[ ホームページ ] [ 携帯用URL ]
黄昏の掲示板

[ EZBBS.NET | 新規作成 | ランキング | オプション ]
iモード&(絵文字)、au対応!ケータイからも返信できる無料掲示板!
名前
 E-mail 
題名
内容
投稿KEY    タグ有効 改行有効 等幅フォント
URL



317.座敷浪人さんに質問です。 返信  引用 
名前:読者    日付:2011/12/8(木) 15:19
いつも楽しく読んでいます。
自分は図書館で怪談等を読むことが多いのですが、このサイトにあるお話の元となっている本はたいていありません。
どこでこれらの本を仕入れているのでしょうか。
よろしくお願いします。



319.Re: 座敷浪人さんに質問です。
名前:    日付:2011/12/9(金) 22:16
拙サイトをご愛読いただき、ありがとうございます。
【あやしい古典文学の壺】で取り上げている話の元本の少なくとも八割以上は、図書館にある本です。残りはたいてい私の蔵書で、「日本の古本屋」などのサイトで見つけて古書店から購入したものも多いです。、図書館の本について言うと、まあどこの図書館にもあるというわけではないので、地方では探しづらいかもしれませんが、例えば大阪在住なら、大阪府立図書館と大阪市立図書館という二つの大図書館があって、そこでいろんな資料に触れることが出来ます。それぞれの図書館のサイトへ行って蔵書検索してみれば、かなり見つかるはずです。


325.Re: 座敷浪人さんに質問です。
名前:読者    日付:2012/1/11(水) 17:22
あけましておめでとうございます.お返事ありがとうございます.
浅はかにも大学の図書館にないなら,普通の図書館にはないだろうと思っていました.
一度,大阪市立中央図書館行ってみます.


330.座敷浪人さんにもうひとつ質問です。
名前:読者    日付:2012/4/10(火) 2:29
どの本があやしい古典文学のようなジャンルの本であるかはどうやって調べているのでしょうか。
タイトルに怪奇霊異等の字が入っているものは分かりやすいのですが、それ以外の本についてはどうやって当たりをつけているのでしょうか。
差し支えなければお願いします。


331.Re: 座敷浪人さんに質問です。
名前:    日付:2012/4/12(木) 12:32
いろいろ読んでみるしかないんですが、例えば民俗学や社会史関係の書籍で資料として取り上げられているものを当たるのも、一つの方法です。期待通りということは少ないです。しかし、期待外れであっても、それはそれで興味深い本はありますし、まるでつまらなければそれ以上読まなければいいのです。


333.Re: 座敷浪人さんに質問です。
名前:読者    日付:2012/4/23(月) 20:5
お返事ありがとうございます。
どの本を読めば自分が好きな本であるかというのは難しい話ですね。
結局はある程度手当たり次第に読んでみるしかないのかもしれませんね

316.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/12/8(木) 14:11
11/13日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「さむい息の女」:
古語で言うところの、「言い知れぬ寂しさ」のニュアンスを含む「物凄さ」を感じさせる幽霊。恨みつらみの因果とは関係ないこうした幽霊に、我々は意外によく遭遇しているようにも思われます。
「くさい息の女」:
臭い妖怪といえばねずみ男が有名ですが、こういうのもいるということで…。ただ臭いだけでなく深刻な後遺症を残すのですから、あなどれません。

11/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「眠れぬ夜」:
これはどうも、たまらんですよ。刀を振り回して暴れたりしなかっただけ、分別のある人だったのでしょう。
「雨中の飛び物」:
半端な飛魚みたいなものになって、どうするつもりなのか……、たしかに訝しい。

12/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「山いも娘」:
いも娘出現から白無垢に芋を背負っての出陣まで、先の展開をおおいに期待させます。それが結局は大名の奥方と富商の内儀になって幸せに暮らしたらしいという話で、拍子抜けの感もありますね。白無垢を着た山いも娘というのがエロティックな暗喩で、そこで一応話が出来上がっているのかもしれませんが。
「火鼠の布」:
火鼠は、牛ぐらいの大きさの巨大鼠です。カピパラの何十倍もあります。実際にいたら恐いですね。(風貌がカピパラみたいだったら、そんなには恐くないかも)。火鼠の布とは、石綿のことだと言われます。だとしたら、竹取物語で「火鼠の皮衣」を求められた阿部御主人は、本物を手に入れることも出来たはずです。



318.ご無沙汰しております
名前:吉田茂樹    日付:2011/12/9(金) 8:33
>竹取物語で「火鼠の皮衣」を求められた阿部御主人は、本物を手に入れることも出来たはずです。

ああっ、確かにそうなりますね!
阿部御主人は悔しがっていることでしょう。

315.10/22.11/01日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/11/8(火) 23:59
10/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「鼻の高い男が好き」:
鼻が高いといってもいろいろです。二枚目風にすっと鼻が高いのか、天狗のように高いのか、ピノキオのように伸びているのか。どうでもいいことながら、山女の趣味が気になります。
「夜泣き」:
わざとらしい美談にしていないところがいいです。ごく普通に、こんな計らいにすべきだろうなと納得されます。

11/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「むじな」:
小泉八雲の「むじな」と同話だろうと思って読んだ方には申し訳ない。……途中までは、人に化けた妖怪を殺したはずなのに容易に正体を現さなくて焦るという、よくある展開。その後の返り討ちの連続は、あまり目にした経験のないものです。むごくて厭な感じもするか知れませんが、昔話の原型は往々にしてこうした残忍さで肉付けされていたのではないかと、私は考えます。
「オスの首」:
小泉八雲にも、鴛鴦の雌雄の愛情を語った「おしどり」という話があります。雄を殺された雌が狩人の夢に現われて悲しみを訴え、翌日、狩人の目の前で自殺します。いっぽう、この「オスの首」の雌の姿は、悲しみを訴えるでもなく恨みを晴らそうとするのでもないところに、鬼気迫るものがあると思います。

314.10/01、10/11日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/10/17(月) 22:56
10/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「蟲毒」:
犬蠱髑髏(いぬがみとうびょう)などと同類の呪法といえます。屍体の腹を食い破って、手乗りサイズの血まみれの牛が出てくるイメージは、かなりホラーですね。
「お耳長さま」:
桜島の兎の伝説は、今日、現地でもあまり知られていなさそうです。桜島には兎を神使いとする月読尊を祭った神社が幾つかあるので、そこらへんにつながりを見るしかないのかも。火口から巨大な黒兎が現れて月に吠えたりしたら、たまらなく面白いのだけど…。

10/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「蛇を食う」:
〔あやしい古典文学〕においては、蛇を食うなど珍しくありません。にもかかわらずこの話を取り上げたのは、まるで野草を摘むように、楽しく蛇を獲って食っていると思えたからです。
「河童を食う」:
河童も〔あやしい古典文学〕の常連格ですが、河童を食った話は初出だと思います。たしかに食っても不味そうです。でも、食ってしまうというのは、、怪物や妖獣への最強の対し方ではないでしょうか。

313.9/12、9/23日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/9/24(土) 22:29
9/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「化け物出没」:
先般の「稲生武大夫怪物に逢うこと」と同様に、挑発的であるけれども、黙殺すれば何の害もない怪事です。化け物の側からすれば、恨みつらみのいわれがない以上、害を与えるかどうかは重要な問題でなかったのかもしれません。
「家光不食」
こういうことをして、家光の不食は多少なりとも改善したのか否か、気になるところです。

9/23日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「やわらか石」:
そもそも蛇は臭いのか。なにかと評判の悪い生き物なので、ついでに臭いと謗られているだけではなかろうか。そんなことを思っていたら、「臭蛇」(シュウダ)というのがいて、身に危険が及ぶと総排泄孔から悪臭のする分泌物を出すそうです。で、青大将も臭蛇の親類で、やっぱり悪臭を発するそうであります。田舎暮らしをしていたころ青大将とよく遭遇しましたが、そんな臭いヤツとは知りませんでした。
「たんす娘」:
やっぱりこれも、天狗のしわざじゃ! ということになるんでしょうね。天狗は中年男を好んでよく攫います。たんすから飛び出して抱きついたのが髭面野郎だったら、太郎左衛門も動揺したにちがいありません。

隆景さま:
さすがに涼しくなりました。たちまち猛暑の夏を忘れてしまった私です。
>敢然と斬りかかる男はかっこいいですね。憧れます。
化け物のほうも、なんだか嬉しそうに斬られている感じがしますね…。
>砂糖の大食いに失敗したら、笑ってすませてあげればいいと思うんですが・・
普段から出まかせの大言を吐く憎たらしいやつだったため、笑って済ませられなかったのかも。遠島は行き過ぎかと思いますが…。

312.残暑が厳しいです 返信  引用 
名前:隆景    日付:2011/9/14(水) 0:31
お久しぶりです。まだまだ暑いですね。
「化け物出没」
主人公が勇ましいので武士かと思いきや、庄屋ですか。
でもこちらの古典によく出てくる、怪異に遇っても恐れずに
敢然と斬りかかる男はかっこいいですね。憧れます。
「家光不食」
砂糖の大食いに失敗したら、笑ってすませてあげればいいと思うんですが・・
結構面白いのに。
ハルさま
一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

311.8/21、9/02日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/9/5(月) 14:8
8/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「手討の怨霊」:
いわゆる「不義密通は御家の法度」というやつです。これを厳格に適用すれば、あちこちの屋敷で手討の嵐だったと思われますから、普通は解雇か、もっと穏便な処置だったんではないでしょうか。「戸川肥後守」は、備中庭瀬藩の初代藩主になった「戸川達安」と推定されます。江戸時代のごく初期の話ということになります。
「骨産」:
数ある妊娠と出産にまつわる奇談の一つ。筆者の橘南谿は、自ら人体解剖を手がけたほどの当時先進の医師なので、面白半分に風説を取り上げただけとは考えられませんが、…。

9/02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「隣家の亭主」:
近所に泥棒に入るのは、避けたほうがいいですね。
「流言恐るべし」:
広島でこの流言が広まったのは嘉永七年(1854年)、末尾にある『無題筆記』の酒売り女は宝暦九年(1759)ですから、およそ百年前です。いっぽう、岡本綺堂『半七捕物帳』中の「あま酒売」にも、遭うと病気になって下手すれば死ぬという「甘酒の固練り」売りの婆さんが出てきますが、これは安政四年(1857年)の江戸でのこととされ、おそらく何かの記録を作者が話に取り入れたものでしょう。江戸時代の後半、各地で繰り返し広まった風説だと思われます。

まねき屋さま:
>老木の中が洞になっていて、その中に何かのキノコが密生し、一斉に放出した胞子が上昇気流に乗り続けて…
なるほど、そうきましたか。さすが菌類の人ですねえ。…それで思ったのですが、ハチや羽アリの巣別れとか、羽虫の大量発生、蚊柱の大規模なやつなども考えられるかも。火の粉が出ないのは、やっぱり少し寂しいです。

ハルさま:
お久しぶりです。懐かしいです。でも、ご病気だったのですね。
ともあれ、手術が順調にゆきますように祈ります。[あやしい古典]に時おり姿を見せる豪胆な登場人物のように、みごとに入院生活を乗り切ってください。

310.元気を頂きました 返信  引用 
名前:ハル    日付:2011/9/3(土) 18:56
浪さま、ご無沙汰致しましてすみません。
久しぶりにお邪魔しました。
実は体調を崩していましたが、来週入院、手術となりました。
あ、もっとも、手術してしまえば治るモノですので、どうぞご心配なく。

浪さまの、いよいよ千話に迫る偉業に接し、何より、更新のペースを守られている事に、とても励まされました。

早速、通常更新を読破し、懐かしい話もいくつか拝見しました。

入院中、またゆっくり読み返したいと思います。

では、いずれまた。

くれぐれも、お身体お大事に!(…説得力ないかな?)

309.「煙を吐く木」について 返信  引用 
名前:まねき屋    日付:2011/8/28(日) 13:43
続けてお邪魔します。

この話も興味深いですね。
『駿国雑志』の「大宮神木発煙」と言う話を思い出しました。
「冨士大宮の神木老杉の梢より、煙立事、日にして止ず」を武田家滅亡の凶兆とした話なのですが
当方はこれを立ち木の枯れ枝に密生したキノコが一斉に放出した胞子に光が反射し煙の様に見えた物、と考えました。
この「煙を吐く木」も同様の現象なのかも知れません。
老木の中が洞になっていて、その中に何かのキノコが密生し、一斉に放出した胞子が上昇気流に乗り
てっぺんから煙を吐いている様に見えたのでは無いでしょうか。
火の粉云々は、そう思い込んで無い物まで見えてしまった物で、流言飛語の類だと思います。
キノコが胞子で繁殖する事、そもそも胞子の存在を知らなかった当時の人々がキノコの様々な振る舞いを見た時に
怪異と感じてしまうのは仕方の無い事かも知れませんね。
 
当方は菌類マニアですので無理矢理にでも菌類的に解釈してしまいますが
あながち間違いでは無いのでは、と勝手に納得しています(^−^)

308.8/01、8/11日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/8/14(日) 22:25
8/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「下女の亡霊」:
用人や禅僧は関助に、「亡霊はおまえの心の内にある」と説きます。この近代的と言っていい論理の問題点は、「心の内にあるのだから恐るべきものではない」とする帰結を想定しているところでしょう。そういう問題ではないと思います。
「京都の怪事」:
堕胎薬は今日、経口のものなどが個人輸入でも比較的簡単に入手できるようです(委しくは知りません)。江戸時代はというと、朝鮮朝顔の実とか酸漿(ほおずき)などが用いられたほか、水銀を主成分とした薬物が販売されて、堕胎のみならず、「下女の亡霊」の柳のように母体が命を落とすこともありました。堕胎薬を売る町に怪談が生まれるのも、無理ありません。

8/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「稲生武大夫怪物に逢うこと」:
化物は「山ン本五郎左衛門」ではなく「出雲国五郎左衛門」と名乗っていますが、名高い『稲生物怪録』の類話の一つです。現れる怪事は、瞑目して心を静めると消え去るという、わりと他愛ないものばかりです。原型はこんな話だったのかもしれません。あるいは、口頭で広まる噂話としての怪談は、こんなふうになるということかもしれません。
「煙を吐く木」:
なんでしょうねえ。地下でモグラが芋でも焼いていたか。

まねき屋さま:
いつもありがとうございます。参考になります。
漠然と菌類のようだとは思っていました。「燃える」のではなく、何かが発光するのではないかとか…。それ以上は自分の守備範囲ではないという理由で考えないわけですが、考察をいただくと、じつに興味深いですね。これを手がかりに調べていったら、知らなかったことがいっぱい出てきて飽きません。

307.『燃える墓』に関して 返信  引用 
名前:まねき屋    日付:2011/8/4(木) 16:16
ご無沙汰しております。

『燃える墓』
とても興味深い話ですね。
何かの地下生菌、もしくは粘菌の休眠菌核を思わせます。
トリュフ等、地下で繁殖するキノコは、成熟するとニオイを発し
ねずみなどの小動物や昆虫類を引き寄せて捕食させ、胞子の撒布を担わせます。
それ専門の小蝿も居り、ピーク時には地面から煙が湧いているように見える程群がるのだそうです。
また、ある種のキノコは地下に菌核を作り、掘り出されると表面から胞子を撒布する事もあるそうです。
そう言う現象を「炎が揺らいだ様に見えた→燃えた」と表現したのかな、とも思いました。

所で、動物の遺骸が放置されると、昆虫や微生物により分解されます。
その中の一つに「アンモニア分解菌」と言うのがあり、独自の生態系を築いています。
昔は土葬が普通でした。
と言う事は、当時は人間の遺骸の分解を専門とするアンモニア分解菌があったのかも知れません。
現在ではその生育環境が無くなってしまった為に発見出来無くなってしまった、
もしくは絶滅してしまったかも知れません。
この話に出て来る「塊」は、ひょっとしたらそう言う菌の一種なのかも知れませんねー

306.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/7/22(金) 0:38
どうも更新についての書き込みが滞って、すみません。なんとか改善したいものです。

7/03日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「小児失踪」:
少し前に載せた「万年山の女」と同様、天狗かなにかに使役されています。それでも万年山の女は「最近立身した」と語るなど余裕を見せていましたが、こちらは生涯奴隷状態ではないかと懸念されます。なんというか、天狗はひどいやつだ。
「魚を食う一休」:
まあ話としても、大イベントを企画して場を持たすところは、見事ではないでしょうか。

7/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「槐樹の王国」:
「槐安の夢」としてよく知られる話です。「邯鄲の枕」なんかに似て、人生のはかなさを表すとされます。私としては、縮尺の伸縮と時間の伸縮の重なりに自分自身が滑り込むような感触をおぼえる話でもあります。
「枕の怪」:
いわば「付喪神」のような妖怪。「器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神と号すと云へり」とのことですが、この枕は「幾百年を経た古物と察せられる」ですから、資格十分ですね。焼いた臭いが「屍を焼くのにことならなかった」というのも、よく効いています。

7/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「燃える墓」:
子供のころ、土葬の墓は燐火を発するとよく聞きました。実際に墓場で見たことはありません。山裾に幾つも燃え出る狐火のようなものは見たことがありますが…。
文中に出てくる「地火日」については、Wikipediaの「暦注下段」の項に分かりやすい説明があります。
「横死者の魂」:
『中陵漫録』から「魄は地に降る」という標題で訳出している話と、同種の内容といえます。時珍の『本草綱目』の記事に狐の妖しい嗜好が加わることで、なにかほほえましい(?)話になっています。

杜若庵さま:
お久しぶりです。RESが大変遅くなって、申し訳ありません。
>「奇病」の話(わりと好きなんで)
奇病は、奇談に欠かせないジャンルといえますね。安易な因果応報譚や、じつは江戸時代の医学知識でも説明がついたのではないかと思われるような無理筋の奇病には興ざめしますが、そこらを突き抜けた奇病は、いたく想像力を刺激します。
「奇疾便覧」は、ちゃんと読んだことがありませんでした。この書き込みをいただいたのをいい機会に、通読しようと思います。

305.ご無沙汰しております 返信  引用 
名前:杜若庵    日付:2011/6/26(日) 21:3
ご無沙汰しております。黄華堂医話、奇病から憑物、祟、はては妖怪変化まで、面白いですね。「奇病」の話(わりと好きなんで)、いろいろなところに載ってますね。「奇疾便覧」なんか、体からあれが出た、これが出た、人面疽から飛頭蛮、中国から話をひいているのですが、結構楽しんでいます。
これからも面白い話を期待しております。

304.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/6/24(金) 23:0
06//02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「青い物を吐く」:
私は比較的恐がりなので、おびえて青い物を吐くようなシチュエーションは納得できます。顔面蒼白どころか全身蒼白となることもありえます。ただし、胆汁の色は青ではなく黄色っぽいので、胆を潰して全身に胆汁が回った結果の色とは言いがたいところです。
「やむなく切腹」:
江戸幕府の目付は、ほんとにこんな「目を付ける」仕事をしていたらしいです。まあ他の仕事もしただろうし、やたらに切腹に追い込んだわけでもないしょうが…。

06/13日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「三娘子」:
旅人に蕎麦ようのあやしい食べ物を食わせて馬に変え、これを売って稼ぐ…。日本の説話に幾つか類話がありますが、原型はやはり中国だったようで。
「老いて角を生ず」:
歳をとると、こういうことはありがちな気がします。体そのものは弱るいっぽうで、ほくろは年々黒く大きくなり、瘤は成長していきますから、角だって生えないとはかぎりません。この老人の場合、成長が速い分、鹿の角みたいに落ちてしまったと考えられます。

06/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「千本の山伏」:
山伏って、いちおう修験者なのに、こんなに軽くていいのでしょうか。立つ鳥あとを濁しまくりの行動姿勢が、皮肉な結果をもたらしました。
「魚肉の怪」:
一般に魚やイルカが船につきまとうのは不吉なこととされ、船の下にぴたりと付かれると船が動かなくなります。はては転覆させられたりするので、それを防ぐために船客の一人が海に入って犠牲になることもあります。でも、この話では、魚がそこまで大きくなかったせいか、付きまといを誰も恐がっていません。結局は不吉だったんですけどね。

隆景さま:
お久しぶりです。かわらずご愛読いただき、うれしく思います。
>「三娘子」こちらの過去分にも同じような話がありましたね。…
「馬を売る家」というやつですね。これは『奇異雑談集』から採ったものですが、『今昔物語集』にも「四国の辺地を通る僧,知らざる所に行きて馬に打ち成さるる語」という類話があります。残念なことに、今昔の話のほうも、悪党の上を行くような登場人物は出てきません。

どんぐりさま:
はじめまして。貴重な話をありがとうございます。
座敷童は私にとって、『遠野物語』より宮沢賢治の「ざしき童子のはなし」の印象で、特別な精霊です。東北以外の土地に話があると聞いたのは初めてです。
家の守護霊らしく、波風立てない風情がありますね。長男が見ることができるだけで、見たからといって何かいいことが起こるわけでもなさそうです。二度見たら幸運だといっても、それは「普通一度だけなのに二度も…」というだけの幸運のようです。そうやって、その長男の代が終わる…、と。でも本当は、座敷童の表情はその都度ちがって、見た人の心もその都度さまざまなのかもしれません。それは語られないだけで…。


ページ: |< << 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 

無料アクセス解析

アクセス解析の決定版!無料レンタルで最大100ページ解析!

   投稿KEY
   パスワード

EZBBS.NET produced by InsideWeb