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声の広場

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414.星影の彼方に・・・7 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/10/1(月) 14:38
「ホーキング、宇宙のすべてを語る」最終章『結論』の抜粋である。

 私たちが周囲で目にすることを理解したいと願い、次のように自問するのです。宇宙の本質とは何なのでしょうか?また宇宙は、私たちは、いったいどこから来たのでしょうか?宇宙はなぜこのような状態になっているのでしょうか?

 なぜ宇宙はわざわざ存在するのでしょうか?統一理論があまりに強力なので、宇宙は自ら存在せざるをえないのでしょうか?もしくは、創造主を必要とするのでしょうか?もしそうなら、神は宇宙に対して他の影響も与えるのでしょうか?そして誰が神を創ったのでしょうか?

注  統一理論・・・ひとつであった原始エネルギー(真空エネルギー)がビッグバンにより四つのエネルギー(重力、電磁力、弱い核力、強い核力)に転換し、それらが宇宙の根本エネルギーとなり宇宙のすべての事象・法則を支配するという理論。NO3参照

 ホーキング博士は宇宙理論は未完成で、人類が古代より抱いてきた疑問の答えを見いだせないと言う。彼は著書の最後をこう結んでいる。

 もし将来完全な理論が見出されるなら、それは一部の科学者のみのものではなく、根本理念として、いつも誰もが理解できるものとならなければなりません。そうなれば、哲学者、科学者、そして一般の人々がみな、「なぜ私たちや宇宙がこのように存在しているのか」という疑問についての議論に参加することができるようになります。

 もしその疑問の答えを私たちが見つけるならば、それは人類の理知の究極の勝利でしょう。そのとき、私たちは神の御心を知りえるからです。

    参考資料 

「ホーキング、宇宙のすべてを語る」 スティーヴン・ホーキング著
「ここまでわかった!宇宙の謎」   佐藤勝彦監修・富永裕久著
「リグ・ヴェーダ賛歌」(インド最古の宗教文献)  辻直四郎訳

407.川崎葉子さんの講演会にお出でください 返信  引用 
名前:原発を考えるあわら市民の会    日付:2012/9/4(火) 10:21
 原発事故が起こると・・・食べるものがない、水が飲めない、息ができない、渋滞で車が動かない、ガソリンがない・・・日常、当たり前のことが当たり前でなくなります。
 
 原発から僅か3キロのところで普通に暮らしていた川崎さんに何が起こったか、第2の福島になるかもしれない福井県に住むものとして、是非、ご来場ください。
 
 当日は、シンガーソングライター 河合良信さんのライブもあります。また、福島の災害を伝える写真パネル26枚も展示されます。

 一人でも多くのみなさんのお出でをお待ちしています。

日時 9月9日(日)午後1時半より
場所 湯のまち公民館2F大ホール(えち鉄湯のまち駅裏)
電話番号 78-6350
参加費 500円

406.晩夏(ばんか) 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/9/3(月) 14:24
 ようやくと ためいきつきし 晩夏かな          とんぼ

 猛暑に過労がかさなり、8月のおわりに体調を崩した。冷房風邪というやつである。一週間経過したが症状は抜けない。

 就眠中冷房をOFにすれば回復も早くなるのだろうが、暑さに弱い性質(たち)で、睡眠不足に陥る。それはそれで仕事に差し支えるから、一晩中ONのままである。薬たよりで、一日三回の薬を6回飲んで、症状を抑え込もうとしている。むろん効くはずもなく、今はひたすら夏の終わりを待つのみである。

 ようやく朝夕が涼しくなった。晩夏の候である。早朝椅子に体をもたれさせ庭を眺める。朝顔は開いているが枯花も目立つ。プランターのフウセンカズラがホオズキに似た白い実と茶の実(枯れ実)を付けている。シシトウが白い花を咲かせ、青い実と、熟した赤い実を付けている。黄色い花が咲いていると思ったら、ゴーヤの花である。蔓が絡んでいた。

 サギソウは葉が茂り茎の先端に蕾を付けたのだが、開花しない。去年咲いた園芸種のサギソウから球根を採取し育てたのだが、失敗に終わったようだ。ただ一輪だけ、慰めるように咲いた。

 クロアゲハチョウが舞い、朝顔に羽を休める。小さな白い蝶がせわしげにゴーヤーの花を行きかう。この蝶はルリシジミ。

 雑草もこのひと月でずいぶんと茂った。花も実も付けている。いましばらく、涼しくなるまで彼らを蔓延らせ(はびこらせ)ておこう。

 ぼんやりと空を眺める。うすい綿のような雲がはるか上空に漂っている。晩夏の雲である。

 風景は晩夏を告げている。晩夏・・・夏の名残り、夏の末。もうすぐ秋である。

405.仁徳天皇 煙立つ民のかまどは・・・。有若(ゆうじゃく)の逸話。 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/7/18(水) 9:25
 有若、字(あざな)は子有(しゆう)(前538〜前457。春秋時代)。魯(現在の山東省)の人で孔門(孔子門弟)十哲の一人である。彼が魯の哀公(あいこう)に仕えたときの逸話である。

 哀公が有若に問うた。
「今年は飢饉で用(税収)不足である。之(これ)を如何(いか)にすればよいのか」戦乱に飢饉が重なり、財政は火の車である。
 有若応えて具申する。
「なぜ徹(十分の一の税。税の軽減)を実施しないのですか」
 哀公は言う。
「すでに二の税(徹の2倍)を徴収しているが、なお足らず。どうして徹をおこなえるのか」
 有若応えて、
「人民が満ち足りているときに、『余は不満足である』と言う君主はいるでしょうか。逆に人民が困窮しているときに、『余は満足である』と言う君主はいるでしょうか。

 人民が富めば君主(国)も富み、人民が貧しければ君主(国)も貧しくなるというのが為政(いせい)の常道でございます」

 国も人民も苦しんでいる今、優先すべきは税を軽くして人民を救済することなのです。そうすれば人民は富み、国も潤うのです。

 有若の論を空論と批判することは容易い。だが、彼の言わんとすることは「政治は仁。民あっての国家」と理解すれば本質を突いている。

 仁徳天皇の御歌にもある。

 高き屋にのぼりて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり

 仁徳天皇4年(316年)、帝が難波高津宮から都を見渡すと家々から煙が立っていない。貧しく炊くものがないのである。都でもこのありさま、地方ではさぞ困窮しているであろうと民に同情された帝は「三年の間、税を免除する」との詔(みことのり)を発せられた。

 その日より帝は衣を新調されず、お住まいの修理もされなかった。石垣は崩れ、庭は荒れ放題。屋根が朽ちていたが耐えていらっしゃった。

 三年経って帝が高台に登られて見渡すと、民のかまどより盛んに煙が立ち上っていた。帝はお傍にいられる皇后におっしゃった。

「朕は富んだ。喜ばしいことだ」帝の困窮生活を知る皇后は訝しく(いぶかしく)思われた。
「政事(まつりごと)は民を本としなければならない。その民が富んでいるということは朕が富んでいるということなのだ」

 現代の政治家に欠落している哲学である。
 

404.重要文化財指定記念 桑野遺跡出土品展(あわら市の縄文時代) 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/7/9(月) 14:5
 平成4年〜6年(1992〜94)、桑野遺跡から発掘された石製装身具類が国の重要文化財に指定された。

 指定一覧

 玦状耳飾(けつじょうみみかざり…中央部に穴があり、外縁から穴に向けて切り込みがある) 71点
 箆状垂飾(へらじょうたれかざり…靴べらに似た形状。先端部に孔がある)               5点
 棒状垂飾(ぼうじょうたれかざり)       1点
 鰹節形垂飾(かつおぶしがたたれかざり)  1点
 腕輪状垂飾 (うでわじょうたれかざり)   1点
 大珠(おおだま)                   1点
 管玉(くだたま…竹管状の玉)         3点
 異形石器(いけいせっき)            2点

 これらは集団墓地と推定される24基の土壙墓(どこうぼ…土を掘ったくぼみに埋葬する墓)から発掘され、その帰属時期は、概ね(おおむね)縄文時代早期末から前期初頭(おおよそ5千〜6千年前)と目(もく)される。

 注目されるのは玦状耳飾の多さで、その数、他地域を圧倒する。材質は不明で、産地も特定できない。おそらく大陸からの渡来人が持ち込んだのではないかとの説が有力である。

 その場合、ルートとしては朝鮮半島を経由するとみるべきだが、半島における玦状耳飾は三か所でしか発掘されておらず、数も極端に少ない。

 桑野遺跡で大量の玦状耳飾が発掘されたことにより、日本国内に生産地があったとの説もある。それを証明するには玦状耳飾石の国内産地を特定する必要があるが、現在のところ不明である。

 玦状耳飾は「魔除け」の意味合いがあったようだ。石器時代、獣の牙を身につけ「魔除け」とした風習に通じる。

 北陸一帯には縄文遺跡、貝塚が多数見られる。だが、玦状耳飾がこれほど大量に出土したのは桑野遺跡だけである。中国にもこれだけの量は出土していない。

 出土品から、彼らの生活の一端がうかがえる。大量の蜆(しじみ)に混じった微量の牡蠣、サザエが混在する貝塚跡。海洋性、淡水産の魚骨もあることから川岸で漁をし、さらには海へ出たのであろう。

 獣骨は猪、鹿が多く、タヌキなども見られる。狩りに使用したであろう尖頭器(せんとうき。槍の穂先状の石器)、どんぐり、木の実をすりつぶすために使われたであろう扁平磨石(へんぺいすりいし)も出土している。

 桑野遺跡での土器の資料は少ない。装飾品に比較して出土数が少ないためだが、それでも同時代(5千年〜6千年前)の縄文土器の破片が展示されている。

 縄文土器の特徴は縄目模様とのイメージがあるが、実際は多様である。口側部横(こうそくぶよこ)に刺突痕(しとつこん。突き刺したとような点々)、横羽根状縄目紋(よこはねじょうなわめもん。竹べらで斜めに羽根状の溝をつける)などが見られる。

 これらは遠方の土器の特徴にも見られ(長野県、千葉県、岡山県)、縄文人が日本列島を往来したとみられる。形状としてはキャリパー型深鉢(V字型深鉢)で、ドングリ・木の実を貯蔵するのに適している。

注) 弥生期に入ると稲作が普及し、稲籾(いねもみ)の貯蔵用に現代の形状に近い土器が出現する。

 彼らは山野に自生する野草・木の実を常食とし、河川で鮒・鯰・鰻を捕え、蜆を取り蛋白質を補った。罠で猪、鹿を捕え、尖頭石器槍で仕留めたときには集落で祝い、ご馳走をわけあった。海の穏やかな日には丸木舟で乗り出し、貝を採集し近海魚を漁することもある。

 平和な日々を過ごしていた桑野縄文人だが、弥生への移行期、忽然(こつぜん)と姿を消した。玦状耳飾を残して・・・。謎が残る。

 桑野遺跡を含めてあわら市には遺跡・貝塚が多数残されている。そこから見えるのは古代人の生き生きとした姿である。彼等は我々が想像するよりもはるかに活動的で冒険心に富んでいる。すでに外洋に乗り出し、大陸との交流もあった。それを証明するひとつが玦状耳飾の出土である

 魏志倭人伝に記されている卑弥呼よりもさらに3千年も前の話である。美しい乳白色の玦状耳飾が桑野遺跡で発掘された。考古学上、注目され、24年4月、国の重文「桑野遺跡出土品」に指定された。鑑賞して縄文文化に触れていただきたい。

 桑野遺跡出土品展 7月7日〜16日 金津創作の森にて

 参考資料文献 福井県史 桑野遺跡出土品展資料 仁科章氏(元福井県立博物館長)講演より  

403.異変 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/7/8(日) 9:50
 大飯原発再稼働が決定されてから気になることが起きている。
例年7月、8月は観光客が訪れ、福井県、芦原温泉もにぎやかになるのだが、今年は若干の異変が感じられる。

 予約状況が芳しくない。さらに原発再稼働がマスコミに取り上げられるようになってから予約取り消しが発生している。最初は私のところだけかと思ったが、芦原温泉全体が同じような状況にある。県下他地域の観光地の状況はどうであろうか。

 大飯原発再稼働により福井県は原発立地県のイメージが定着し、観光産業に悪影響を与えていると考えざるをえない。いずれ他産業にも波及する可能性がある。

 県、あわら市、商工会において早急に調査することを望みたい。

402.DVD 「チェルノブイリハート」鑑賞のすすめ 6月26日投稿の補足 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/6/29(金) 23:31
 1986年4月26日、旧ソビエト連邦ウクライナ共和国キエフ市に在るチェルノブイリ原子力発電所4号機で事故が起こった。

 この事故でキエフ市は全域が放射能に汚染された。さらに放射能は拡散され欧州全域に及び、北米、日本でも観測された。

 2003年、アイルランド人、マリアン・デレオはウクライナとベラルーシでチェルノブイリ原子力発電事故による子供たちの健康被害を調査した。その記録映画である。この地域の子供たちの多くが、「チェルノブイリハート」とよばれる未知の心臓疾患と放射線障害に苦しんでいる。その惨状は目を覆うばかりである。

 あどけない子供たちが苦しんでいる。その目が必死に「助けて」と訴えている。その惨(むご)たらしさを筆舌で表現することはできない。だが目を背けることはできない。現実に起こっていること、日本でも起きうることなのだ。

 この映画を多くの人に見てもらいたい。原発事故の恐ろしさ(時間の経過とともに被害が拡大される)、その犠牲者が子供であり、またこれから生まれてくるであろう子供である。チェルノブイリの悲劇は終わっていない。現在も悲劇の連鎖は断ち切れていない。

 放射能汚染の恐ろしさは、健康被害が3年後、5年後、10年後、20年後、50年後、それ以降にも表れてくることだ。「チェルノブイリハート」は克明に残酷にそのことを描いている。

 ぜひ多くの人々にDVD「チェルノブイリハート」(2004年アカデミー賞受賞作品)を鑑賞していただきたい。希望される方は市議会議員の牧田孝男氏、山川知一郎氏に申し込みください。DVDをお貸しします。

 さて昨日、あわら市議会で
「停止中原発の運転再開を拙速に進めず、早急に脱原発プログラムを策定するよう求める陳情書」が提出された。

 趣旨に賛同したのが山川知一郎氏、牧田孝男氏で、他の議員は不採択とした。

「農業・食料の安全対策と農業の発展に向けた意見書」が提出された。
冒頭の文言である。

・・・東日本大震災の後、被災地農家は放射能汚染により出荷停止に追い込まれ、風評被害で苦しんでいる・・・。農業・食料の安全対策に万全を期すことを求める・・・とある。

 全員一致で採択とした。

「停止中原発の運転再開を拙速に進めず・・・」はとりもなおさず生命の安全、食の安全、農林漁業の安全を求め、原発事故の原因究明がなされておらず、事故の対策が不十分なまま拙速に原発再稼働を進めるべきではないという趣旨を含んだ陳情である。

 一方を了とし、一方を否とするは矛盾する。それに気がつかないとは論理的思考ができないということだ。あわら市議会議員の問題意識の低さ、ことなかれ主義は論評に値しない。
 

398.原子力発電の基礎知識  1  補足 返信  引用 
名前:とんぼ    日付:2012/6/21(木) 23:4
 2000年(平成12年)11月に広瀬隆氏、藤田祐幸氏が「原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識」(東京書籍株式会社)を著している。

 原発の本質をわかりやすく解説し、国の原子力政策の重大な欠陥を指摘している。昨年の福島原発事故から一年余過ぎた現在、再稼働容認の世論を形成しょうとする動きが政府・産業界と、一部巨大メディアにある。その結果、日本の産業を、国民生活を守るため再稼働やむなしの風潮が国民のなかに生まれつつある。それでよいのであろうか。

 政府・産業界が主張する現実論に振り回され、国民が無知ゆえに再稼働を認めたならば、後世に対して詫びても詫びきれない禍根を残すことになる。

 その誤りを犯さないために私たちは原子力発電の危険性を理解する必要がある。以下は「原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識」(広瀬氏、藤田氏共著)からの抜粋である。私見(注)も加えて紹介したい。

            原子力発電の基礎知識

 原子炉で使われるウランには、ウラン235とウラン238の二種類がある。235と238の数字は、それぞれ原子核をつくる粒子(陽子+中性子)の個数を示している。

 ウラン235に中性子が衝突すると原子核が分裂し熱を出す。一方238は中性子が衝突してもほとんど核分裂しない。238を核燃料とするにはプルトニウム239に変換させねばならない。

 地中から採取される「天然ウラン」のなかには、核分裂するウラン235はわずか0.7%しか入っていない。残りの99.3%がウラン238である。

 ウラン235のみ核燃料として使用すれば数十年で枯渇する。だが、ウラン238をプルトニウム239に変換する技術を開発すればウラン資源を百倍以上使える。ウラン235が40年で枯渇しても、4000年以上も原子力エネルギーを確保できることになる。(理論上では)

(注 変換技術の開発が中止されれば、近い将来資源は枯渇するであろうから、おのずと脱原発のタイムスケジュールは明らかになる)

 0.7%の235に比べ142倍の99.7%の238を利用しようとする研究がなされている。具体的にはウラン235の核分裂から出る中性子をウラン238にぶつければプルトニウムに変わる、その原理を利用しょうとしたのが、資源を増やすという『高速増殖炉』である。日本では(日本原子力開発機構)による『もんじゅ』がそうである。

 もんじゅの場合、中心部にウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(注 MOX燃料と呼ばれる)を入れておき、その周囲にウラン238を配置し、高温度の金属ナトリウムをどろどろの液体として使う。

 つまり中心部のプルトニウムが核分裂しながら、その熱をナトリウムに伝えて発電エネルギーとし、一方、核から飛び出した高速度の中性子がナトリウムの中を走り、これを具合よく周囲のウラン238に捕獲させる。こうして役立たずだったウラン238がプルトニュウム239に変化してよく。

 その結果、消費されたプルトニュウムより、新しく生まれたプルトニュウムの量が多ければ、地下資源は増殖するということになる。発電と、資源増加で、一石二鳥というわけである。この原子炉の開発に成功すれば、ウラン資源を百倍以上に使える。

 ウランが40年で枯渇すると仮定しても、高速増殖炉があれば、四千年以上も資源を使えることになる。実際の増殖率がたとえ50%程度でも、二千年分のエネルギーがウランからとれるという考え方に立ち、世界中の物理学者は「これからは原子力の時代だ」と大いに宣伝した。

 逆に言えば
「高速増殖炉の開発に成功しなければ、原子力の優れた面を主張する正当な理由を失う」ことになる。

 それが1950年代から今日まで続いた原子力開発の歴史であった。
 


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