医大に入るも勉強キツすぎて鬱になり2回留年1年休学。もう1回でもしくじったら即退学と思うと萎えて死にたくなる。順風に帆を揚げて前途洋々たる人間が羨ましいし、恨めしい、そしてこのように思ってしまう己の感情が汚らわしい。 人生万事塞翁が馬、落ちるとこまで落ちたから、これからきっといいことがあるよね…と宙に向かって問うも、返答あるわけなく、虚しくも肩を落とすしかない。 この年齢で人格の更改など、望むべくもない。 この鬱という病と一生付き合っていくしかないのか、と思うとまた、死にたくなる。 今は生きる意味などといった高尚な問いは発することは不可能だ。生きる意味より、死なない工夫は何か? そう自身に問うことにしている。
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