はじめまして。 私は現在48歳です。大藪春彦を読んだ世代としてはラストに近いのかと勝手に思っております。
大藪春彦氏の作品にはおよそ30年前、学生時代に出会い様々な薫陶を得ました。 特に、数編の短編においては「小説の読み方」を私に教えてくれた、とすら感じております。
ちなみにベストワンは、タクシードライバーを主人公とした「逃亡者」です。 (冒頭2ページはまさに「小説の中の小説」であるというのが私の感想です。)
氏の作品も文庫で相応に持っていたはずなのですが、人生の様々な転機(特に引っ越し)で大半を失ってしまいました。 長編は電子書籍化は進んでいる一方で、短編は図書館の蔵書も古本の流通も減っている感があります。
私自身もある程度の作品を古本で入手したのですが、どの短編集に収録されているかわからない作品が2点あり、 収録されている文庫(おそらく角川文庫だと思います)が分かれば大変に助かります。
1. 作品1のプロットは下記の通りです a. 友人に呼ばれた男が、友人の奥様から「床屋にいる」と教えられ床屋に行く b. 床屋で傷跡の話をされたりしながら洗髪されている途中で襲撃があり c. 床屋の若いのを弾丸の盾にして自分は生き延びる d. その後犯人を捜す中、ボディビルダーと戦ったりしながら最後に敵を見つける
2. 作品2のプロットは下記のとおりです a. 酒場で張り込んでいる刑事が、客とバーテンとが符牒で麻薬のやり取りをしているのを確認し b. 客を尾行し射殺して麻薬を強奪 c. 麻薬を小包で発送し組織の目を逃れつつ d. 最後には組織のボスを倒し麻薬と金を自らのものとする
突然書き込んだ上にいきなり質問をしてしまい大変申し訳ありません。 今のうちに手元に作品を入手しておきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
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