あだるとの、びでおへんしゅう、されたものを ざつくりすてて、にげるあさのひ
某ホテルにて薬を覚えて、仕事以外の時はどっぷり薬に漬かる日々が続いていたが、ある時仕事にも…夕方出勤にもかかわらず遅れるようになり、職場でゴタゴタした事になって辞める運びとなった。その頃…今もそういう処があるが、何人か手を伸ばせば触れられる女性はいた。そう…仮性包茎だった事も関係しているかも知れないが、一人でどっぷりと覚せい剤に浸かり自慰をしている、その時間が非常に長い…のだが生身の女の子とは布団でただ抱き合ったまま一夜を過ごす…という自分でも訳のわからん事をしていたのであった。仕事を辞めタガがはずれこの時は確か幡ケ谷に引越した(嫌、白金の新聞の住み込み先)。その時ホテルでの仕事を辞め、その朝も当時はビデオだったが自分で編集した山程あるビデオ・テープをゴミ袋に捨てて逃げるように引越した覚えがある。例えば一夜で 12 本のビデオを借りて半日ぐらいで一通り見て、その中から〈これは!〉使えるという部分を録画しておく作業である。そういうのが山程あった。後にアダルト・ビデオの制作会社に勤めたのも、こういった幻想からは逃げられん、それならこっちから立ち向かって行こうという気持ちであったのである。その蛇だか、狐だかは知らんが今も…中学の時から 30 年来の戦いを続けているのであろうか。
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