今年の世界鬼学会について速報します。以下は知人がHPに載せたのをそのままパクッたものです。
★第10回世界鬼学会 12月13日(土)大江町総合会館 @.狂言師・茂山千之丞氏の記念講演「狂言と鬼」。狂言に登場する鬼にまつわる話しをユーモラスに紹介されました。鬼が人間に惚れるという人間的な鬼が、狂言にはよく登場しているようです。 A.サウンドアーテイスト・鈴木昭男氏「もがりW」。牛若丸も吹いたと伝承されている自然の石笛から音が出ることにびっくり。イギリスの大英博物館でも演奏された古代の音を聞くことができました。1988年に丹後の網野町で「日向ぼっこの空間」を発表された鈴木さんの世界の一端を知ることができました。 B.大森一樹氏「映画と鬼」の記念トーク。思ったよりゆっくりした語り口に、映画監督の素顔を見ました。しめくくりは、映画化されなかった「信長」を鬼族の末裔として描いた脚本があること紹介され、大江町で映画化してはどうかと提案されました。 日本の鬼の交流博物館の10周年記念の世界鬼学会の総会、三者三様の面白い世界を見ることができました。
追伸、大森監督は最初来られないことになっていたので、一部の案内には紹介されていなかったのですが、急遽来ることができるようになり、講演をお願いしたものです。その大森監督は後の懇親会で、「毎年、今年のもっとも鬼的な人10選を選び、その優勝者を世界鬼学会で表彰しよう。」と提案されていました。
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