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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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219.クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を  
名前:藤原雄一郎    日付:2008/3/17(月) 11:36
クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を

今朝の新聞の全面広告を見て「またか」とうんざりしました。スタークルーズのアクエリアスの全面広告ですが「豪華客船」「夢体験」などの文字が乱舞しています。

スタークルーズは日本のクルーズ船と同じく、欧米社会を体現した「クルーズ」をかみ砕き、それぞれの民族に特化した独特の発展をとげてきた、欧米のクルーズとはひと味ちがったクルーズです。

特にスタークルーズはシンガポールや香港をそのままクルーズとして再現しました。いわば「洋上の香港・シンガポール」「動く香港・シンガポール」なのです。すでにおなじみのスーパースター・ヴァーゴはクルーズの入門船として「豪華客船の堅苦しさから解放された」きわめて気楽に楽しめるクルーズと評判です。

さらに今回大々的に宣伝している、スーパスター・アクエリアスは香港を中心として「カジノ船」として利用されてきたきわめてカジュアル性の強い船で、豪華客船というイメージはありません。それを「豪華客船」「夢体験」と大々的に宣伝し、クイーンエリザベスのイメージで乗船したとしたら、一体どのようなことになるのか、空恐ろしい気がします。

もともとクルーズ=豪華客船というワンパターンが日本におけるクルーズ利用を阻害してきた一面があります。日本の船でも飛鳥は世界でも最高峰に位置するクリスタル・クルーズでしたから、船そのものはたしかに「豪華客船」の名に恥じないものです。だも中味はクルスタル・ハーモニとは異なり、まさに日本の風土に特化された飛鳥そのものです。またぱしふぃっく・びいなすは気さくな庶民的な味のする船として多くの愛好者から支持されています。

「豪華客船」「夢体験」のどのキャッチフレーズでは思わず「タイタニック」を連想し、「服装が大変」「お値段も高価」と思わず腰を引いてしまいます。スーパスター・アクエリアスはその対極にあります。だのにこのような間違った広告にスタークルーズまでが顔を出しているのはどうしたことでしょう。もっと気楽さを前面に打ち出すことこそ大切なのではないでしょうか。全くもって自殺行為だと思います。皆さんはどう思われますか。



221.Re: クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を
名前:絢姫    日付:2008/3/21(金) 23:17
いつも記事を感心しながら拝見させていただいています。
ちょうど、クルーズの全世代議論が起きているようなので・・・。
自分の世代の感覚をちょこっと。

スタークルーズの全面広告は私も良く見ます。
こちらのHPやこれまでの旅行計画時のパンフレットを見る限りでは藤原さんのおっしゃる通りかなと。
あの記事を鵜呑みにするのは大きな落差を感じるのではないでしょうか?
昨年夏にハワイ4島めぐりをNCLでしました。これが私の初クルーズです。
確かにそれまでの固定観念というかイメージは「タイタニック」だったりしました。
しかしながら乗船して見たらあらま、まったく違うのねという感じ。
とてもカジュアルで堅苦しくないところは思いのほか、心地よかったとともにちょっと拍子抜けしました。
自分が抱いていたイメージは?と。
年末の飛鳥Uではまさにイメージ通りでしたが。

私と同世代には手の届かない存在というイメージが大きいせいか海外のクルーズにも同様の感覚を持ち、食わず嫌いのような人も多いでしょう。
誤解を解くにはどうしたら良いのか?
国内でカジュアル船を運航することが手っ取り早いでしょうが、資金的・集客的にそのような大英断をする船会社は無いでしょう。
本当であればカジュアル→プレミアム船という新規顧客獲得のための先行投資とも考えられるのですが。いまやシニア層のみをターゲットにしているため長期的な展望も見えないところです。
あとはやはり旅行会社のスタンスとして豪華なクルーズとカジュアルなクルーズに分類するということがあるでしょう。
おそらく若年層は値段と内容で1度乗せてしまえばある程度のリピート率は保てるのではないかと思います。

バルクキャリアーさんがおっしゃっているディズニークルーズ進出は是非にとオリエンタルランドにいいたいですね。
意外といけそうな気がします。あの周りのホテルの宿泊料金を考えると。

駄文失礼しました。


222.Re: クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を
名前:藤原雄一郎    日付:2008/3/22(土) 7:32
絢姫さん

貴重なご意見ありがとうございます。
日本船はまさに一昔前のプロ野球と同じで、郵船や商船三井に新日本海フェリーなど親会社のステイタス維持のためにやっているとしか思えません。
ですから現在の状態を維持するのに精一杯ではありませんでしょうか。
NCLは全社をあげてカジュアル路線で、クルーズ特有の堅苦しさがありません。
でもNCLは白人社会ですが、スタークルーズはアジア人世界ですので、さらに「豪華客船」のイメージから遠のきます。また今回スタークルーズが力を入れているアクエリアスはヴァーゴよりさらに豪華さがありません。
このような船をよくもまあ「豪華客船」などと言うなと非常な違和感を感じました。
日本にも気軽に乗船できるカジュアル船が欲しいですね。


223.Re: クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を
名前:桑原    日付:2008/3/22(土) 21:43
 確かにクルーズを良く知る我々にとって「豪華客船」という用語は違和感を感じますが,クルーズに縁のない人にとってはそれ以外に適切な呼び方がないのも事実です。私も最初のうちはクルーズという用語を知らなくて,漠然と船で旅行をしたいと思った時に「豪華客船」という用語で検索して,そこでようやく「クルーズ」という概念を知ったわけで,もし「豪華客船」という用語がなかったとしたらクルーズを知らずに一生を終えていたかも知れません(笑)。
 また,クルーズを知らない一般の人にとって「豪華」でない船旅と聞かされると,雑魚寝部屋ですし詰めにされて長時間揺れと退屈に耐え続けるような苦行を想像するかも知れません。「豪華」という形容は一般の人をクルーズから遠ざける一因となっているのは確かですが,逆に「豪華」というイメージを否定すれば,それとは異なるベクトルで人々をクルーズから遠ざけてしまうことになるでしょう。
 理想論はともかく,好むと好まざるとに関わらず「豪華客船」という用語は多くの日本人に定着してしまっている用語であって,その用語を取っ掛かりに「雑魚寝苦行」のイメージを払拭しようとするのは,クルーズ未経験者を取り込む商業的意図があるなら致し方ないことだと思います。クルーズ普及のために本当に必要なのは「豪華客船」という用語を頑くなに排除することよりも,「豪華」という言葉の持つ敷居の高さを実践によって解消していくことなのではないでしょうか。

 ちなみに中国語ではクルーズのことを「郵輪」と言うらしいです(用例)。何故に「郵輪」と呼ぶのか良く分かりませんが,「郵」とは遠くの町(垂 + 邑)ないしそれが転じて宿場町を意味し,「輪」とは「輪船」すなわち汽船を意味しますので,汽船に宿泊しながら長距離を旅するというニュアンスになるのでしょうか。いずれにしても,その用語には「豪華」という意味合いはなく,中国人の方が日本人よりもよほどクルーズの本質を理解しているということは言えると思います。


224.Re: クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を
名前:藤原雄一郎    日付:2008/3/24(月) 7:19
桑原さん

とても面白い考え方ですね。「裏切られる失望」よりは「クルーズを知り好きななる可能性が高い」という自信のあらわれですね。

中国人がクルーズの本質を理解しているかどうかは?ですが、日本人は「欧米崇拝」ですから「クルーズ=欧米文化」なので「マナーは守らなければならない」の図式で「豪華客船=タイタニック」となるのでしょうが、中華思想の中国人は「クルーズ=欧米文化」など頭になく、自分たちが自分たちの流儀で「ゆったりとした長旅を船で楽しむ」と解釈すれば彼らの船上でのマナーも理解できます。

なるほど深いですね。


225.Re: クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を
名前:桑原    日付:2008/3/25(火) 6:9
 乗ったことがないのでアクエリアス号がどれほどのものか分かりませんが,クルーズ未経験者にとって少なくとも価格相応として満足できるだろうという考えは甘かったでしょうか。
 もっとも一般の人が「豪華客船」でイメージするグレードにもピンからキリまであるのは確かで,最近見たサスペンスの「豪華客船殺人事件」では太平洋フェリーが舞台になっていたくらいです。あの万景峰号ですら,かの国の基準では「豪華客船」に分類されるらしいので,「豪華客船」という用語は我々が思っているより曖昧で相対的なものなのかも知れません。

 ただ,ピースボートや青年の船などは「豪華客船」はおろか「クルーズ」という用語も使わずに,未経験者を結構集めているらしいので,グレードの程度はともかく企画意図によっては必ずしもこれらの用語が適切ではないというのは理解できます。


226.Re: クルーズ=豪華客船の呪縛からの脱出を
名前:藤原雄一郎    日付:2008/3/25(火) 6:41
私は「クルーズ=豪華客船」としか宣伝できない旅行社や船会社は怠慢だと思っています。

びいなすにしろ、にっぽん丸にしろ船会社は「豪華客船」などという言葉より、クルーズの良さを強調しているではありませんか。

スタークルーズを大々的に広告している旅行社はあまりクルーズを日頃販売していない旅行社ですから、このような貧弱なボキャブラリしか持たないのでしょうね。スタークルーズも名前を連ねていましたが、きっと旅行社に押し切られたのでしょう。

http://inox-tabi.com/cruise/rci/rhap/index.html


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