静かな大晦日です。 今年は本当に色々な事が起こりました。 火山の噴火や地震、津波、洪水、台風・・・それらの自然災害の他に人類自らが造りだした物質との本格的な対峙が始まってしまった様な気がします。 始まったと言うより気が付いたと言うべきかも知れませんが、地球の歴史や生命体の培って来た歴史がここ百年程の間に激変しています。 この流れを止める事は出来ないのかも知れませんが、この先の出来事を読めない不安があります。 今回の事件、人間が産み出した物質を人間がコントロール出来ない現実を目の当たりにすると、漫画や娯楽映画の未来モノを他人事の様に笑って見ることはもう、出来無いのでは無いでしょうか。
手塚治の火の鳥、シュワちゃんのターミネーター、そして我々を統べる組織に華氏451度 を思い浮かべます。
我々はどこまで進化しても、お釈迦様の手のひらから抜け出す事が出来ない、孫悟空・・・との自覚が必要なのかも知れません。
工房の一年の来事を記すつもりでしたが、とんだ脱線です。 今年の工房も、昨年に引き続き千年前の古像修理や(千年の)未来に送り届ける 丈六佛等の制作が行われました。
変わる事・変化する事を是とする近年の世界の動きですが、今年ほど変わらない事の大切さ、去年と同じ事が出来るありがたさを感じた事はありませんでした。
仏の細く遠い目を刻みながら、そんな事を考えた一年です。
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