俺は時々怪奇体験をよくする。霊を信じない者にとって信じてくれとは言わないが、根拠なく否定するのは困る。むしろ理論的に否定していただければこちらも気持ちよく錯覚とかと納得できる。霊を信じない者に怪奇体験を言って答えられなくなると、「証拠がない」とか言う。霊の話で証明すればノーベル賞並みだ。そしたらこの猪熊も世界の猪熊になるんだ。そんな夢みたいな話は信じてないから、証明出来ないからと言っているのに、「証拠がない」とか「証明せよ」とか言う。結局言い返せないのだ。 それはいいとして、怪奇体験を話そう。俺の住んでいるマンションで自殺か事故かはわからないが、小学校6年の少年が転落死した。それから半年ほど経った時だった。俺はエレベーターを乗ろうとしたら扉が閉まらないのだ。「何だ?故障か?ついてないな」と思った。実は俺のダチのマンションでも自殺があって、同じようなことがあったらしい。小学校6年の少年が俺にいたずらでもしているのだろうか? それから何年か経って、また同じ様な事が起きた。1Fからエレベーターを乗ろうとしても扉が閉まらないのだ。前の事があって、ゾゾっとした俺は、スグ降りたのだが、何とそのエレベーターがボタンを押してもないのに、勝手に俺の住んでいる階に上っていったのである。 次の日。俺は高いところが好きなので、最上階に行った。俺は景色を眺めるのが好きなのだ。そして最上階に上った後、下に誰かが待っているので矢印がついている。昨日の今日の事なので降りて、エレベーターを見ていると、何と俺の階でまた停まったのだ。 エレベーターの作りを説明すれば永くなり、ややこしそうだから省くが、要するに上の文面でのエレベーターの動きはありえないことなのだ。こんなこともあった。俺が夜中寝ていると、上でうるさいのでこんな時間にサンドバックでも叩いているのかと思って外に出た。そして、階段で上に上がると、異常に悪意を感じる階があった。なんだろう?これは。と思った。俺はふと思った。転落死した少年かと。俺は居た堪れなくなってその日に近所の人にどこから転落死したかを聴くと。何と一致していたのだ。俺はてっきり自宅前から転落死したかと思っていたのだ。 まだ、この少年のことはあるのだが、この辺にしておくか。それとこれだけは信じてくれ。霊をバカにしたりすると霊に仕返しされることを。だから、小学校6年の少年さん、俺はバカにしてなければ、悪口を言ったわけでもありません。ご無礼を!
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