写真左は、「大朝日岳」山頂でのB隊の5人です。京ちゃん、じっちゃん、なおこはん、コッシーさん、マサテルちゃんの面々です。A隊の前日の7/24 15:55登頂です。7/26 A隊は古寺鉱泉に向けて下山開始です。B隊に渡し忘れた車のキーを届けるため、隊長と牧師様は先行してかけ下ったのでした。写真中は、古寺鉱泉に下り立った牧師様です。その後A隊・B隊合流。長い長いドライブでみんな無事帰っていったとさ。写真右は、下山後立ち寄った「湯殿山温泉」でのコッシーさんとG先生の珍しいツーショットです。A隊のコースタイム7/24 大鳥登山口発6:30→大鳥小屋着10:30〜発11:15→オツボ峰→以東岳16:55→以東小屋着17:057/25 以東小屋発4:40→狐穴小屋7:30→西朝日岳13:20→大朝日小屋着15:30 大朝日岳往復7/26 大朝日小屋発4:05→古寺山→古寺鉱泉着7:15(隊長・牧師様)(おわり)
15:30「大朝日小屋」到着です。写真左は、小屋に至る最後の登りです。山頂の左肩にポツンと建っています。考えてみれば、本日11時間行動、山慣れない牧師夫人はよく頑張りました。小屋から山頂はあとわずか。まずはみんなで山頂ゲットです。「大朝日岳(おおあさひだけ)」1870.3mの頂にみんなで元気に達することができました。(写真右)(つづく)
B隊とは、以東小屋と大朝日小屋の真ん中あたり、ちょうど広い山頂を持つ「南寒河江山」で出会うことができました。なかなか楽しいものです。もちろん記念撮影です。(写真左)そして、しばし歓談の後、再びそれぞれの方向に出発です。ひきつづき、我々A隊は朝日連峰の主峰「大朝日岳」を目指します。ただしその前に、竜門山、西朝日岳、中岳などのピークを越えなければいけません。ますみねえねえは「一度登るとあとはたいらな縦走路」と言っていましたが、それは単に彼女の過去の記憶が剥落しただけで、現実は甘くありません。ねえねえや牧師夫人の「休憩要求」に対し、強い意志で却下を繰り返し、13:20「西朝日岳」到着です。ここで眼前に「大朝日岳」のピラミダルな姿とご対面です。(写真右、左のピークは前衛の中岳です。)(つづく)
広い草原。美しい池塘。奇跡のような風景が続きます。(つづく)
7/25 第二日目、我々A隊は、ようやく明るくなった4:40、以東小屋を出発しました。小屋番のおじちゃんが我々を見送ってくれました。「お世話になりました。ありがとう」まずは、昨日踏んだ「以東岳」の山頂を越えるのですが、そのとたん、前方には朝日連峰の広大な緑の山脈がうねうねと大パノラマです。そのどこになるかは分かりませんが、B隊の5名と落ちあうのが今から楽しみです。写真は縦走路のようすです。ただただ広いです。(つづく)
私は「ヒメサユリ」と初めて出合いました。(写真右)確かに人気のあるのが分かります。
出合った花たちです。ひとつひとつみな個性的なのに、どれも可憐で美しいです。
「以東小屋」はマッチ箱に屋根が付いたような形で、「以東岳」の肩にポツンと立っています。(写真左・翌日の撮影です。)山頂からは5分ほど。17:05到着です。さっそく牧師様と下の雪渓に水汲みに行き、夕食の準備です。定番のステーキは小屋内を魅惑的香りでいっぱいにしたのでした。写真中は、到着直後の小屋内のようすです。小屋番のおじさんがやさしくて、この小屋のイメージをすこぶる良いものにしてくれました。写真右は、翌日撮影の「以東岳」の南面です。とんでもないボリューム、存在感抜群です。北に神秘的な「大鳥池」、南に「大朝日岳」につづく広い緑の草原の尾根。200名山中でも、上位を狙える魅力・風格の山です。(つづく)
「以東岳」への道お花畑の草原から尾根道に、わずかながら岩稜の部分や、足元に雪渓を見るようになると山頂はもうすぐです。16:55 「以東岳」1771.4mの頂に到着です。(写真右)(つづく)
写真左は、大鳥小屋の前から見た大鳥池です。登山口から4時間の山の奥深くに大きな美しい湖です。もうそれだけで十分神秘的です。幻の巨大魚「タキタロウ」伝説もにわかに真実味を帯びてくるのでした。11:15 大鳥小屋出発です。しばらく池の縁を行き、制水門を過ぎたところから分岐をオツボ峰への尾根道に入りました。最初は、本日もっともつらいブナ林の急登が続きますが、しだいに灌木帯からティンパーラインを越え、美しいお花畑の草原にかわります。写真中は、大鳥池をバックに灌木帯をがんばる梅ちゃんです。もう少し行くと草原が広がり、気持ちの良い道がつづきます。(写真右)神秘的な大鳥池、そしてブナ林、草原、お花畑、岩稜とつづくオツボ峰コース、その山頂に達するまでに以東岳の魅力を知ることになります。(つづく)
平成21年7月、100名山完登まであとわずかの98番目として、東北の屋根「朝日岳」を目指しました。ただ、主峰の大朝日岳に立つだけでは、この長大で限りなく穏やかな山塊を味わったことにはなりません。我々はアプローチの困難さをクリアするため、2パーティに分け逆コースで縦走することにしました。A隊/隊長、G先生、ますみねえねえ、梅ちゃん、牧師夫妻、ヒサヨさんの7名。北の大鳥登山口から入山です。B隊/じっちゃん、コッシーさん、まさてるちゃん、なおこはん、きょうちゃんの5名で、南の古寺鉱泉から入山です。残念ながらグルメ松村氏は前日に行けなくなってしまい、彼の車だけ参加です。朝日連峰の縦走は北の「以東岳(いとうだけ)」1771mと、南の「大朝日岳(おおあさひだけ)」1870mの二つの秀峰を結ぶ山旅です。その間は、咲き乱れる高山植物といくつもの草原の広がるたおやかな山脈になっています。7/24 第一日目、我々A隊は、まず大鳥池から「オツボ峰」「以東岳」を越え「以東小屋」へ入りました。 この時は200名山に入る魅力的な山とは知らなかった「以東岳」ですが、すぐにただ者ではないことを知ることになるのでした。6:30 さあ出発と言う時に雨が降り出しましたが、降り続くことはなく美しい渓谷の道を行きました。(写真左・右)10:30 後にB隊が、小屋番のおじさんの個性ある対応に、以後語り継がれることになる「大鳥小屋」到着です。(写真右・梅ちゃん撮影)(つづく)
すきな場所 その三湯に浸かるわけではありません。でも、お父さんといっしょにお風呂に行くのがすきです。
大好きなものネコが草を食べるというと変に思う人もいるかもしれません。ある限られた種類ですが、大好きです。二人とも玄関を出してもらうと競うように食べます。ヘアボールを出したり、お腹を整えるために必要なのかもしれません。
躾が悪くてすみません。二人とも平気でランチョンマットの上にすわってしまうのです。最初、テーブルに上がらないよう、両面テープをテーブルの端に貼ったりいろんな教育的手段を講じたのですが、いっこうに効果が上がらないまま、逆にこっちが慣れさせられてしまったのでした。でも「なら」、お父さんのフォークの上にお尻のせないでね。
お昼寝中のお父さんの、左右の太ももにそれぞれ寝そべる「なら・そら」です。けっこうあったかいです。
すきな場所の話私の仕事部屋は二階の南向きで三方に出窓があります。その南側の出窓は、明るすぎてPCのモニターが見にくいのでいつもカーテンをしているのですが、この時期の日中、ここは彼らの隠れ家となっています。はっきり言って温室状態です。大好きな鳥の姿も間近です。爆睡しているところを、今日は起こしてしまいました。
いよいよ寒くなってきました。ふわふわの「なら」は「そら」に比べると寒さに強いのですが、昨夜から今朝は、お父さんの脛くらいの脚の間でずっと寝ていました。ちなみに、「そら」はいつも通り、お父さんの右脇です。低温やけどの心配のない、強力で肌触り抜群の暖房器具になってくれています。
すきな場所の話 その2常設ではないのが残念ですが、お父さんの「あぐら」の中、最高!
なっ なっ なにすんねん。
写真左は、シールを外し滑降モードにセットアップ中のグルメ松村氏です。ドロップポイントに雪庇はありませんが、その分斜度があります。ほどよく緩んだフィルムクラストのザラメなので危険はありませんが、飛びこむのにはちょっとテンション上げたいところです。実は隊長、「金山沢」の滑降は二度目で、前回はじっちゃんと二人でした。その時のようすです。動画もご覧いただけます。http://outdoor.geocities.jp/waku100mount/kanayama/korenge.html写真中は、「金山沢」の上部を見下ろしたところです。真ん中あたりにグルメ松村氏の姿があります。このあたり、広い一枚バーンでどこでも滑れます。飛び込んでしまえば素晴らしいロケーションのもと自己陶酔の世界です。半分くらいの、標高1900mあたりから振り返ったようすです。(写真右)小蓮華山の胸壁が覆いかぶさってきます。前回みたいな、くどいデブリは少なくて快適な滑降を楽しめた上に、この年の積雪量は多く、広い本谷も雪で埋め尽くされていて、スキーをはずすことなく猿倉荘まですっきりと滑ることができたのでした。金山沢を滑降中に、携帯で呼んだタクシーに揺られ、営業開始直後の静かな温泉に浸って、二人「じっちゃん来れんとかわいそうになあ」と口では言いながら、ごっつい満足感に満たされつつ帰って行ったのでした。(おわり)余談 この時の「じっちゃんのドタキャン」効果は強烈で、その後二日間に渡って素晴らしい天気が続きました。おかげで、隊長は父親と最後の旅を楽しむことができたのでした。
写真左は、北アルプス北端の高み、朝日岳2418mです。あの山頂からは日本海がもうすぐです。前方が広がると、「白馬大池」到着です。(写真中)山荘の屋根がわずかと、数張のテントが見えます。白馬大池自体はその後ろですが、今はただの雪原です。その雪原を左に見ながら広い尾根を登っていくと、「小蓮華山」のピーク(写真右)が近付いてきます。我々はその手前のコルから左手・長野県側の「金山沢」にドロップインです。(つづく)
5/3 4:00 標高1470mの「蓮華温泉」を出発です。文句なしの快晴・無風です。昨日同様、小屋で朝食は摂らず早立ちです。本日は、「白馬大池」2380mを経て後立山連峰の山稜を辿り、新潟県の最高峰「小蓮華山」手前のコル2600mから長野県側の「金山沢」に滑り込み、除雪終了点「猿倉荘」1300mに下山します。蓮華温泉裏の堅い雪の急斜面を、アイゼンをきかせて登ります。(写真左)振り返ると、二泊世話になった山小屋がまだすぐそこに。(写真中)ようやく蓮華温泉の姿が見えなくなると、斜度は緩み、後方には朝日岳から姫川に高度を下げていく雪の山稜が。(写真右)三日目も素晴らしい朝です。(つづく)
5/2 10:40 「雪倉岳(ゆきくらだけ)」山頂2611mに到着です。白馬岳主峰2932mをバックに記念撮影です。新雪を被り厳冬期の様相ですが、山頂に吹く風はもはや冬のそれとちがいやさしいのです。山頂の展望を楽しんだら、さあお楽しみの始まりです。無立木の大斜面を大きなターンで落ちていきます。とにかく広いので滑っても滑ってもつきることがありません。動画を撮り合ったり、小尾根の上でしばし語り合ったり、時間を楽しみながら下って行きました。写真右は、翌日、白馬大池への途中で撮った「雪倉岳」の東面です。山頂からほぼ右のスカイラインを滑りました。瀬戸川を渡ると登り返しです。しっかりしたトレースががあるので、兵馬ノ平へは下りずに長いトラバースで蓮華温泉に帰りましたが、時間・労力さしたる差はないように思いました。14:10小屋着、一仕事終えた、乾いた身体にビールが旨すぎるのでした。(つづく)
「雪倉岳」は標高2611m。長い登行開始の瀬戸川の谷底は1380m、登った後には大滑降が待っています。写真左は、瀬戸川の下流方向です。スカイラインは五輪山です。昔あの尾根を赤禿山へスキー縦走したのですが、その時は皮革製の靴にセーフティシステムのないツアービンディングでした。写真のスキーはグルメ松村氏のフォルクルですが、とんでもなく進化したのでした。登路は、二本の谷を乗り継いで行くのですが、2000mを越えたあたりで消え広大な雪の斜面となります。写真中は、標高2200m付近を進むグルメ松村氏です。もうしばらくのアルバイトで、はるか前方に雪倉岳の山頂を望むことができます。(写真右) ただただ広い雪の斜面です。クリックすると山頂の登山者や先行パーティの姿が見えます。(つづく)
写真左は、蓮華温泉小屋の部屋からの景色です。一番にチェックインしたので、窓際の畳三畳、快適なスペースが当りました。小屋の衛星電話で計画変更を伝えました。かつて山行で予備日さえ使ったことのない隊長ですが、信じがたいほど安定した天候、そして雪倉岳の滑降未体験と聞けば、グルメ松村氏をお連れせねばなりません。初めて雪倉岳の大斜面を滑った時、その素晴らしさに中毒症状を起こした隊長は、一週間後また出かけてしまったのでした。さて、5/2 夜が明けた4:30 雪倉岳めざして出発です。ただし、雪倉岳への登路は単純ではありません。まず、兵馬ノ平まで滑り下り、小尾根を越えて瀬戸川へおります。過去、雪の少ない時は危ういスノーブリッジの時もありましたが、今年は流水が見られないほど安心の瀬戸川を渡り、さあここからひたすらのヒルクライムのはじまりです。写真中は、瀬戸川への下りから見た朝日の当り始めた「雪倉岳」の東面です。ただし山頂はまだ見えません。写真右は瀬戸川から見上げた登路です。正面の鞍部の手前から右へカーブしていきます。(つづく)
平成21年9月、日本100名山を「笠ヶ岳」で終えた後、まだ200名山という次のステップを決める前のことです。平成22年のGW、グルメ松村氏、じっちゃんと三人で、山スキーの計画を立てました。栂池スキー場からゴンドラで入り、天狗原を越えて「蓮華温泉」へ滑り込み、翌日は「白馬大池」から稜線に上がり「金山沢」を滑降して「猿倉」に下りるという、この時期、山スキーのいいとこどりのプランです。ところが二つ大きくちがってしまいました。一つは、前日じっちゃんが発熱でドタキャン。これがその後の伝説となる「じっちゃんドタキャン=晴天」効果で、あまりに安定した晴天が続くので「蓮華温泉」に到着した我々は、もう一泊して中日に「雪倉岳」をピストンすることにしたのでした。これが二つ目です。結果、知らずして200名山のひとつをクリアすることとなったのでした。5/1朝、栂池スキー場の駐車場で、グルメ松村氏の「朝カレー」とコーヒーでゴンドラの始発を待ちました。写真左は、白馬三山をバックに、天狗原めざして雪の大斜面を登るグルメ松村氏です。懐かしの「天狗原の祠」です。前日の降雪でGWとは思えない美しい雪原が広がります。そして、長野から新潟県側に滑り込みます。(写真右)二人動画を撮り合ったりしながら滑ってもあっけなく「蓮華温泉小屋」に到着です。まだ昼前、温泉とビールでまったりした時間を過ごします。(つづく)
寄り添う「なら・そら」寒さに対しては、利害関係が一致するのでしょう。二人くっついていることが多いのです。
池のほとりに避難小屋「三嶺ヒュッテ」があります。中で休憩させてもらいました。一泊したのでしょう。学生らしき山のクラブのパーティ20人ほどが、ゆっくりと出発の準備をしていました。明るく清潔な小屋内です。快適だったことでしょう。下山後は「剣山」登山の時と同じように「いやしの温泉郷」で湯に浸かり、大歩危、小歩危、徳島道経由で帰ったのでした。(対向車の少ない往きは、美馬から山越えでした。)本日のコースタイム名頃駐車場発6:15→三嶺山頂9:13→名頃駐車場着11:20(おわり)
9時13分山頂到着です。低い笹原に覆われ、見晴らしの良さは間違いありませんが、今日は静かな薄い霧です。静かです。ここまで誰に会うこともありませんでした。写真は山頂のようすです。(つづく)
もうほとんど自然に戻りかけた林道の跡などが見られる谷を登りつめ、尾根上に出たところ「ダケモミの丘」1512mです。(写真左)山頂の一角に上がるところに少し急なところ(写真中)がありますが、それをクリアすると霧のせいもあってちょっと神秘的な池のほとりに出ました。(写真右)(つづく)
「みうね」と読みます。四国の奥深く、祖谷渓を見下ろす標高1893mの山です。平成17年7月、日本100名山を登ると決めた一番目の山「剣山」の西7Kmに位置し、続いて200名山もと決めた後の最初の山となりました。そして、7月8日の父の死後久しぶりの登山でもあります。今日は一人で登ります。登山口の、祖谷川沿いの「名頃」には、トイレ付きの立派な駐車場があります。(写真左、下山時撮影)午前6時15分出発。しばらく、車両進入禁止の林道(写真中)を歩くと、登山口(写真右)です。(つづく)
体重の話久しぶりに二人の体重を量ってみました。女の子の「なら」は4.5Kg。男の子の「そら」は6.4kgです。ネコにとって2キロ近い体重差は圧倒的です。「そら」はふざけているつもりでも、「なら」は真剣に抵抗するので、結果として「そら」の鼻には今朝も「なら」に引っ掻かれた傷が残っています。絵をクリックすると大きくなります。
皆の者、この鼻のキズが目に入らぬか! 写真をクリックすると歴然
寒くなってまいりました。ソファで寝っ転がろうとしようものなら、即、二人に脚の間を占領されてしまうこの頃です。
「裏岩菅山」2341mへは高原歩きです。霧が晴れるともっと素晴らしいのでしょうが、気持ちのいい道です。(写真左)たまに、ガスが切れると「焼額山」のゲレンデを望むことができます。「岩菅山」に比べると小さく静かな山頂が待っていました。(写真中)そのまま下っていくと、以前100名山の「苗場山」に登るときに訪れた「秋山郷」もすぐのようです。写真右は、帰る途中から見た「岩菅山」です。再度、天気の良い日に来れたら、イメージアップは間違いないのですが。本日の温泉/発哺温泉 お湯はよいのですが、期待の高さと施設の古さでちょっとがっかり。(おわり)
「岩菅山」2295mの山頂は広くて、避難小屋や祠や記念碑やらが立っています。(写真左・中)展望は良さそうなのですが、残念、今日はガスで遠くの視界はありません。あっけなく到着したので、より標高のある「裏岩菅山」まで行ってみることにしました。(写真右)(つづく)
費用対効果で、ちょっと「もったいない感」はありましたが、一人、長野県の「岩菅山(いわすげやま)」2295mに夜行日帰りで登ってきました。最高峰ではありませんが、志賀高原の盟主で焼額山の正面に位置します。天気良く時間があれば、東館山-寺子屋山と縦走するのが楽しそうですが、今回は最短の、西の聖平登山口からピストンしました。その代わり、少し脚をのばし「裏岩菅山」2341mの静かな山頂へも行ってきました。写真左は、登山口のようすです。2時間もかからないで、稜線上の分岐点「ノッキリ」に出ます。(写真中)そこからはひと登りで「岩菅山」の山頂です。(写真右)迷う心配などまったくない、しっかりした登山道、インナートリップしながら脚が運んでくれてるような山歩きです。(つづく)
写真左、午後2時35分「高天原山荘」到着です。登山口の折立を出てから11時間30分、黙々と歩き続けました。でもこれで「赤牛岳」に王手がかかりました。明日は温泉沢を登りつめ「赤牛岳」につづく山稜を辿るのみです。その前に、今日は温泉とステーキを楽しみます。写真中、「高天原温泉」です。国内の秘湯と呼ばれる中でも、アプローチの困難さでダントツではないでしょうか。写真以外に女性専用や河原にいくつもの湯だまりが掘られています。ただし、高天原山荘からは下り20分、登り30分、本日の最後にもうワンピッチのアルバイトを強いられます。お湯にどっぷり浸かった身体にはきつい帰り道なんです。高天原にはテント場はありません。もちろんツエルトやシュラフは装備しているのでどこででも寝られるのですが、今晩は山荘に素泊まりです。小屋のスタッフたちの視線を感じながら、ウッドデッキのテーブルで夕食のステーキです。(写真右)ところが、翌8/14、日付のかわる頃から強烈な雨が降り出しました。とりあえず雨を見ながらゆっくり朝食です。粗食のはずが同じテーブルの広島のパーティの皆さんがやさしい人たちで、プチトマトやソーセージなどなどいただき豪華な朝食になったのでした。前から感じてたのですが、広島弁ってなんかフレンドリーですよね。でも雨の勢いは強く安定しています。もはや、温泉沢を通過できるかどうかだけでなく、薬師沢出合で黒部川を渡って帰るのも危なくなってきました。今回はタイトな日程でもあるので「赤牛岳」は次回ということにしました。薄明るくなる頃出発です。大東新道は黒部川の増水で通行不能のため、高天原峠からいったん雲ノ平に上がり、激流になった登山道を薬師沢出合へ下って行きました。黒部川の吊橋は問題なく渡って、薬師沢小屋で今日落ち合うことになっているじっちゃんとO上氏を待っていっしょに一泊、翌朝、車の待つ折立に無事下山したのでした。コースタイム8/13 折立発3:05→太郎平小屋7:25→薬師沢小屋9:41→高天原峠13:40→高天原山荘着14:358/14 高天原山荘発4:50→雲ノ平山荘8:50(小屋で2時間ほどビール休憩)→薬師沢小屋着12:508/15 薬師沢小屋発5:00→太郎平小屋7:30→折立着10:23(おわり)
黒部川に下り立ちました。薬師沢小屋の前の吊橋を、黒部川の右岸に渡り、雲ノ平への急登の道を右に見送ります。時に黒部川の河原を行きますが、圧倒的水量です。写真左は、薬師沢出合から下流に約1時間、右からA沢と呼ばれる荒れた沢が合流するところです。この高天原へ通じる道(大東新道)を通るのは、学生時代に次いで二度目ですが、高天原峠まで多くの沢を横切りながら高度を上げていきます。その部分の多くは水流のため荒れているのは昔と変わりありません。(写真中)高天原峠を越え、岩苔小谷に下ると、のびやかな「高天原」の一角です。雰囲気は一変し、おだやかな桃源郷の世界です。ただし桃の木はありませんが。(写真右)ペースを緩め、「水晶岳」や「薬師岳」を眺めながら歩いても、「高天原山荘」はもうすぐです。(つづく)
今年、平成23年8月28日に、「赤牛岳(あかうしだけ)」2864mは、132番目の200名山として登るのですが、実はそれ3回目のチャレンジなんです。前回は、同年4月山スキーで、新穂高から双六岳経由で入山したのですが、思わぬ積雪と悪天候で敗退。そして、第一回目のチャレンジがこの夏山編です。夏山シーズンと呼ばれる季節で、このお盆の時期ってかなりの高確率で天気が悪いように思うのは私だけでしょうか。「パンツまで濡らして歩き続ける」なんて、思い出すとこの時期に集中するのですが。前夜のうちに入った、富山県の折立を13日午前3時5分に出発です。予報では好天が続かないので、今日のうちに「高天原」に行き、明日は「赤牛岳」のピークを得たら、薬師沢小屋まで戻る予定です。写真左は、太郎平への道です。すでに2時間以上歩いていますが誰にも会いません。写真中、7時過ぎ「太郎平小屋」が見えてきました。少し休憩したら、黒部川へ向かって下りです。薬師沢出合が近付くと木道が多くなります。(写真右)(つづく)
紅葉はもうすでに盛りを過ぎたようですが、奥の深谷を下っていくと、なかなかの色の世界を発見です。(写真左)写真中は、金糞峠から琵琶湖側の正面谷を見下ろしたところです。残念ながらガスが湧き出し視界は良くありません。落石を注意しながら下りていくと、これが青ガレです。(写真右)でも、見た目よりは結構安定している感じです。そして、いくつもいくつも出てくる堰堤を越えて、正面谷を車まで戻ったのでした。本日の温泉 比良トピア(おわり)
山頂には、かわいい石仏たちが並んでいます。(写真左)昔からあったかな?その前で行動食です。目の前の景色はこんな感じ。(写真中)黒い雲が頭上に被さり、前山との間に見えるはずの琵琶湖は雲海になっているのでした。寒くなってきました。グルメ松村氏持参のホットミルクティは、今日一番のお値打ちです。ホットミルクティで元気になったら、「八雲ヶ原」まで戻って、今度は奥の深谷源流部を金糞峠めざして下って行きました。途中、味わいのある道がつづきます。沢にかかる橋までなんか味があるのです。(写真右)(つづく)
広い尾根を越えると、木の間越に「武奈ヶ岳」の山頂が見えます。(写真左)最後に落差80mほどの急登をこなすと山頂の一角です。(写真中)隊長、何年振りかも忘れるほど、久々の「武奈ヶ岳」山頂なのだ。(写真右)(つづく)
「八雲ヶ原」にいったん下りてきました。高層湿原といってもさほどのことはありませんが、池には「イモリ」がたくさん泳いでいました。(写真左)さて、ここから滑りやすいゲレンデ跡を一登りすると、傾斜が緩み見晴らしが開けてきます。グルメ松村氏も昨日の温泉効果か快調です。(写真中)ゲレンデ跡を過ぎると、気持ちのいい森が広がっていました。(写真右)(つづく)
昨日の「灘温泉」につづき、本日もグルメ松村氏といっしょです。琵琶湖の西岸、比良山系の最高峰「武奈ヶ岳(ぶながたけ)」1214mに登ってきました。平成16年にロープウェイとリフトが廃止され、誰でも簡単にというわけにはいかなくなりましたが、その分自然の姿に戻りつつあるように思いました。本日のコースタイム正面谷駐車場発5:34→ダケ道経由→北比良峠7:00→八雲ヶ原→旧スキー場→武奈ヶ岳山頂着8:45〜発9:10→奥の深谷出合→金糞峠10:30→正面谷駐車場着11:40歩きだしてしばらくで、北比良峠への分岐「大山口」です。(写真左)この頃は明るい月が出ていたのですが。写真中は、北比良峠付近からの展望です。昔あった建物はもちろん、公園の施設などは姿を消していました。琵琶湖は低い雲で覆われ雲海になっていました。写真右はその雲海を見つめるグルメ松村氏です。(つづく)
いよいよ「灘温泉」到着です。見かけは銭湯と変わりませんが、源泉は低温の炭酸泉で、それを加熱した温泉と湯船が並んでいます。それを交互に入るのがいいんだそうです。すでに、温泉を出てから2時間は経ちましたが、今も余韻にひたっています。ちなみに、備え付けのシャンプー・ボディソープも付いて、入浴料は410円。駐車料も無料です。玄関の横に観音さんが立っています。(写真右)自分の身体で悪いところがあれば、温泉の手ぬぐいでその部分を拭いてあげると良くなるそうです。でも、性格の悪さはどこを拭けばいいのでしょうか。今日は、ハイコストパフォーマンスの午後を過ごしたのでした。(おわり)
本日(11/12)は、午前中で仕事を切り上げ、灘区の水道筋へ行ってきました。ますみねえねえ、グルメ松村氏もいっしょです。メインは「灘温泉」ですが、まず、ちょっと遅めのお昼ごはんにお寿司をいただきました。商店街の真ん中あたり、魚河岸のすし「えびす」さんです。(写真左)注文のサービス定食です。(写真中)特大ネタのお寿司10カンと赤だしが付いて780円です。これにはグルメ松村氏もビックリです。それに、隊長がうれしいのはこれ。(写真右)でも、今日はこれから「灘温泉」に行くので、三杯にひかえたのでした。(つづく)