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黄昏の掲示板

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309.「煙を吐く木」について 返信  引用 
名前:まねき屋    日付:2011/8/28(日) 13:43
続けてお邪魔します。

この話も興味深いですね。
『駿国雑志』の「大宮神木発煙」と言う話を思い出しました。
「冨士大宮の神木老杉の梢より、煙立事、日にして止ず」を武田家滅亡の凶兆とした話なのですが
当方はこれを立ち木の枯れ枝に密生したキノコが一斉に放出した胞子に光が反射し煙の様に見えた物、と考えました。
この「煙を吐く木」も同様の現象なのかも知れません。
老木の中が洞になっていて、その中に何かのキノコが密生し、一斉に放出した胞子が上昇気流に乗り
てっぺんから煙を吐いている様に見えたのでは無いでしょうか。
火の粉云々は、そう思い込んで無い物まで見えてしまった物で、流言飛語の類だと思います。
キノコが胞子で繁殖する事、そもそも胞子の存在を知らなかった当時の人々がキノコの様々な振る舞いを見た時に
怪異と感じてしまうのは仕方の無い事かも知れませんね。
 
当方は菌類マニアですので無理矢理にでも菌類的に解釈してしまいますが
あながち間違いでは無いのでは、と勝手に納得しています(^−^)

308.8/01、8/11日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/8/14(日) 22:25
8/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「下女の亡霊」:
用人や禅僧は関助に、「亡霊はおまえの心の内にある」と説きます。この近代的と言っていい論理の問題点は、「心の内にあるのだから恐るべきものではない」とする帰結を想定しているところでしょう。そういう問題ではないと思います。
「京都の怪事」:
堕胎薬は今日、経口のものなどが個人輸入でも比較的簡単に入手できるようです(委しくは知りません)。江戸時代はというと、朝鮮朝顔の実とか酸漿(ほおずき)などが用いられたほか、水銀を主成分とした薬物が販売されて、堕胎のみならず、「下女の亡霊」の柳のように母体が命を落とすこともありました。堕胎薬を売る町に怪談が生まれるのも、無理ありません。

8/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「稲生武大夫怪物に逢うこと」:
化物は「山ン本五郎左衛門」ではなく「出雲国五郎左衛門」と名乗っていますが、名高い『稲生物怪録』の類話の一つです。現れる怪事は、瞑目して心を静めると消え去るという、わりと他愛ないものばかりです。原型はこんな話だったのかもしれません。あるいは、口頭で広まる噂話としての怪談は、こんなふうになるということかもしれません。
「煙を吐く木」:
なんでしょうねえ。地下でモグラが芋でも焼いていたか。

まねき屋さま:
いつもありがとうございます。参考になります。
漠然と菌類のようだとは思っていました。「燃える」のではなく、何かが発光するのではないかとか…。それ以上は自分の守備範囲ではないという理由で考えないわけですが、考察をいただくと、じつに興味深いですね。これを手がかりに調べていったら、知らなかったことがいっぱい出てきて飽きません。

307.『燃える墓』に関して 返信  引用 
名前:まねき屋    日付:2011/8/4(木) 16:16
ご無沙汰しております。

『燃える墓』
とても興味深い話ですね。
何かの地下生菌、もしくは粘菌の休眠菌核を思わせます。
トリュフ等、地下で繁殖するキノコは、成熟するとニオイを発し
ねずみなどの小動物や昆虫類を引き寄せて捕食させ、胞子の撒布を担わせます。
それ専門の小蝿も居り、ピーク時には地面から煙が湧いているように見える程群がるのだそうです。
また、ある種のキノコは地下に菌核を作り、掘り出されると表面から胞子を撒布する事もあるそうです。
そう言う現象を「炎が揺らいだ様に見えた→燃えた」と表現したのかな、とも思いました。

所で、動物の遺骸が放置されると、昆虫や微生物により分解されます。
その中の一つに「アンモニア分解菌」と言うのがあり、独自の生態系を築いています。
昔は土葬が普通でした。
と言う事は、当時は人間の遺骸の分解を専門とするアンモニア分解菌があったのかも知れません。
現在ではその生育環境が無くなってしまった為に発見出来無くなってしまった、
もしくは絶滅してしまったかも知れません。
この話に出て来る「塊」は、ひょっとしたらそう言う菌の一種なのかも知れませんねー

306.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/7/22(金) 0:38
どうも更新についての書き込みが滞って、すみません。なんとか改善したいものです。

7/03日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「小児失踪」:
少し前に載せた「万年山の女」と同様、天狗かなにかに使役されています。それでも万年山の女は「最近立身した」と語るなど余裕を見せていましたが、こちらは生涯奴隷状態ではないかと懸念されます。なんというか、天狗はひどいやつだ。
「魚を食う一休」:
まあ話としても、大イベントを企画して場を持たすところは、見事ではないでしょうか。

7/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「槐樹の王国」:
「槐安の夢」としてよく知られる話です。「邯鄲の枕」なんかに似て、人生のはかなさを表すとされます。私としては、縮尺の伸縮と時間の伸縮の重なりに自分自身が滑り込むような感触をおぼえる話でもあります。
「枕の怪」:
いわば「付喪神」のような妖怪。「器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神と号すと云へり」とのことですが、この枕は「幾百年を経た古物と察せられる」ですから、資格十分ですね。焼いた臭いが「屍を焼くのにことならなかった」というのも、よく効いています。

7/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「燃える墓」:
子供のころ、土葬の墓は燐火を発するとよく聞きました。実際に墓場で見たことはありません。山裾に幾つも燃え出る狐火のようなものは見たことがありますが…。
文中に出てくる「地火日」については、Wikipediaの「暦注下段」の項に分かりやすい説明があります。
「横死者の魂」:
『中陵漫録』から「魄は地に降る」という標題で訳出している話と、同種の内容といえます。時珍の『本草綱目』の記事に狐の妖しい嗜好が加わることで、なにかほほえましい(?)話になっています。

杜若庵さま:
お久しぶりです。RESが大変遅くなって、申し訳ありません。
>「奇病」の話(わりと好きなんで)
奇病は、奇談に欠かせないジャンルといえますね。安易な因果応報譚や、じつは江戸時代の医学知識でも説明がついたのではないかと思われるような無理筋の奇病には興ざめしますが、そこらを突き抜けた奇病は、いたく想像力を刺激します。
「奇疾便覧」は、ちゃんと読んだことがありませんでした。この書き込みをいただいたのをいい機会に、通読しようと思います。

305.ご無沙汰しております 返信  引用 
名前:杜若庵    日付:2011/6/26(日) 21:3
ご無沙汰しております。黄華堂医話、奇病から憑物、祟、はては妖怪変化まで、面白いですね。「奇病」の話(わりと好きなんで)、いろいろなところに載ってますね。「奇疾便覧」なんか、体からあれが出た、これが出た、人面疽から飛頭蛮、中国から話をひいているのですが、結構楽しんでいます。
これからも面白い話を期待しております。

304.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/6/24(金) 23:0
06//02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「青い物を吐く」:
私は比較的恐がりなので、おびえて青い物を吐くようなシチュエーションは納得できます。顔面蒼白どころか全身蒼白となることもありえます。ただし、胆汁の色は青ではなく黄色っぽいので、胆を潰して全身に胆汁が回った結果の色とは言いがたいところです。
「やむなく切腹」:
江戸幕府の目付は、ほんとにこんな「目を付ける」仕事をしていたらしいです。まあ他の仕事もしただろうし、やたらに切腹に追い込んだわけでもないしょうが…。

06/13日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「三娘子」:
旅人に蕎麦ようのあやしい食べ物を食わせて馬に変え、これを売って稼ぐ…。日本の説話に幾つか類話がありますが、原型はやはり中国だったようで。
「老いて角を生ず」:
歳をとると、こういうことはありがちな気がします。体そのものは弱るいっぽうで、ほくろは年々黒く大きくなり、瘤は成長していきますから、角だって生えないとはかぎりません。この老人の場合、成長が速い分、鹿の角みたいに落ちてしまったと考えられます。

06/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「千本の山伏」:
山伏って、いちおう修験者なのに、こんなに軽くていいのでしょうか。立つ鳥あとを濁しまくりの行動姿勢が、皮肉な結果をもたらしました。
「魚肉の怪」:
一般に魚やイルカが船につきまとうのは不吉なこととされ、船の下にぴたりと付かれると船が動かなくなります。はては転覆させられたりするので、それを防ぐために船客の一人が海に入って犠牲になることもあります。でも、この話では、魚がそこまで大きくなかったせいか、付きまといを誰も恐がっていません。結局は不吉だったんですけどね。

隆景さま:
お久しぶりです。かわらずご愛読いただき、うれしく思います。
>「三娘子」こちらの過去分にも同じような話がありましたね。…
「馬を売る家」というやつですね。これは『奇異雑談集』から採ったものですが、『今昔物語集』にも「四国の辺地を通る僧,知らざる所に行きて馬に打ち成さるる語」という類話があります。残念なことに、今昔の話のほうも、悪党の上を行くような登場人物は出てきません。

どんぐりさま:
はじめまして。貴重な話をありがとうございます。
座敷童は私にとって、『遠野物語』より宮沢賢治の「ざしき童子のはなし」の印象で、特別な精霊です。東北以外の土地に話があると聞いたのは初めてです。
家の守護霊らしく、波風立てない風情がありますね。長男が見ることができるだけで、見たからといって何かいいことが起こるわけでもなさそうです。二度見たら幸運だといっても、それは「普通一度だけなのに二度も…」というだけの幸運のようです。そうやって、その長男の代が終わる…、と。でも本当は、座敷童の表情はその都度ちがって、見た人の心もその都度さまざまなのかもしれません。それは語られないだけで…。

303.記憶にとどめて頂きたい 返信  引用 
名前:どんぐり    日付:2011/6/16(木) 22:5
時々伺わせて頂いています。
記憶が失われる前に、興味のある方に聞いて頂きたい話です。
この話を知っている人間は少ないと思います。

場所は福岡県の北野町と言うところです。今では市町村合併で久留米市になっています。
ある大きな農家の本家には座敷童が居るそうです。
ただし、東北地方の座敷童と違うところがいくつかあるそうです。
姿形は子供であると言うところは東北と同じです。
しかしその姿を見ることが出来るのは本家の跡継ぎである長男だけだといいます。
それもその人の一生のうちで一度か二度、見ることが出来るとか。
二度見ることは非常に稀で運が良いと言われるそうです。
ある一室のみに現れ、寝ている枕元にスッと立っているか、天井の梁を逆さまにペタペタ歩くこともあるそうです。

この話はその農家の分家の人から聞きましたが、その人も今は亡くなっており詳しい場所を聞くことが出来ません。
私が話を聞いたのは今から10年ほど前ですから
その農家は今でもあるはずです。

302.えらくご無沙汰です 返信  引用 
名前:隆景    日付:2011/6/14(火) 6:32
地震やら個人的な事で、大変にご無沙汰しておりました。
でも欠かさず読ませて頂いておりました。
「三娘子」
こちらの過去分にも同じような話がありましたね。
そっちはたしか日本で丹後の話だったような、好きなお話だったので、
覚えています。
中国版は、被害を受けそうになった側が一枚上手という感じです。

301.5/13、5/23日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/5/30(月) 23:36
5/13日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「森直之進一件」:
訳出元は一応『半日閑話』です。しかし『半日閑話』の記述ではあまりに事情が分かりにくかったので、同じ巷説を取り上げた『文化秘筆』も参考にしました。少し補足しますと、養父彦太郎と養子直之進とは、そんなに年の差がありません。彦太郎は素行が悪い上に乱心症状もある危ないやつなので、若くして隠居させられ、座敷牢に入れられていたのです。彦太郎の父喜右衛門以下が処罰されたのは、不始末を起こした家の者だからというよりは、乱心者を不用意に座敷牢から出していたことや、脇差を持ち出したのを知りながら取り押さえなかったことなどの責任を問われたもののようです。
「復活猫」:
死んで腐臭を放っていた猫が鮮やかに復活、さすが妖獣です。飼い主も、河に捨てたのがまずかった。山に埋めたらどうなっていたか。

5/23日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「握り殺す男」:
犬神は邪悪な呪いのために使役される恐ろしい動物霊なのですが、この話では、なんだか可愛らしい耳の垂れた子犬のような印象です。
「火傷する女」:
どちらの女も気の毒です。たしかに、怒りや欲望で頭がいっぱいの時というのは、おそろしく無防備で、我知らず危険に身をさらした状態でもあると思います。

吉田茂樹さま;
ムカデに縁がないのは幸いに存じます。
>ムカデの類はキンチョールをぶっかけても平気で困った奴らですね…
噴霧式殺虫剤は効きませんねえ。昆虫じゃないですからね。学生時代に住んだ墓地の裏手の部屋は、たびたびムカデが侵入しました。手を焼いていたところ、教授から「熱湯一滴でイチコロ」と教わり、実行したらその通りでした。隣室の友人はガムテープで退治する戦法を編み出しました。以来連戦連勝でしたが、でも心から遭いたくないやつです。

299.4/22、5/01日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/5/9(月) 22:50
4/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「落雷さまざま」:
落雷の奇談が多いのは、雷が単なる災害ではなく、雷獣のようなものを持ち出して説明しなければならないほど、驚異的な現象だったということでしょう。
「霊の棲む池」:
湯平温泉は、湯布院温泉に程近い山あいに、古くからある温泉です。「立石の池」「小田の池」「山下の池」も実在します。これらの池の写真をネットで検索して見ることができましたが、少なくとも現在の姿は、この話の印象よりはずっと大きくて穏やかな感じです。

5/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「けなげな幽霊たち」:
怨霊でない幽霊、親和的な幽霊は、もっと語られていいと思っています。
「ムカデの玉」:
昔はよく家の中でムカデに遭遇しました。遠い記憶をたどってみるに、ムカデの頭部は玉を掲げているみたいに見えたかなあと思って、早速画像を検索。結果、そうでもなかった。トビスムカデの頭が鳶色なところが、そう言えなくもない程度。見た目が嫌なヤツなせいで、記憶が歪んだか。なおも検索するうち、ムカデに頭を咬まれた人の話などを読み耽ってしまいました。



300.Re: 4/22、5/01日付の更新について
名前:吉田茂樹    日付:2011/5/20(金) 8:6
私自身はムカデとヤスデの見分けもつきませんが、子供の頃よく同級生が夜中にムカデに噛まれて痛かったなどと言ってました。ムカデの類はキンチョールをぶっかけても平気で困った奴らですね…

298.4/03、4/13日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/4/18(月) 23:2
4/03日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「家出老人」:
齢をとると思慮深く謙虚になるなんてことは、ふつうないですからね。だいたいその逆で…。それにしても惣左衛門、鋳物師の仕事はどうしたのでしょうか。
「ふくろうの子」:
「梟の…」の古歌も、支唐禅師とやらが何者かも、わたしは知りません。鳥が土から生ずるという説は少し知っていまして、これとはだいぶ違いますが、〔あやしい古典文学〕には、『斉諧俗談』から「土中の鳥」を載せています。

4/13日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「万年山の女」:
村の女が発狂して山へ入る話は、多数あります。なかでも『雪窓夜話抄』から訳出した「山中の鬼女」なんかは、これとよく似た話です。万年山の女の場合、少し出世して生活が安定したらしく、その点はよかったのかな、どうだろう。
「先妻の生霊」:
生霊になって誰かに憑依するときは、相手と密着したり混交したりしなければならないわけで、私の生霊はきっと、よほど怨んでいても、大嫌いな人間には憑きたがらないでしょう。世の嫌われ者は生霊に憑かれにくいはずだ、なんてことを思いました。

297.3/11、3/23日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/3/31(木) 23:31
3/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「一族滅亡」:
愛媛県には(「宇間郡」ではなく)「宇摩郡」があるので、そのあたりの話でしょう。祭事の最中に喧嘩して中座したのが、主役の大蛇の怒りを買ったのか。
「霧山城の大蛇」:
霧山城と呼ばれる城は幾つかあります。そのうちの、これは山形県の延沢城と思われます。大蛇が守護するという伝説が今に残っているかどうかは分かりません。

3/23日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「無足婦人」:
本文には「晋の少主の時世に…」とありますが、時代背景等はよく分かりません(そもそも「晋の時代」で正しいのかどうか)。無足婦人の話は太平広記の卷第367(妖怪九)にも載っているようなので、そのうち当たってみたいものです。
「ひつじ男」:
元祖「ひつじ男」だと思います。人虎伝なんかとは違って、草食的ハッピーエンドです。

296.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/3/10(木) 20:39
02/13日付で【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「合戦の視界」:
山中鹿之介は、第一次尼子家復興戦に敗れて山陰を追われた後、信長を頼って織田軍団に組み込まれます。これは、そのころの話と思われます。じっさい、緊張や興奮のあまり状況がまったく見えなくなることは、日常のさまざまな局面でも体験することなので、説得力があります。ちなみに、山中鹿之介の数あるエピソードのうちで、元亀2年に尼子復興軍の拠点が落ちて吉川元春の捕虜になったとき、便所の汲み取り口から糞まみれで脱走した話が好きです。その後、播磨上月城落城でまた吉川元春の捕虜になりますが、さすがに今度は逃げる前に斬られてしまいました。簡単に切腹しないタイプの武将であります。
「信長激怒」:
信長は永禄2年に一度上京して将軍の足利義輝に謁しているので、その時のことで、年齢は二十代の半ばです。怒りっぽい(怒り出すとしつこい)、電撃戦が得意、といった特徴をとらえた話になっています。

02/22日付で【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「ねずみ色の粉」:
この粉は「搗粉」と呼ばれる石灰粉ないし磨き砂であろうと思われます。「精白に搗粉を用ふることの可否に就て」という宮沢賢治の文章をネット上に見つけましたので、興味があったら目を通してください。
http://why.kenji.ne.jp/shiryo/sonota/403seuhaku.html
「アヒルが出る墓」:
墓泥棒対策に設置した金属のアヒルが、食い意地が張っているだけで、さほど強くありません。墓の主が自分で出てきて戦うところが面白い。

03/02日付で【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「ミイラの説」:
中近世のヨーロッパでは、エジプトのミイラを切り刻んだものが、広く万能薬として用いられたそうです。ミイラの包帯巻きに使う物質が古来万能薬として珍重された一種の瀝青だと信じられたからで(でも実は松脂だったという)…。日本での流行について、〔あやしい古典文学〕ではすでに「ミイラは人ではない」「ミイラ流行」などを載せています。
「船幽霊の説」:
後半の船幽霊について、干潟に積んだ船荷に寄って来るのを「船荷を守ろうとしながら死んだ自分の最期の姿をなすべく、闇の中から立ち現れた」としましたが、沈没を避けるべく船荷を捨てようとした」とか、「荷崩れた船荷を積みなおそうとした」などのほうが適切かもしれません。

吉田茂樹さま:
花粉の候、ご愁傷さまです。気力で耐えてください。健闘を祈ります。
私はまあ元気なんですが、掲示板の書き込み、じつは忘れていました。というか、書いたつもりで安心しているうちに日がたって…、モーロクしたのかなあ。とにかく慌てて書きました。

294.1/22、2/01日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/2/10(木) 22:12
1/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「人魂の季節」:
どうも、今一つ同情しがたい死にざまの人魂ですね。見た人たちも、あまり恐がらなかったような気がします。
「かわねこり」:
私が名前から想像したのは、大カワウソが二本足で歩く姿です。『列国怪談聞書帖』の「すじかぶろ」みたいなやつかもしれない…。形を見た人がいないのですから、自由に想像するとしましょう。鳴き声の「ああああーっ」は私が入れました。「その鳴き声は人の叫ぶに似たり」とありますから、こんな感じではないでしょうか。

2/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「白将軍」:
おなじみ白犬と人間の女の異類婚譚。もとの題名は「白狗姦悪」というんですが、白犬自身は「姦」が身上で、「悪」はさほどでないように思えます。息子は文句なしの「悪」ですね。『八犬伝』の犬士たちとえらい違いです。
「貧乏幽霊」:
物悲しくもばかばかしい幽霊。『近世異聞・耳の垢』には、ほかにも「顔を舐める大きな婆」とか「竹馬女」といった、舐める怪談があります。



295.Re: 1/22、2/01日付の更新について
名前:吉田茂樹    日付:2011/3/8(火) 8:28
こんにちは、吉田です。
最近掲示板の方の書き込みがありませんが、お元気ですか?
私の方はこれから花粉症に苦しむことになりそうです…

293.1/03、1/12日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/1/19(水) 10:8
1/03日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「真々」
絵の女に恋をする話は、ほんとに沢山あります。じっさい、スクリーンの美女に惚れたりグラビアのアイドルに心を奪われたりと、現在進行形で無数に存在する現象ともいえますから、無理はありません。最後の、真々が子連れで絵に帰ってしまうところの、妻に出て行かれた男の悲哀が味わいぶかいです。
「やさしい叔父が乳を出す」
『二十四孝』にも似た奇跡譚ですが、無理筋の親孝行ではなく育児の苦労であるところに好感が持てます。真面目くさった野郎が嬰児に乳を含ませている場面を、目をとじて想像しましょう。

1/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「運命論者」
「命あるものは必ず死ぬ、それは避けられない運命だ」と考える者は、みな運命論者だともいえます。河童にとって、仏事の餅は受け入れざるをえない死の宣告であったのでしょう。
「腹が裂けても」
あらためて、一念にこりかたまるのはいかがなものかと思わせられます。

吉田茂樹さま:
おそまきながら、本年も変わらずよろしくお願いいたします。
先日水族館へ行きまして、しばらく客足が途絶えたときに、スナメリの子供がひとしきり遊んでくれました。「こんな気分でまた1年」と、なんとなく思いました。

隆景さま:
いつもありがとうございます。本年もよろしく。
>融通の利かない侍みたいな河童だ・・
たしかに……。そこへもってきて、「仏事の餅」という軽さが効いていますね。


290.2011年 返信  引用 
名前:    日付:2011/1/1(土) 23:10



291.Re: 2011年
名前:吉田茂樹    日付:2011/1/4(火) 13:27
謹賀新年
本年もよろしくお願いいたします。
山ン本様の続編、期待しております。


292.Re: 2011年
名前:隆景    日付:2011/1/13(木) 4:47
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年も楽しみにさせて頂きます。

「運命論者」
融通の利かない侍みたいな河童だ・・結構良いお話のような感じですが。


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