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黄昏の掲示板

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518.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/12/12(月) 21:52
11/02:
「怪力尼」
力持ちの女性は好きなんだが…。
「猿の別れ」
ちょっと落語の「たが屋」を連想させます。

11/12:
「馬骨」「仙馬」
磨墨(摺墨)と生月(池月・生食)の生没にまつわる伝説は、じつに多数あります。なぜそんな色々な説が生じたのか、私としては不思議です。「虎月毛」に関しても異説があって、範頼の死後は、九門修理という家来が伊予の大平で世話した。修理が死んだあとも、虎月毛は大平の野を自由に駆けて、たいそう長生きした、と。

11/21:
「化けそこね」
狐は、そもそも何をしたくて化けたのだろう。
「恋の抜け首」
あやしい古典文学 No.1286「悪い首」の作助とは大違いの、一途な抜け首です。恋はある意味、こんなものですね。

12/01:
「人魂さまざま」「人魂もたつく」
人魂はきっと、遭遇した者を魅了するところがあるんだと思います。もたつく人魂というのは珍しいですが、「がんばれ」とか、声援を送りたくなります。

ハルさま:
>猿の別れ:出来すぎた話のようにも感じますが、…
猿は、あえて擬人化するまでもなく人間臭くなってしまうので、話のあしらい方が難しいなあと思います。
>見せてくれると言ってますがどうしたものか。
いやあ……。もし見せてもらった場合には、感想の書き込みをお願いします。

517.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/11/5(土) 17:17

浪さま、皆さまこんにちは。
急に冷え込むようになりましたね。
インフルエンザの噂もちらほら出始めましたが、風邪など召されませんように。

猿の別れ:出来すぎた話のようにも感じますが、この侍のような狭量な人は昔も今も存在しますから、この猿や猿回しのような悲しい被害者もまた、いまだに存在しているはず。
願わくは、侍に向かって助命の声を上げた人々の存在もまた、現代に生き残っていてほしいものです。

怪力尼:うーん、こちらも、結局は周囲に適応出来なかった、というべきか…魅力的な人だったのに…いや、非常識な一面があったからこそ、こうして、たぐいまれな力を持つ女性として語り継がれたのか…?
彼女自身がそれを不幸と思っていなかった事を祈りたいです。

>ううむ、ときおりハルさんが語る事実譚は…、深い、凄い。「瓶の中で子を産んだ」なんて、たまらないゾワゾワ感を呼びます。

後日談ですが、生まれた子蛇は4匹で、発見した時2匹は既に死んでいたそうです。
「残りの2匹はそのまんま、親と一緒に焼酎ビンに漬けちゃったよ」と言ってました。

見せてくれると言ってますがどうしたものか。

516.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/11/2(水) 14:52
09/21:
「赤い前兆」「花畑の怪」
中国と日本それぞれの政治的な凶兆を並べてみました。うまく言葉で説明できないながら、なるほどと頷かせる違いを感じます。

10/01:
「蛸足漁」
蛸がドン臭すぎて哀れだ。
「金の僧、銀の僧」
黒衣の僧を「なんだか怪しい」というだけの理由で唐突に殴り倒す。このあたりは中国の怪異譚を思わせるところがありますが、そのあと有耶無耶になってしまうのは、やはり日本の話です。中国なら、金の僧も銀の僧も発見されて、殴り倒されたりするはず。

10/11:
「腹で暴れる丈夫な蛇」
「黄頷蛇」は、アオダイショウのことです。珍しいやつではありません。体長30センチは、子供だったんでしょう。10メートルなんてのはいないと思いますが、2メートルくらいにはなります。
「御蔵の米を蛇が喰う」
蛇の食性はすべて動物食で、鼠みたいに俵の米を喰ったりはしないそうです。どんぶり飯をモリモリ食う蛇なんていたら面白いんですがね。

10/21:
「業平天神・神田明神」
業平天神の由来は、黒川業平と梅若九三郎という二人の力士がデスマッチみたいなことをやって、どちらも死んだ。死後も霊魂同士が闘って近所迷惑になり、勝負をやめるようにと祀った、とかなんとか。
「寛永の黒船」
上総の岩和田に外国船が漂着したというのは事実です。寛永(1624-1645)より前の慶長14年(1609)、フィリピンからメキシコへ向かう帆船サン・フランシスコ号が難破して、56名が死亡、317名が地元民に救助されました。ちなみに、嫁入り航海ではなかったもよう。いずれにせよ、やがて「うつろ舟の蛮女」の説話に結びついていった出来事といえるでしょう。

ハルさま:

>…蛸の足って、再生するんでしたっけ?
再生するんですがねェ、調べてみたら、失った数だけ再生するとは限らず、失うたびに足の数が増えていくケースもあると。かつて三重県の鳥羽水族館で85本足の蛸の標本を見たことがありますが、あれはそういうことだったのかと、今にして納得。
>…以前、マムシの焼酎を作った方から聞いた話ですが、…
ううむ、ときおりハルさんが語る事実譚は…、深い、凄い。「瓶の中で子を産んだ」なんて、たまらないゾワゾワ感を呼びます。

515.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/10/22(土) 0:49

浪さま、皆さまこんばんは。
急に暑くなったり寒くなったり。
あまり秋を感じないうちに冬が来そうですね。

寛永の黒船:異国のお宝には謎がいっぱい。竜田川の紅葉の例えが次の業平に続いていて雅です。インスの話もロマンティック。

業平天神・神田明神:と思ったら実は業平違い?びっくりです。

御蔵の米を蛇が喰う:単純な毒蛇大繁殖ではなさそう。何かの呪いなのか?と思いつつ読み進めたら団子屋が困ったというオチとは(笑)

腹で暴れる丈夫な蛇:こちらは食べたら毒な蛇。以前、マムシの焼酎を作った方から聞いた話ですが、腹の中をすっかりきれいにするために、息を継げるだけの隙間を与えて、水を入れた瓶の中で、水を取り替えながらしばらく置くのだとか。夏なら3ヶ月以上飲まず食わずにさせて、水が汚れなくなるまで飼うのですが、全然元気に生き続け、さてそろそろと思ったら、秋に瓶の中で子を産んだ、と聞きました。強靭ですね。自分のお腹の中にそれがとぐろを巻いていると思ったら、とても耐えられません。

浪さんからお話を教わるたびに、庶民の歴史を勉強している気持ちになります。
大変な作業だと承知してはおりますが、応援しますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

514.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/10/2(日) 17:24
金の僧、銀の僧:埋められたまま忘れられて妖怪となる金や銀…ありそうですね。

蛸足漁:蛸にしたら迷惑な話。頭だけになってしまうとか、…蛸の足って、再生するんでしたっけ?

花畑の怪:薄ら怖いお話ですね。

赤い前兆:中国ならありそう、と思ってしまいました。

浪さま、皆さまこんにちは。

暑かったり涼しかったり急に雨が降ったり、変な天候が多くなりました。

地球温暖化に伴う気象の変化と言ってしまえばそれまでですが、姿なき妖怪の怒りとも言えるかもしれませんね。

人間は今も昔も、もっと謙虚になるべきな気がします。

513.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/9/21(水) 5:19
浪さま、皆さまこんばんは。

苦い尿:浪さまのおっしゃる通りですね。確かに、私も、手を下した主人より下女の方を恨みそうです。なんとなく。
俵詰めの女:人形屋まさかの芋づる式。しかし悪い男ですねー。
名付け親:というより実の親なのでは…
水中の蜘蛛:危機一髪!蜘蛛に引きずり込まれるのは嫌だなあ…
保良大明神:山で掘り出した法螺貝…私の想像する、海の中にいそうな貝とは別物なのかな。ところで法螺貝って美味しいんでしょうか?
残暑光物:ちょっと気になって調べてみましたが、方広寺大仏の歴史は面白いですね。
完成したのは文禄5年ですが、翌年に発生した慶長伏見地震により倒壊してしまい、秀吉に「自らの身をも守れないのか」と激怒されたとか(笑)大仏なのに。
そんなだから、このお話の落雷火災までの間にも何度も被災したり大仏殿なのに如来様を置かれてしまったり、ダメダメです。
方広寺は「国家安康」の鐘の話の舞台でもあったのですね。
なかなか興味の尽きない場所です。


皆さまのお住まいでは台風の被害は大丈夫ですか?
最近は、異常気象が日常になってきてしまいましたね。
お互いに気をつけましょう。

512.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/9/18(日) 23:11
08/22
「残暑光物」:
こうした光物は大火の予兆だったりしますから、油断なりません。しかし、ほどほどの火玉なら、ホタルや花火のように納涼気分を誘ってくれるかも。
「保良大明神」:
人魚の肉を食べて不老不死となった八百比丘尼は広く知られていますが、ほら貝を食べて不老不死となる話もあるのです。北九州市若松区乙丸にある貴船神社の「ほら貝祭」は、ほら貝を食べた土地の猟師の娘が六百年生きたことに由来し、おそらくこの「保良大明神」の話と同根と思われます。

09/01
「水中の蜘蛛」:
蜘蛛の瞬発力がすごい。
「名付け親」:
子を生ませたうえに、すぐ引き取ればいいものを十五歳まで育てさせるとは、あつかましい池の主ではありませんか。子が池に入ってそれっきりという、結末のあっさり感はいいですね。

09/11
「俵詰めの女」:
女を屋敷に置き去りにして逃げてしまえば、とりあえず済んだことなのに、と思うんですが、それでは片付かない邪悪な心がムラムラと頭をもたげたか…。
「苦い尿」:
こんな場合、手討ちにした主人よりも告げ口した下女を恨んでしまいがちなんでしょう。それにしても、蛙の尿で口を狙うとは、みごとに虚を突いた攻撃だ。

ハルさま:
>猟師の念仏:狐の正直さが泣けます。
まったく。「まんじゅうこわい」の要領で、念仏攻撃に苦悶するふりをしながら、猟師一族に祟り続けることもできたわけで…。
>鳥の海:…産地偽装して他村に売られていたりするのでは…?
ああ、なるほど。きっとそれです。

511.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/8/18(木) 6:22
浪さま、皆さまおはようございます。

嫌な客:戸棚に入っていたのは、驚かせて笑わせてやろうと思っての事だったのに出るタイミングを逃したのではないでしょうか。
ユーモアのセンスが無いのにサービス精神だけはあって、会話を盛り上げよう、相手にウケるまで頑張ろうとするあまり、くどくどと第三者をけなしたり下品な言動ばかり繰り返して、結果どんどん嫌われてしまうような残念な男性は存在します。
孫兵衛さんは、本質は男らしい方だったようですね。
周りからはどう見えていようと、お互いよき伴侶を見つけられたようで何よりです。

三吉鬼:浪さまの解釈を伺って、なるほどと感心しました。

猟師の念仏:狐の正直さが泣けます。

鳥の海:有毒ガスで落ちる鳥の話は聞いたことがあります。
地元の人が拾うのは食用でしょう、か?
食用は食用でも自分たちが食べるのではなく、産地偽装して他村に売られていたりするのでは…?

たゆまず古典にあたり、労を惜しまずに提供してくださる浪さまに比べたら、私の感想など何の値も無いですが、少しでも励ましのお役に立てているなら光栄で嬉しいです。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。

510.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/8/17(水) 23:16
07/02
「火焔の妖」:
火の怪は、種類がじつにたくさんあります。この火焔は鬼火の一種のようでもありますが、死とか怨念とかの気配があまりしません。もしかして草陰に、蛍のような火を発する静かな妖精がいたのかも。
「首くくり上人」:
派手なイベントに仕立てないで、ひとりでこっそりと往生を期すのがよかったと思います。気が変わったら、ちゃっかりやめてしまえばいいわけで。

07/11
「死んでも一緒に」:
仲良しでなにより、とも言っていられない。悪趣味だ。
「愛執の果て」:
庄屋の女房は蛇になってしまったけど、居直りっぷりがみごと。池送りも賑やかで、いい感じです。

07/21
「橋姫ふたり」:橋姫たちは結局のところ何をしたいのか、よく分かりません。しかし、そういう首をひねらせるところが、伝承として長く語り継がれた理由なのかもしれません。なお、国玉の大橋は現存しないそうで、橋姫はどうなったのか、気になるところです。猿橋のほうは奇矯として有名なので、いずれ行ってみたいと思っています。
「首なし幽霊」:首だけの幽霊として出るか、首以外の部分で幽霊として出るか、迷ったかどうか知りませんが、後者を選択し、かつ、なぜか隣家の朝顔の中から登場したことで、たいそうユニークな怨霊となっています。

08/01
「鳥の海」:
『北国奇談巡杖記』には、「鳥の地獄」とよばれる池が出てきます。池の上空を飛ぶ鳥がことごとく墜落して死屍累々という池で、これは硫化水素かなんかの毒ガスが発生していると考えられます。いっぽう石見の「鳥の海」は、なんで鳥が死ぬのか分からない。地元の人が死骸を拾うのは食用のためでしょうが、毎日不審死した鳥を食べるというのも…。
「猟師の念仏」:
念仏は、まあ、こんなものでしょう。

08/12
「三吉鬼」:
酒屋と、酒を提供できる金持ちのためにしか働かない。そういう自分のありように疑問を抱いて、人里に出なくなったのではなかろうか。うん、そうに違いない。
「嫌な客」:
高井孫兵衛さんは、なんでまた戸棚に入っていたんでしょうね。閉所が好きだったとか…。そういえば、私も閉所好きだ(片意地でもある)。遊女に放置されたら、つい戸棚に入ってしまいそうだ。

ハルさま:
いつも感想をありがとうございます。私ももうちょっとこまめに書き込むべきなのですが、時の流れに追いつけず、いつのまにかひと月以上も経っている次第で、情けないような笑うしかないような…。
>愛執の果て:凄まじいですね。…山伏の霊の方はどうなったんでしょうか?
ほんとにねえ。幽霊になってまで密会しているのに、怖がられるでもなく叱られるでもなく、全然問題にされてないみたいです。情事の相手は蛇になってしまうし、もう消滅するしかないでしょう。
>橋姫ふたり:この姫たちはどういうご関係なんでしょうか…
本来は仲が悪いはず。しかし仲が悪いなりに古くからの知り合いなので、生贄の贈り物をやりとりする慣習があったのかもしれません。

509.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/7/23(土) 19:5
浪さま、皆さまこんにちは。

九州地方や関東地方の方々は東南アジアの雨期の如くの大雨に加えて地震にも悩まされていらっしゃるのに申し訳ないぐらいですが、私の住む地域ではカラ梅雨が明けてこの数日は涼しいどころか肌寒いほどです。

近年の気候はいよいよおかしいですね。

皆さまもお気をつけて。

首なし幽霊:これはトラウマになって朝顔抜きますよね。
それにしてもなぜウチの庭から…

橋姫ふたり:この姫たちはどういうご関係なんでしょうか…何かの符号を使って遊んでいるほど仲良しなの?互いに嫉妬深く不仲なの?
いずれにしても、巻き込まれる方は災難というよりほかないですよね。
旅人の機転が生きてよかったです。

508.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/7/12(火) 8:22
浪さま、皆さまおはようございます。

蒸し暑い日が続きますが、面倒な夏風邪など召されてませんか?

お互い元気に過ごせますように。

愛執の果て:凄まじいですね。…山伏の霊の方はどうなったんでしょうか?

死んでも一緒に:こちらの方はどうした事でしょう。お墓の中からの愛念波に、敏感な蛇たちが誘われた?
良くも悪くも、強すぎる想いは毒になるということかしら…?

首くくり上人:なんとなく、都知事選に立候補を表明して話題になったトレンディな男性の事を連想しました。上人も一時の恥で、出馬断念すればよかったのに。

火焔の妖:不気味な後遺症ですね。もしかして炎も熱くないのかな。
 

507.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/6/25(土) 0:23
5/02「兎頭児」「眼力」:
フリークス系を二話。「眼力」といえば、普通は物を見抜く力といった意味ですが、ここでは視神経なんかの束の耐久力です。不気味に痛そうだ。
5/11「悪い婆」「悪い首」:
「悪い婆」で思い出したのは、江戸の町で一時、小児を物陰に連れ込んでは衣類をはぎ取る物盗りが流行ったらしいこと。たしか松浦静山が書いていました。「世も末である」と…。「悪い首」の作助、色欲が満たされなくて盗みに転じたあたり、卑しいなあ。こんな物欲しげな轆轤首は、たしかに珍しい。
5/21「未来を示す書」「柏陽の仙薬」:
「未来を示す書」は、ただ死へと導く書にほかならなかったのでしょうか。
5/31「泡隠れの術」「幻術者」:
修行を重ねた末に飯綱の法を会得しても、老いてしまえば法力を失うばかりか、修行が至らない責めを負うて悲惨な最期を遂げる幻術者。かたや蟇蛙は、修行もせずに泡隠れの術を駆使する天性の忍者です。
6/11「小町がいっぱい」「小町落魄」:
小町伝説についてはあまり知らないのですが、凄い美人だったとか、男を手玉に取ったとかばかりいくら語られても、さほど実感を呼ばないわけです。晩年の落魄のエピソードがあってはじめて、時を超えた美女としての小町が感じられるのだと思います。
6/23「娘が轆轤首」「村じゅう轆轤首」:
そもそも日本の轆轤首は、どこから連想された妖怪か。私は蛇じゃないかという気がします。蛇といえば人気なのは「蛇娘」であって、「蛇男」とか「蛇婆」などもいるかもしれないけど、あまり聞きません。轆轤首の場合も、若い女の轆轤首の話が多いようです。

ハルさま:
>未来を示す書:この書は現時点では全て的中していて、また新たな持ち主が現れるまでは白紙のままで待っているのかしら。
いろいろ考えようがあると思います。私は、この書は表叔だけのための書だと考えました(カフカの「掟の門」みたいなものかと)。そして白紙の巻は、表叔の可能性の限界を表したのではないかと…。
>私の中では轆轤首と飛頭蛮は違うものだったのですが、実はあまり差がないのでしょうか。
私も、轆轤首は首がニョロニョロと伸びて行燈の油を舐めたりするやつ、飛頭蛮は首が胴を離れて広範囲を飛び回るやつという認識です。ただ、両者の中間みたいな、首は胴を離れるけれど両者は糸のような「気」でつながっているのもよくあって、怪談奇談の世界では、それも轆轤首と呼ばれているわけです。轆轤首村の人々も、おそらくその仲間でしょう。

隆景さま:
>「まァ、やめとくけど…」のすれっからし小町も悪くないですね。
そうなんですよ。文屋康秀と小町の微妙に枯れたやりとりは、なんだか身につまされるところがあります。小町の寂しい今を見るにつけ、康秀は声をかけずにおれなかったし、小町はその心に応える意味で強がってみせたのかもしれないなあ、と…。

杜若庵:
健脚、あやかりたいです。
猫の話も、書籍の紹介も、興味深く刺激的です。晩酌の相手欲しさに猫を飼うというわけにもいかないので、それはしませんが、書籍のほうは、近々手に入れて読みたいものです。

506.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/6/24(金) 12:28

浪さま、皆さまこんにちは。

村じゅう轆轤首:村人全員轆轤首なら別に困らないかな…じゃなくて。
何でしょう遺伝?風土病?
村祭りの日とかだけは無礼講で、賑やかに飛び交っていたら楽しそうかも…

娘が轆轤首:おそらく娘本人も知らなかったんじゃないでしょうか。だとしたら可哀想。

私の中では轆轤首と飛頭蛮は違うものだったのですが、実はあまり差がないのでしょうか。

昔は結構な人数存在したんですね。
 

505.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/6/22(水) 5:32

浪さま、皆さまこんばんは。

小町落魄・小町がいっぱい:近年人気の和歌漫画では、文屋康秀の誘い水に乗った小町は、さらに在原業平を加えた三人で三河へ旅します。
途中の田子の浦で「ここで山部赤人が歌を!」なんて、富士を眺めて楽しそうでした。
「小町落魄」「小町がいっぱい」を読んでから再考すると、そうであってほしい、という作者さんの愛情あるアレンジという事になりますね。

幻術者:こういう人は現実的な理屈に弱いのかも。
でも手品師に説教するような、そんな野暮にも感じますね。
ちょっと可哀想。

泡隠れの術:水道メーターの蓋を開けたら中にヒキガエルが居た事あります。
どうやって入っていつの間にいなくなったか謎でしたが、カエル忍術だったとは……(笑)

504.猫派の私 返信  引用 
名前:杜若庵    日付:2016/6/19(日) 12:17
皆様、今日は。今週も四国札所を歩く予定です。

光る猫:私事ですが、40年ほど前に飼っていた猫がいなくなった時、ドアの外に首につけていた鈴が残されていました・・・
猫派としては、猫の話は好きです。踊ってくれたり、人語を話すのがいたら、ずっと一緒にいたいですね! 10年前、18歳まで生きた猫は、私の横で猪口に入れてやった酒をなめて、晩酌の相手をしてくれました。

怪雨・怪雹:何かいいものでも降ってきてくれたらいいのですが(金塊なんか)・・・でも、李家正文氏の「降る話」など楽しいですね。田口龍雄氏の「日本の気象史料」の「恠雨」の項なんか、よく調べていると感心します。

503.小町がいっぱい 返信  引用 
名前:隆景    日付:2016/6/14(火) 23:25
どうもお久しぶりです。
小町話二つ、非常に興味深かったです。
後世に伝わった絶世の美人像は小野良実ドーターだけれど、
周辺エピソードはその他小町の話が合わさって、
出来上がったのが、今の人が知る「小野小町」でしょうか。
「まァ、やめとくけど…」のすれっからし小町も悪くないですね。

502.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/5/31(火) 2:36

浪さま、皆さまこんばんは。

こんな時間に目が覚めてしまいました。


柏陽の仙薬:師匠と弟子と犬、揃って仙人になる。二人と一匹なら長生きしても寂しくないかも、なんて想像してみたり。

未来を示す書:この書は現時点では全て的中していて、また新たな持ち主が現れるまでは白紙のままで待っているのかしら。

悪い首:この男は悪い念が高じてついに妖怪になってしまったようですが、身体が寝ている間に首だけ夜空を空中散歩、というのはちょっと愉快そう。

悪い婆:もしかして、洗ってくれるつもりで持ち去っていただけだったりして。

眼力:そんな怖い見世物見たくないんですけど。

兎頭児:題名から、みつく●のような奇形かな?と思ったらそのまんま兎とは。来世はファンタジーの世界の住人に生まれかわれますように。合掌。

前回、浪さまの、ムササビさえも怪異であった頃でしょう、という主旨のご説明に納得しました。なるほどたしかにそうですよね。

最近、生まれた時から高層マンションに住む子供の中に「高さに慣れてて恐怖を知らないのでベランダから誤って落ちる」「高所平気症」なる病があると聞き知りました。

風の音や暗がりの物音にも神経をそばだてていた時代からは思いもよらない病でしょうね。

ちなみに、「高所平気症」の治療や予防は、ブランコやジャングルジムなどで遊びながら慣らすのだとか。

501.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/5/2(月) 0:12
3/23日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加。
「瘤平」:
この人の瘤に比べると、瘤とり爺さんの瘤など可愛いものです。これより大きな瘤の話としては、『訓蒙故事要言』から「大いなる猿」(あやしい古典No.837)という標題で訳出したのがあります。やはり首筋の瘤で、数石(すうこく)入りの大壺ほどあり、持ち主は重くて歩くことさえできなかった。じつは中に猿が入っていたという…。
「山犬焼殺」:
江戸時代の文章には、幾多の狼(山犬)の害が記されていて、山中のみならず、人里においても襲撃される危険があったようです。狼は穴を掘って棲み処とする動物ですから、侵入の際に穴を掘るのも、意外でない気がします。

4/02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加。
「怪雨・怪雹」:
怪雨はともかく、日本の怪雹のほうは、さして「怪」でもない感じですが…。中国の怪雨はスケールが大きいし、「怪雹」のイメージには侮りがたいセンスがあります。
「消火獣」:
ムササビに覆い殺されるのはイヤだな。

4/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加。
「光る猫」:
猫は飼い主に死に姿を見せない、という説がありますが、飼い主のほうから要求するのは斬新。まあ、それで姿を消して死んだのか、はたまた山へ入って猫又になったのかはわかりません。
ところで、是非はともかく、現代も負けてはいませんね。「遺伝子操作で誕生…暗闇で緑色に光る猫」なんて記事を見つけました。
「群馬の音」:
同じ『古今著聞集』巻十七に、「延長七年四月二十五日の夜、宮中に鬼の足跡が発見された。…』なんて話も載っています。広大な内裏をつつむ中古の夜闇の深さが、いやがうえにも感じられます。

4/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加。
「墓争い」:
相手が悪かったとしか…。
「古墳荒らし」:
猪七の根拠地「吉備の中山」は、古代吉備王国の中心と考えられている場所です。古墳をはじめとする遺跡が数多く、盗賊が隠れ棲んだという設定も納得できるものがあります。

ハルさま:
>光る猫:昔は猫を繋いで飼っていたんですかね。
私も、どうなんだろうと少し思いました。おそらくは、この猫が逞しくて危険だから繋いでおこうとしたけれど、綱を斬ってしまうので諦めた、ということではないでしょうか。
>消火獣:形状を聞くとムササビやモモンガのようですが、昔の人がそれを知らなかったはずはないので…
いや、これはムササビあるいはモモンガですね、どう考えても。昔の人にとって、それらは自然界に生息する野生動物であるとともに、超自然的な怪獣・妖獣でもあったのだと思います。

500.浪さまへ 返信  引用 
名前:ハル    日付:2016/4/22(金) 12:44
浪さま、皆さまこんにちは。

古墳荒らし:エジプトのピラミッド盗掘を彷彿とさせるような緻密な報告ですね。死者の眠る場所を冒涜してはいけません。
墓争い:我々三国志ファンにはビッグネームな魯粛さん。苦労した人なので静かに休ませてあげたいです。

群馬の音:これも妖怪の類なのでしょうか?

光る猫:昔は猫を繋いで飼っていたんですかね。
光る猫、もしや雷獣になりかけ?

消火獣:形状を聞くとムササビやモモンガのようですが、昔の人がそれを知らなかったはずはないので別の生き物なんでしょう。
暗い夜道でいきなり火を消されるなんて、キャー!

怪雨・怪雹:空からあやしいものが降ってくる。考えたら恐ろしいですが、どうにも手の打ちようがないですよね。今なら予報出来るんでしょうか。

山犬焼殺:山犬にそんな習性があるとは知りませんでしたが、怖いですね!

瘤平:頭の大きさの瘤。さぞ鬱陶しかったでしょう。でも、疾病でも長年付き合うとなんとなく愛着がわいていたのでしょうか。それとも治療出来なかっただけなのか…?
気持ちは分かるけど、目鼻を描いてはいけません。


九州方面で被災された方々にお見舞いを申し上げます。
一雨ごとにあたたかくなりますが、どうぞ皆さまお大事に。

499.このところの更新について 返信  引用 
名前:    日付:2016/3/22(火) 0:0
2/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「姉の訃報」:
最近私もぼんやりしているからなあ。李文礼を笑えない。
「河神」:
洛子淵父子は、河の神であるとともに、水棲の妖怪でもあるといえるでしょう。それがなぜ衛士になって軍役についていたのか…。このつかみどころのなさのせいで、なかなか忘れがたい話だと思います。

2/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「蜂飼大臣」:
召使を罰するのに蜂に刺させるとか、なんか嫌な奴だ。
「大樹仙人」:
曲女城は「カナウジ」という実在の都市で、北インド地方に今もあるそうです。王女たちの腰が曲がった話は『大唐西域記』に記されたものですが、変な仙人に呪われた伝説があるにもかかわらず、なかなか繁栄したみたいですよ。

2/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「天慶年間、出雲国の怪事」:
天慶といえば「天慶の乱」。関東では平将門、瀬戸内では藤原純友が暴れた時代ですが、さすが出雲国、世俗に超然たる怪事です。
「死霊と戦う」:
阿弥陀寺隼人の亡霊は、上意討ちを命じた岩城家当主に報復すべきだと思う。まあでも、上意をかさに着て自分を斬った直接の相手がもっとも怨めしいのも、わからないでもない。

3/02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「朱雀門の灯火」「首領の正体」:
王朝期の謎の女盗賊の話としては、『今昔物語集』巻第二十九第三「人に知られぬ女盗人の語」が有名です。だいぶ長いけれど、そのうち手がけてみたいと思っています。

3/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「怪物の噛まれて」:
怪物の正体はアグレッシブな栗鼠だった、に一票。
「いつのまにやら男根が」:
男女ではないにしても、幼馴染に一人くらいこんなのがいそうな気もします。昔のよしみを思えば憎めないが、世話はしたくない…。


ハルさま:
いつも感想をいただき、ありがとうございます。私にとって意気上がらないこの季節、励まされる気がします。
>先日「虫愛づる姫君」について調べる機会があり、その中に「この姫君の父親は『蜂飼大臣』と呼ばれた藤原宗輔」という記述があって…
そんな説があるのは知りませんでした。なるほどねえ。調べてみると、藤原宗輔さんの経歴も、相当なものですね。動乱の平安末期に、八十歳を超えて太政大臣になったなんて。ただの蜂好きの変人かと思ったのに。

杜若庵さま:
>遅くなりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。…
いや、こちらこそ今年も…って、もう桜が咲くじゃないですか。いや、時節外れも愛嬌ということで。
「四国霊験奇応記」について、杜若庵さまにお伝えできるような情報は、残念ながら持っておりません。早い話が初耳の本で、いつか機会があれば目にしてみたいものです。最近は資料探しをさぼっているせいで、こういう質問を受けるとドキッとしますね。


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