません。ですからショウに見違えるほど深みがあり、また幅が広くなり、見るものを唸らせます。スポーツをショウ化したものにはアイスダンスがありますが、これはあくまでフィギャー・スケートだと観客にわかります。でもバーゴのショウはもっともっとショーの中に溶け込んでいるのです。このようなショウを見たことがありません。

圧巻はこれらスポーツ選手たちが全員登場した最終日です。総勢30人もの演技者が勢ぞろいで、広い舞台が出演者で埋め尽くされ、凄い物量に圧倒されました。素晴らしい演出家がいるのだなあと感心しました。 でもこのショウもいつまでも同じ事をするわけではないので、どのように変化してゆくのでしょうか?

中国の風俗・習慣を嫌う人のための配慮も十分です。

●何かと物議をかもす「フォーマル・ナイト」がありません。カジュアルで通していますが、皆さんそれなりにお洒落を楽しんでガラ・ナイトはとても楽しいです。でも襟付きの上着など最低限のマナーはキチンと守らせているようです。

●ショウは写真撮影禁止ですが、コスタは中国人のやりたい放題でした。ところがバーゴは一人でも違反者がいると、係員がすっとんできて注意します。

●ショウは相変わらず出たり入ったりが多い中国人ですが、途中の出入りは劇場後方からしか許しません。うまくコントロールされています。

●それでも中国の風俗・習慣が嫌いだという人は、洋食レストランへ行けばいいのです。洋食レストランででも中国料理を楽しむことができますが、座席はわけています。また中国風が好きだという人は中国レストランへ行けば、大いにその雰囲気を楽しむことができます。

そんなわけでコスタやラプソディとは異なり、中国の風俗・習慣の嫌いな人はそれなりに、好きな人もそれなりに、違和感なく楽しめるシステムには大いに感心しました。 アジアでのクルーズは風俗習慣の異なる多民族の集合体です。そのような乗客が違和感なく楽しめるようにする、経験の蓄積に、欧米のクルーズ会社は学ぶべき点が数多くあると思います。


301.Re: バーゴ乗船記
名前:みえこ    日付:2008/6/22(日) 14:59

ヴァーゴの「?」あれこれ

・消毒液がない!

ノロ騒ぎがあったスタテンダムなどは 食堂入り口で乗客が消毒したかどうかをクルーが厳重にチェックしていました。
ここまで行かなくてもそれぞれの船は食堂入り口には必ず消毒液がありますよね。
でもヴァーゴにはないのです。
良く見ると隅っこの目立たないところにひっそりとありましたが 誰も使ってはいませんでした。
ヴァーゴを東南アジアの庶民的な公園だと思えば 手の消毒などと言う神経質なことを言ってる場合じゃないと思いました。

・パスポートチェック

普通 船が接岸してから係官が乗り込んできてパスポートのチェックを受けるか 又は下船してからチェックを受けますよね。
でもヴァーゴは接岸前にすでに刻印済みのパスポートを受け取りますので 下船は誠にスムーズなんです。
係官が乗り込んでいるのでしょうか?

・スリ

テーブルに着くと直ぐに日本語のメニューを持ってきてくれるのですがなぜ 韓国人、中国人ではないとわかるのでしょう?
香港空港から乗船手続ききまでしてくれた現地旅行社のリョウさんがなんども「スリに注意してください!」「日本人はポーとしているからスリにやられるのです。」と注意を受けました。
そういえば私など忘れ物がないように気をつけますが スリのことなど考えたことがないです。
大体の日本人はそうでしょう。
そんなわけでポーとした表情で食堂へ入ってくるのは日本人だと思うのでしょうか・・・
これも安全ボケですかね。

・アメニティ

コスタアレグラの洗面所にあったのはタオルと石鹸のみ あまりに何もないのでクルーに尋ねましたが やはりありませんでした。
外国船は日本船に比べて少ない船が多いですが ところがヴァーゴにはすべてありました。
歯ブラシがなくて慌てて売店に買いに行ったり シャワーキャップがなかったりしたことがありますが ヴァーゴには針と糸、靴磨きまでセットに含まれているポーチが各自に用意してあるのです。

それといつも大型のペットボトルが4〜5本用意してあり 無料です。
これらのサービスにはコストがかかるでしょうが このあたりをきちんとおさえているヴァーゴは凄いと思いました。


302.Re: バーゴ乗船記
名前:ぽんぽこりん    日付:2008/6/22(日) 22:31
みえこさん

こんばんは
「日本人はボーっとしていて安全ボケしてる」
確かにそのとおりかもしれませんよね。
空港などで荷物だけが主人の帰りを待っているのをよく見かけます。
大抵は持ち主はトイレに行っていたり買い物をしている日本人です。
成田を出発する時からこれですから、いざ海外でそれがいきなり直る?
そんなことはないでしょうね。
平和な国で育ったことは有難いですが、身の安全を防ぐ知恵がないという悲しい現実もあるようです。
http://diary.jp.aol.com/ecz67s6hty/


303.Re: バーゴ乗船記
名前:藤原雄一郎    日付:2008/6/23(月) 6:59
ぽんぽこりんさん

時には命にかかわることだってありますからね。でも最近の日本は秋葉原事件のような恐ろしいことがありますので、外国なみになってきましたか???


304.Re: バーゴ乗船記
名前:ぽんぽこりん    日付:2008/6/23(月) 7:58
藤原さん
おはようございます
秋葉原の事件にはゾッとさせられました。
日本国内といえど安心できる空間ではないのですよね。
あのテレビ報道を見ていてもう一つゾッとした光景がありました。
被害にあわれた方を介護している様子がテレビに放映されていました(これは報道の使命ですから正しい行為だと思います)が、その周囲には、携帯カメラやビデオで撮影している人達が群がっていたのです。
中にはテレビカメラに手を振ったりする人も・・・。
その様子は私には正常とは思えませんでした。
自分の欲望を満たすことが最優先と考える人間が増えているのでしょうか。
住み難い世の中になってしまったようですね。
この場をお借りして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申しあげます。
また、お怪我をされている方々が一日も早く回復されることを望んでおります。
http://diary.jp.aol.com/ecz67s6hty/


307.Re: バーゴ乗船記
名前:藤原雄一郎    日付:2008/6/24(火) 5:51
ぽんぽこりんさん

鋭いところを見ておられますね。何だか世の中がドンドン変な方向へ行っているような・・・

http://inox-tabi.com/cruise/virgo/virgo2008/


309.Re: バーゴ乗船記 その3
名前:藤原雄一郎    日付:2008/6/25(水) 9:27
バーゴ乗船記 その3

2004年にヴァーゴのHPを作成して以来、絶えずコンスタントに見て頂いておりましたが、今回2008年度版が完成し、掲示板と私のサイトのトップに掲載したでけで、随分多くのヒットがありました。過去最高で驚いています。これだけヴァーゴへの皆さんの反応が大きいことに心強いものを感じました。

今回はオーストラリア人150名、インド人150名、中国本土200名、香港250名、日本700名でした。他にも韓国のツアーデスクもあり、合計1800人でした。

今回は日本の特別な団体350名(インセンティブ・ツアー)がいたために日本人は700名にも膨れ上がりました。これは例外といえると思います。でもある大手陸上旅行社が今回は一社で250名、そして毎週150〜250名を送り込んでいるそうです。
新聞の前面広告に「夢の豪華客船」とPRしているあれです。大手陸上旅行社が本気になればこれほど凄い集客力があるのです。

そのほかの旅行社も加わりますから、日本人は常時200〜300人乗船しているようです。凄いなあと思いました。大手陸上旅行社が本気になればクルーズ人口の増加など簡単だと思えるくらいです。日本のクルーズ人口は年間17万人でそのうち海外船の利用者が6万人です。その中に北欧の陸上旅行に組み込まれた一泊クルーズが2万人もいますから、実質は4万人しか外国船クルーズには参加していません。

でもこの大手旅行社に刺激されて、陸上旅行社がスタークルーズに殺到していますから、今年か来年の国交省の「クルーズ白書」では年間2万人くらい増加するのではないでしょうか。おそらくこの特定の旅行社は陸上旅行に比較してクルーズが手間隙かからないことで、クルーズ商売の旨みを存分に享受しているのではないでしょうか。

眠れる巨人「日本のクルーズ市場」の幕開けは一にも二にも大手陸上旅行社の意欲にかかっていると今回バーゴを利用してしみじみと思いました。恐らくクルーズは初めてという乗客も多かったでしょうから、この経験をもとに「他の船にも乗船してみたい」との気持ちになれば良いのにと思いました。

ヴァーゴに関しては今後一年に一度くらいは乗船して「定点観測」をしなければいけないと思った次第です。

http://inox-tabi.com/cruise/virgo/virgo2008/


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