来季の新外国人として、フアン・モリーヨ投手(26)=米大リーグ・前ツインズ=の獲得に乗り出すことが7日、分かった。ドミニカ出身で、191センチの長身から160キロ超の速球を繰り出す右腕。高知・安芸で秋季キャンプ中の真弓明信監督(56)は、獲得候補であることを認めたうえで「クルーンの記録も抜くかもしれない」と、日本記録の球速162キロすら超える剛速球セットアッパーの入団に期待した。
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ウィリアムス、アッチソンの退団が決まり、後任の左右の中継ぎ獲得に動いていた阪神が、右のセットアッパー候補として、剛速球右腕モリーヨに照準を定めた。
すでに身分照会を完了し、獲得交渉への手続きに入っている。事前に球団フロントとの会議で、獲得候補のビデオチェックなどを行っている真弓監督は、秋季キャンプ練習休日のこの日、取材に応じ「(獲得候補として)見てる。球が速いというのが第一印象。クルーンの記録も抜くかもしれない」と、日本記録の162キロ超えの可能性を口にした。
モリーヨは今季開幕は大リーグ・ロッキーズでロースター入りしたが、シーズン途中にツインズに移籍。95-100マイル(153-160キロ)の速球を武器に、今季も3Aでは中継ぎで46試合(67イニング)に登板し、87三振を奪っている。
ただ、メジャー通算登板は9試合止まりで、真弓監督も「それだけ速くて向こう(メジャー)で投げられてないというのは、何かあるのかもしれない」とした。
事実、米国では特にスライダーの制球力に難点があるとの指摘もあり、今季も51四球を与え、防御率3・90の内容。防御率1・70で藤川と鉄壁リレーを誇ったアッチソンとはタイプが異なるようだ。
指揮官も「先発タイプじゃないと思うけど」と中継ぎ起用を想定しているが「コントロールに難があるというのを、どれだけこっちで修正できるかというとこでしょうね」と、獲得した場合も課題が残るとの認識だ。
ただし「速いというのは間違いない」。未知の部分は多いが、日本野球に順応し虎野球にハマれば、藤川との新たな剛速球リレーが完成する。
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