>さおり様
こんにちは。 いつもご利用、ありがとうございます。
ご質問についてですが、大変鋭い疑問と感じます。 おそらくしっかりと製品の使用感やテクスチュアを確かめながらスキンケアを試行錯誤されていると感じました。
おっしゃる通り、実は単に「保湿クリーム」と言っても、製品・メーカーさんの処方設計によって実質的な保湿性能は全く異なりますね。 まさに直近で、その疑問を証明するような皮膚データが得られましたので、間違いありません。
基本的には、おっしゃるようにクリームというのは「油分による水分バリアで水分を封じ込める表面ケア」という考え方になっているといわれています。 しかしながら、その目的なのであればぶっちゃけ薬局で入手できるワセリンがもっともその性能は高いですし、あえて高価な製品を購入する必要性がありません。
実際、皮膚水分量データなどを採取しますと、普通に作られたクリームですとワセリンよりもバリア保湿性能ははるかに劣り、30分として角質水分量は維持されていない事が判明しています。 言葉は悪いですが、これでは大金を投じる意味がありません。
ということで、クリームこそ「しっかりと角質層に浸透して保湿を補うインナー保湿」が重要であることが分かります。 そうすれば、毛穴トラブルを招きやすいオイルにストレスを感じる肌体質の方でも実質的なインナーのプニプニ感はしっかり得られ、油脂ニキビといったトラブルにはなりません。 ただ、それにも関わらずきちんとインナー保湿が強化されるクリームは、なかなか存在していないのが現実です。 ご使用になってみられたクリームで表面的なベタつきやニキビができやすい製品があったならば、そういうクリームだと判断されれば良いと思います。
私の立場はオススメアイテムを述べるのは控えますが、少なくてもさおり様が使ってみて表面だけに残るようなクリームは、本来の保湿ケアになっていないと判断すべきと感じます。 特に最近はそういった簡単に作れてしまうクリーム処方の製品が多いので、じっくり使用感を見られて見極めをされるとよいかと思います。
きっといいクリームが見つかりますよ(^_^) その感性、お大事にされて下さいね。
美里
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