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海音寺潮五郎掲示板
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154.梅田あかねさん(西郷隆盛研究家) 返信  引用 
名前:    日付:2008/5/29(木) 15:28
梅田あかねさん(西郷隆盛研究家)
http://www.city.kagoshima.lg.jp/var/rev0/0000/4411/2008228104923.pdf

皆さんは既にご存知ですね。
私は最近知りました。
この方も海音寺潮五郎の小説をきっかけに
西郷隆盛を敬愛するようになったそうです。

そして今現在、研究家としても活動されているそうです。
素晴らしい。
http://www.city.kagoshima.lg.jp/var/rev0/0000/4411/2008228104923.pdf

153.モモタさんへ 返信  引用 
名前:らむ    日付:2008/5/17(土) 9:12
丁寧な返信ありがとうございました(^^)
私の住む大口市では海音寺潮五郎という名前は有名ですが、こんなにもおもしろい作品を執筆なさっていたとは知らず読もうとしなかったことが恥ずかしい限りです。ちなみに、私は生まれも育ちも大口市なのですが、高校は海音寺先生の母校でもある加治木高校に通ったのです。校門の近くに学校のシンボルでもある大きな銀杏の木があり、毎年すごい臭いをさせていたのですが(笑)、「二本の銀杏」にちなんで植えられたものなのかなと今では勝手に想像しています。
話はそれましたが、「火の山」「風に鳴る木」図書館等で頑張って探してみようと思います。文庫化されてほしいです!

151.初めまして 返信  引用 
名前:らむ    日付:2008/5/14(水) 21:50
はじめまして。
二本の銀杏の舞台になった鹿児島県大口市の者です。
恥ずかしながら最近初めて「二本の銀杏」を読んだのですが、「火の山」、「風に鳴る木」は今では入手できないのでしょうか?



152.Re: 初めまして
名前:モモタ    日付:2008/5/16(金) 20:19
こんばんは。みなさん、ご無沙汰してます。

ちょうど私のブログで話題に取り上げようと思っていた内容なので、簡単に回答します。

結論から言いますと、『火の山』、『風に鳴る樹』は現在では出版されていませんので、入手するには古書店を探すしか、もしくはどこかの図書館で探すかになると思います。
どちらもネットを使って検索できるはずですので、発見するのはそれほど難しくないと思います。両方とも、六興出版というところから出ていました。

ここから先は、私の全くの憶測ですが、これら三部作は今年の後半ぐらいに文春文庫で出るのではないかなと、個人的な希望も含めて予想しています。『火の山』、『風に鳴る樹』ともに文庫化されたことはないはずなので、その価値はあると思いますし、海音寺潮五郎さんの作品の読者も徐々に増えてきていることでもありますので、今が絶好のタイミングと思いますから。

150.加藤清正 返信  引用 
名前:加藤清正弱冠王    日付:2008/4/15(火) 15:50
私、加藤清正のファンなのですが、
海音寺さんの「加藤清正」も読みました。
資料変遷がうまくなされていてとても良かったです。
おすすめです。

149.『幕末動乱の男たち』がいよいよ 返信  引用 
名前:モモタ    日付:2008/3/19(水) 22:5
みなさん、こんばんは。

海音寺潮五郎さんの諸作品が復活ラッシュで、ファンにとっては嬉しい悲鳴が続いていますね。先日、『武将列伝』の第1巻が「源平篇」として復活発売されましたが、これに続く作品が『武将列伝 戦国揺籃篇』、『武将列伝 戦国爛熟篇』というタイトルに決まったようですね。ネット書店を見ていると、早いところではこのタイトルで作品概要が載っています。

他には、『蒙古の襲来』に続いて、『大化の改新』も河出文庫から発売されるようです。これは、以前、tsubuさんが紹介されていた「現代人の日本史シリーズ」の一つに違いないと思います。

そして、いよいよ『幕末動乱の男たち』も新潮社から復活発売されることになるようです!大手出版社の中では動きの鈍かった新潮社ですが、ようやく重い腰をあげたという感じです。私は『幕末動乱の男たち』に収録されている「山岡鉄舟」が好きです。ぜひ、多くの人に読んでもらいたいと思います。

143.海音寺潮五郎大好き人間 返信  引用 
名前:戸崎 悟郎    日付:2008/2/20(水) 20:13
私の大好きな平野国臣と黒田勘兵衛を愛した、いつまでも読み続けたい歴史作家について情報を交換したい者です。



145.Re: 海音寺潮五郎大好き人間
名前:tsubu    日付:2008/2/21(木) 17:33
戸崎悟郎さん、はじめましてこんにちは!

どうぞこちらの掲示板で海音寺ファンの方と交流なさって下さいね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/


147.Re: 海音寺潮五郎大好き人間
名前:モモタ    日付:2008/2/27(水) 21:12
みなさん、こんばんは。

平野国臣と言えば、「幕末の快男児ベスト3」として、海音寺潮五郎さんが坂本龍馬、高杉晋作と共に挙げていますね。
前の二人と比べると平野国臣は陽があまり当たらない人物なのが残念です。

黒田如水(官兵衛)はご存じ『武将列伝』で海音寺潮五郎さんが取り上げていますが、如水に対する海音寺さんの評価は最上級といって差し支えないと思います。黒田如水が収録された『武将列伝』は、おそらく今年の5月に(第3巻として)復刊されるのではないかと思っていますが、未読の人にはぜひ読んで欲しい作品です。
http://momota1192.at.webry.info/


148.Re: 海音寺潮五郎大好き人間
名前:tsubu    日付:2008/3/4(火) 18:37
モモタさん、こんばんは(^^)

海音寺さんは平野国臣がお好きだったようですね。
『西郷隆盛』や他の史伝においても、春山育次郎が書いた『平野国臣伝』を使い、海音寺さんは平野の姿を活き活きと描写なさっています。
私は海音寺さんのお書きになられた『幕末動乱の男たち』の「平野国臣」が好きです(^^)

しかし、モモタさんがお書きになられた『武将列伝』の復刊ですが、なぜ『武将列伝』が今まで絶版だったのか理解に苦しみます。
海音寺さんの史伝の代表作ですし、海音寺作品が書店の本棚から消えていった時期にも、『武将列伝』だけはちゃんと残っていたんですけどね。
海音寺作品の復刊はとても嬉しいのですが、出版社には単発的に出してすぐに絶版にするのではなく、継続的に発刊してもらいたいものです。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/

141.海音寺文学の再刊ラッシュ!? 返信  引用 
名前:tsubu    日付:2008/2/19(火) 17:30
皆さん、こんにちは(^^)

最近は嬉しいことに海音寺文学の再刊・復刊がたくさん続いておりますね。
ここ最近でも、『蒙古の襲来』(河出文庫)、『江戸城大奥列伝』(講談社文庫)、『日本歴史を散歩する』(PHP研究所)、『西郷隆盛』(朝日新聞社)などなど、書店にはたくさんの海音寺作品が並んでおります。
近日中には『武将列伝』も再刊されるようなので、ほんと楽しみですね(^^)

さて、このような海音寺作品の再刊・復刊が進む中、是非ここで皆様に復刊・再刊して欲しい海音寺作品を書き込んで頂けないかなあ〜、と思っております。
もしかすると出版社の方々がこの掲示板をご覧になって、皆様のリクエストが目に留まるやもしれません!(ものすごく希望的観測に過ぎませんが・笑)
と、言う訳で、皆様に復刊・再刊して欲しい海音寺作品(絶版になって久しいもの)を書き込んで頂けますと嬉しいです。

まず、第一番に私が書き込みますと……、

『火の山』
『海と風と虹と』
『海音寺潮五郎短篇総集』
『対談 戦国乱世』

今ざっと頭に浮かんだものを書き込んでみました(^^)
皆さんも、是非再刊・復刊を望むものを書き込んでみて下さいね!

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/



142.Re: 海音寺文学の再刊ラッシュ!?
名前:モモタ    日付:2008/2/19(火) 21:43
tsubuさん、みなさん、こんばんは。

tsubuさんと私が書き込みをしていると、あまりにも海音寺潮五郎さんのことに対してマニアック過ぎて、他の方々が書き込みを躊躇してしまうのではないだろうかと、少し心配しています。

今、友人から借りたNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の総集編を少しずつ視ているところなのですが、それに関して言えば『海と風と虹と』はぜひ復活して欲しいですね。
『平将門』はどうした?と言われそうですが、これは今でも手に入りますので。(少し高価ですが)

あとは西南戦争を扱った『田原坂』という短編集がありましたが、これも復活して欲しいところです。ちょうど、大河ドラマで西郷隆盛が活躍する幕末物をやっていることでもありますから。
海音寺潮五郎さんは優れた短篇を多く残している作家でもありますので、こちらも注目だと思っています。
http://momota1192.at.webry.info/


144.Re: 海音寺文学の再刊ラッシュ!?
名前:tsubu    日付:2008/2/21(木) 17:32
モモタさん、こんにちは!

そうですよね〜、ちょっとマニアックな話になりますと、なかなか他の人が入って来れませんよね(^^;
反省して、もっと馴染みやすい話を書くように心がけますので!

『海と風と虹と』の文庫版は、確か角川文庫と富士見書房の時代小説文庫からしか出ていませんので、是非文春文庫で出してもらいたいなあ、なんて考えています。
モモタさんに言われて、初めてハッと気付きましたが、『平将門』も絶版でしたね……。
『平将門』は名作だと思っていますので、こちらも復刊してもらいたいものです。

短編集の『田原坂』ですが、平成2年にNHK大河ドラマ『翔ぶが如く』が放映された時はうず高く書店に積まれていたのですが、今は絶版状態でしたね……。
よく考えれば、文春文庫で刊行されたほとんどの作品が現在絶版状態にあります。
『史伝 西郷隆盛』も今では手に入りませんし……。

また、モモタさんのおっしゃられる通り、海音寺さんは優れた短編をたくさんお書きになられているので、『海音寺潮五郎短篇総集』の復刊は是非お願いしたいところです。
ただ、『短篇総集』も海音寺さんのお書きになられた全ての短編が入っているわけではないので、完全に私個人の希望ですが、『短篇総集』に加え、六興出版から出された短編『筑紫おとめ』と『三河武士』(短篇総集や全集に入っていない短編が収録されている)等、全ての海音寺さんの短編を収めた新たな短編総集が欲しいものです。
でも、これは無理でしょうね(^^;

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/


146.Re: 海音寺文学の再刊ラッシュ!?
名前:名無し    日付:2008/2/21(木) 21:57
二本の銀杏の解説より 「堀之内良眼坊」 にもとづいて書かれている中編小説 「いつか夜は明ける」 も、文庫化されてもらいたい。

140.『西郷隆盛』について 返信  引用 
名前:tsubu    日付:2008/2/15(金) 17:17
モモタさんはご存知だとは思いますが、以下は『西郷隆盛』について少し書かせて頂きます。

まず、現在復刊されている海音寺さんの絶筆となった朝日新聞社版『西郷隆盛』は、元々昭和36年から朝日新聞の夕刊に連載されたものが、一番最初の基礎となっています。
この連載で、海音寺さんは初めて本格的に西郷隆盛の伝記執筆に挑まれたわけですが、連載回数や紙幅の関係で新聞連載は中断を余儀なくされます。
そして、時が経って、昭和39年。朝日新聞夕刊に連載された作品が、朝日新聞社から単行本として刊行されることになったのですが、その際に海音寺さんは内容をかなり手直しされたそうです。
つまり、「史伝は研究」であり、「発表後はすぐに書き直したくなる」というお言葉の通り、海音寺さんはそのことを正にその時に実践なさっているんですよね。

また、昭和44年、朝日新聞社から『海音寺潮五郎全集』が発刊されることになりますが、前述の昭和39年の単行本『西郷隆盛』が全集に収録される際にも、海音寺さんは内容を大きく書き直されています。
そして最後、昭和51年に『西郷隆盛』が朝日新聞社から刊行される際にも、また前述の全集本に海音寺さんは大きく手を入れられて書き直されているのです。

と、言った具合に、この『西郷隆盛』という作品は、昭和36年から昭和52年に至るまでの間、海音寺さんが常に書き直し、書き直しして、自身納得いくものを読者に提供しようとなさって生まれた作品なのです。
この事実を考えただけでも、私は感動せずにはいられません。

非常に通な読み方ですが、これら『西郷隆盛』を読み比べるのも面白いですよ。
昭和36年の新聞連載時のモノについては、今となっては手に入れるのは難しいでしょうが、昭和39年の単行本、そして昭和44年の全集本、最後に昭和51年の単行本をそれぞれ読み比べますと、海音寺さんの西郷隆盛に対する解釈の変化や史観の変化が読み取れます。
チャレンジされる方は居ないかもしれませんが(笑)、経験者は語るという意味で最後にオススメしてみました(^^)

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/

135.文庫化!『蒙古の襲来』 返信  引用 
名前:tsubu    日付:2008/2/7(木) 14:16
皆さん、こんにちは!

つい先日の話なのですが、何気にインターネット上の書店で海音寺さんの作品を検索しましたら、河出書房新社の河出文庫から『蒙古の襲来』という作品が今月の新刊で出るという情報を得ました。
まだ、リサーチ不足で申し訳ないのですが、おそらくこの新刊『蒙古の襲来』という作品は、河出書房が以前(と言っても何十年も前のことですが^^;)昭和34年に発行した「現代人の日本史シリーズ」の中で海音寺さんが執筆された『現代人の日本史9 蒙古の襲来』を文庫化したものと思われます。

この「現代人の日本史シリーズ」というものは、原始時代から明治維新までの時代を全十八巻に分けて、当時著名な作家達がそれぞれの時代を担当し、分かりやすく、そして誰にも読みやすい形で日本史の通史を書き下ろしたシリーズです。
執筆陣の作家達は非常に豪華です。
佐藤春夫、室生犀星、今東光、松本清張、尾崎士郎などなど、当代きっての作家達が各パートに分かれて執筆しているのですが、このシリーズの中で海音寺さんは、第二巻の「大化の改新」と第九巻の「蒙古の襲来」を手がけられました。

私の話で恐縮ですが、このシリーズで海音寺さんが書き下ろした二冊が欲しくて、全十八巻を古書店でまとめ買いしたことがあります(^^;
しかし、今回『蒙古の襲来』が文庫化になるのであれば、シリーズ全体を文庫化すれば更に嬉しいのですが。
ともあれ、海音寺ファン必見の文庫の刊行であることは間違いありません(^^)

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/



136.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:モモタ    日付:2008/2/12(火) 22:38
モモタです。こんばんは。tsubuさん、情報ありがとうございます。

『蒙古の襲来』についてどのような内容なのか色々調べていたのですが、よく分からず困っていたところでした。
この掲示板でのtsubuさんの記述を見て、早速購入することにしました。
まだ手元に届いていませんので、読んでの感想などはまたの機会に書き込みたいと思います。

ところで、海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』も復刊が進み、先頃第8巻まで発売されましたね。
最終巻もいよいよ来月です。私はこの作品を初めて読むのですが、未完のままとなった海音寺さんの絶筆をついに読み終えることになるかと思うと感慨深いものがあります。


137.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:tsubu    日付:2008/2/13(水) 13:2
モモタさん、こんにちは!

私も現在書籍を取り寄せ中でして、未だ手持ちのものと内容を確認していないのですが、今回の『蒙古の襲来』は、おそらく『現代人の日本史シリーズ』の文庫化で間違いないと思います。(河出書房のHPにも初の文庫化と書かれていましたので)
『蒙古の襲来』を文庫化したとなりますと、是非海音寺さんが書かれた『大化の改新』も文庫化してもらいたいものです。
あと、大化の改新絡みで言いますと、昭和53年に学研から刊行された書き下ろし歴史小説シリーズの『聖徳太子』も文庫化されておりませんね。
同じく学研から刊行された『西郷隆盛』(角川文庫版全5巻、近年では学研M文庫『敬天愛人 西郷隆盛』として再刊)もこのシリーズなのですが、この『聖徳太子』にも『西郷隆盛』と同じく、巻末に海音寺さんの貴重な対談が掲載されています。
これも是非文庫化してもらいたいですね。
あと、実は今朝ネットで検索しますと、講談社文庫から『江戸城大奥列伝』も再刊されるみたいですね。
古書店でしか買うことが出来なかった海音寺作品が新刊で出るのは何よりも嬉しい限りです(^^)

朝日新聞社版『西郷隆盛』ですが、まさかこの本が復刊されるとは夢にも思いませんでした。
復刊を手がけられた関係者の方々には、ほんと感謝の気持ちで一杯です。
海音寺さんの『西郷隆盛』は、今から三十年以上も前に書かれたものであるにも関わらず、今読み返してみても、その内容の充実度は現在刊行されている他の幕末維新史関連本の追随を許さないほどの出来であると感じてなりません。
当然、海音寺さんの死後、新発見史料などの出現で、史実に違いが生じているのは当然ですが、それでもあの史料が少ない時代にこれだけのものをお書きになられた海音寺さんの苦労と業績は、後年まで称えられるべきものであると思います。
海音寺さんは生前著作の中で「史伝は研究」とおっしゃられていましたが、もし海音寺さんが現在もご健在であられたら、この『西郷隆盛』を何度も何度も書き直されていたのだろうと思うと、何だか胸に熱いものが込み上げてきます。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/


138.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:モモタ    日付:2008/2/14(木) 21:43
tsubuさん、みなさん、こんばんは。

『蒙古の襲来』、今日手元に届きました。tsubuさんのご説明の通り、『現代人の日本史シリーズ』を文庫化したものだそうです。海音寺潮五郎さんの「あとがき」によると、『蒙古来る』を執筆した実績があったため、「元寇」を中心テーマとするこの巻を海音寺さんが担当することになったそうですね。
出版社の説明では、この『蒙古の襲来』は「歴史読物」と表現されていますが、海音寺潮五郎さん的な分類で言うと、「史伝」と「史論」の中間あたりの作品だと理解しました。大掴みに言えば「史伝」でいいでしょうね。

『江戸城大奥列伝』の復刊も嬉しいことですが、来月には『武将列伝』の復刊も始まりますので、海音寺潮五郎さんの作品は錚々たる陣容になりますね。欲を言えば『二本の銀杏』をはじめとする3部作の復刊もお願いしたいところです。

ところでtsubuさんが書かれている「史伝は研究」についてですが、具体的には大長編史伝『西郷隆盛』第3巻のあとがきで海音寺潮五郎さんが次のように書いています。
(tsubuさんは当然ご存じでしょうけれど)

「史伝は一面から申しますと、研究ですから、これでよいと満足することはないのです。書いて発表したあとから、すぐ書き直したくなります。しかし、私ももう年ですから、再び書き直すことはありますまい。それは後来の人にまかせます。」

この部分を読んだとき私は言いようのない衝撃を受けました。書き直すことは出来ないまでも、せめてこの『西郷隆盛』の完成まで海音寺潮五郎さんの寿命があればと、重ね重ね残念でなりません。絶筆となった最終巻もいよいよ来月に出ますね。本当に「ついにここまで来てしまったか」という感がしきりです。
http://momota1192.at.webry.info/


139.Re: 文庫化!『蒙古の襲来』
名前:tsubu    日付:2008/2/15(金) 17:16
モモタさん、こんにちは!

『蒙古の襲来』は、『現代人の日本史シリーズ』の文庫化で間違い無かったんですね。
安心いたしました(^^)
ネットで間違えた情報を流すと色んな人に迷惑がかかってしまうので。
そう考えると、情報化社会って、便利な反面危ういものですね……。

と、話がそれましたが、モモタさんのおっしゃられる通り、『蒙古来る』は「史伝」と「史論」の中間あたりの作品と言えるでしょうね。
比較的読みやすいので、あの時代の雰囲気を掴むのには良い本と言えるのではないでしょうか。

最近は、海音寺作品の復刊・再刊が進んでいて嬉しい限りです(^^)
一時期は新刊書店からほぼ姿を消したことがあったので、そのことを憂いていましたので。
名著と言える『武将列伝』が絶版状態になった時はほんとショックでしたが、新装版が出るように広く一般の方々にもう一度読み直して頂きたいですね。

個人的には、モモタさんのお書きになられた『二本の銀杏』を始めとする日本三部作の復刊は私もお願いしたいところです。
特に、『火の山』は一度も文庫化されておりませんし、『風に鳴る樹』にいたっては、六興出版で一度刊行されただけですしね。
海音寺さんご自身は、『風に鳴る樹』をお気に召しておらず(書き直す構想を持たれていたようですし)、全集が発刊される際も収録させなかったくらいですから、再度復刊を希望するのは、海音寺ファンとしては少し胸が痛むところなのですが(^^;
そして、「史伝は研究」について、詳しく補足頂きましてありがとうございました!
あの文章を読んでいますと、ほんと私も胸がジーンと熱くなりますよね。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/


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