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黄昏の掲示板

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327.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2012/1/23(月) 23:42
01/02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「三人組」「行商老人」:
新年ということで、わりと穏やかな話にしました。

01/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「淫乱尼」:
蝦蟇は何しに夜ごと小屋へ来たか。ふつうには血や精気を吸ったりするためですが、三晩に及んでも男たちは元気満々です。単に淫行好きな蝦蟇だったのかもしれません。
「皮を剥がれ肉を切られ」:
〔あやしい古典〕に時おり出現するプリミティブな残酷。

01/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。ともに『聖城怪談禄』から。01/02日の「三人組」もそうですが、こういう何ということのない小怪談も私は好きです。
「道々の怪異」:
無人の夜道でも、甕棺があるだけでは恐がらない人もいるでしょう。冬瓜に目鼻というのは、ハロウィンのカボチャお化けみたいなものかな。化け物のほうに工夫が足りないと思います。
「掌の火」:
掌に灯して歩くのが提灯がわりなら怪人らしくないが、そうではないはず。夜釜焚の火に似たものかも。ともあれ北陸の怪談には、この掌の火が幾つか出てきます。

杜若庵さま:
返信がたいへん遅くなり、もうしわけありません。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
>蓬生談はガリ版のため字潰れがあるんですが、浪様のも同じでしょうか?
そう、同じものです。私は古書店で買いました。なんにせよ、蓬生談に肩入れしている者として、読者が増えるのは大変嬉しいことです。

まねき屋さま:
きっと何か書いていただけるだろうと、待っていました。ありがとうございます。
さすがに説得力があります。私自身、『合浦奇談』の本文を事実にもとづいた記事だろうと思っていましたが、それが裏付けられてすっきりしました。さらに、まねき屋さまが筆者平尾魯遷と同じ経験をしたとは、変に感動的です。またキノコの面白い話が見つかったら、紹介しますね。
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326.「くさびら」について 返信  引用 
名前:まねき屋    日付:2012/1/22(日) 20:31
お久し振りです。
キノコの話をUPして頂いて有難う御座居ました(^−^)

金之丞一家が遭遇したキノコは明らかに幻覚毒のキノコですね。
「なんとかシミズ」と言う様な名のキノコは思い当たりませんが
「シミズ」を「シメジ」の転訛と考えると幾つかの可能性が出て来ます。
一般に「シメジ」は地面に群れて発生するキノコの事を指します。
その様な発生の仕方をして食用になるキノコと、似た外見の幻覚性キノコ、と言う事であれば
食キノコとしてイタチタケ、
そして似た外見の幻覚性キノコしてとシビレタケ、またはセンボンサイギョウガサ等が考えられます。
どちらも腐植土上に群生し、色合いも似ていますので
それらを混同した、と考える事が出来ます。

また、そこまで捻って考えなくても
イタチタケは食キノコとして利用されては居ますが
近年の研究では微量の幻覚毒成分が検出されている、との話ですので
金之丞一家は幻覚毒成分に過敏な体質だった、と考える事も出来ます。

いずれにしても、幻覚毒が作用して狂騒状態に陥った為の騒ぎだったのでしょう。
現代人の様に、様々な化学物質の洗礼を受けていなかった当時の人達には
少量の毒成分でも過剰に効いてしまったのかも知れません。


「土ガブリ」の件。
「ツチカブリ」と言う標準和名を持つキノコは存在します。
白く大きなキノコで、強烈な辛味を持っています。
その辛味を水に晒す事で抜いて食用にする人も居るそうですので、
毒抜きが不十分だった、と考える事は出来ます。
また、ツチカブリに似た外見のキノコとしては「シロハツ」と言う食キノコがあり、
それに良く似た「シロハツモドキ」と言う毒キノコがありますので
それと間違えた可能性も考えられます。
また、虫が出た、との事ですので
野生のキノコは、内部がキノコバエやキノコムシと言う
キノコを餌にしている昆虫の幼虫(ウジ)に食害されている事が多く
その様なキノコは糞の中にバクテリアや他の菌が繁殖している為に
それによって中毒した、と考える事も出来ます。

どちらの場合にしても、
キノコには特定の地域のみで通用している「地方名」がとても多い為に
それが何のキノコを指しているのかが判り難く
それがたまたま現在の標準和名と同一または近似して居るからと言って
安易にそれに当て嵌める事は危険と言えます。
取り敢えず「正体不明」と言う事で……


「マエ茸」は「マイタケ」の転訛でしょう。
「マイタケ」はスーパーでも売っていますが
「マイタケ」の俗称を持つキノコは幾つかありますので
この場合も、どのキノコを指しているのかは矢張り不明です。

先にも書きましたが、蛆虫に食害されているキノコは少なくありません。
当方も一晩キノコを放置して、朝見たら周辺が蛆だらけになっていて
泣きそうになりながら駆除した事があります。
その為、山採りのキノコはその日の内に全て処理をするのが鉄則です。
煮た時に少々蛆が浮き上がっても
それも山採りキノコの味の一部として味わうべし、と言う猛者も居ますが
当方はそこまで達観出来ていません……


キノコの話、と言う事で舞い上がって長々と書いてしまいました。
申し訳御座居ません……
今後も更新を楽しみにしております。
p8021-ipbfp1501tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

317.座敷浪人さんに質問です。 返信  引用 
名前:読者    日付:2011/12/8(木) 15:19
いつも楽しく読んでいます。
自分は図書館で怪談等を読むことが多いのですが、このサイトにあるお話の元となっている本はたいていありません。
どこでこれらの本を仕入れているのでしょうか。
よろしくお願いします。
pc307.ei.sanken.osaka-u.ac.jp (133.1.32.92)



319.Re: 座敷浪人さんに質問です。
名前:    日付:2011/12/9(金) 22:16
拙サイトをご愛読いただき、ありがとうございます。
【あやしい古典文学の壺】で取り上げている話の元本の少なくとも八割以上は、図書館にある本です。残りはたいてい私の蔵書で、「日本の古本屋」などのサイトで見つけて古書店から購入したものも多いです。、図書館の本について言うと、まあどこの図書館にもあるというわけではないので、地方では探しづらいかもしれませんが、例えば大阪在住なら、大阪府立図書館と大阪市立図書館という二つの大図書館があって、そこでいろんな資料に触れることが出来ます。それぞれの図書館のサイトへ行って蔵書検索してみれば、かなり見つかるはずです。 NWTfb-13p3-227.ppp11.odn.ad.jp (211.3.224.227)


325.Re: 座敷浪人さんに質問です。
名前:読者    日付:2012/1/11(水) 17:22
あけましておめでとうございます.お返事ありがとうございます.
浅はかにも大学の図書館にないなら,普通の図書館にはないだろうと思っていました.
一度,大阪市立中央図書館行ってみます. pc307.ei.sanken.osaka-u.ac.jp

324.(untitled) 返信  引用 
名前:杜若庵    日付:2012/1/6(金) 19:29
新年おめでとうございます。今年は、まず甲子夜話(今井秀和氏の「甲子夜話怪異・奇聞一覧」を参考に)と蓬生談をしっかり読もうと思っております。蓬生談はガリ版のため字潰れがあるんですが、浪様のも同じでしょうか?(私は日田市の図書館から借りてコピーしちゃいました)
今年もよろしくお願いします。ご活躍を期待しております。
zaq3d2e184f.zaq.ne.jp

322.2012年 返信  引用 
名前:    日付:2012/1/2(月) 0:44

また一年、だらだらと続けてみたいと思います。お付き合いいただければ幸いです。

隆景さま:
いつもありがとうございます。今年もどうかよろしく。
NWTfb-13p3-227.ppp11.odn.ad.jp



323.Re: 2012年
名前:吉田茂樹    日付:2012/1/4(水) 8:24
あけましておめでとうございます。
今年も更新が楽しみです♪ c2b14-172.milare-tv.ne.jp

320.12/12、12/21日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/12/26(月) 1:27
12/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「くさびら」:
毒きのこの話題は尽きません。そういえば昔、「マタンゴ」という怪奇映画がありました。面白かったです。
「血気少年」:
アメリカンドラマのCSIシリーズ初期のエピソードにありそうな話。

12/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「もと猿」:
猿の夫婦は、日吉大社の神事で何をしでかしたのでしょうか。
「けっこうな池」:
女がにわかに池や川に飛び込んでしまう話は数多くあります。池水の主になったりもします。男については、そんな話はありません。絵になりませんからね。この嶋村の妻の場合、笑って池に沈んでそれっきりという、あっけらかんとした感じがいいと思います。

吉田茂樹さま:
今年もありがとうございました。よいお年を。

NWTfb-13p3-227.ppp11.odn.ad.jp



321.Re: 12/12、12/21日付の更新について
名前:隆景    日付:2011/12/27(火) 23:56
今年一年もお世話になりました。
毎回の更新本当にお疲れ様でした。
来年も楽しみにしております。
それでは良いお年を。 i219-165-237-113.s02.a013.ap.plala.or.jp

316.最近の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/12/8(木) 14:11
11/13日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「さむい息の女」:
古語で言うところの、「言い知れぬ寂しさ」のニュアンスを含む「物凄さ」を感じさせる幽霊。恨みつらみの因果とは関係ないこうした幽霊に、我々は意外によく遭遇しているようにも思われます。
「くさい息の女」:
臭い妖怪といえばねずみ男が有名ですが、こういうのもいるということで…。ただ臭いだけでなく深刻な後遺症を残すのですから、あなどれません。

11/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「眠れぬ夜」:
これはどうも、たまらんですよ。刀を振り回して暴れたりしなかっただけ、分別のある人だったのでしょう。
「雨中の飛び物」:
半端な飛魚みたいなものになって、どうするつもりなのか……、たしかに訝しい。

12/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「山いも娘」:
いも娘出現から白無垢に芋を背負っての出陣まで、先の展開をおおいに期待させます。それが結局は大名の奥方と富商の内儀になって幸せに暮らしたらしいという話で、拍子抜けの感もありますね。白無垢を着た山いも娘というのがエロティックな暗喩で、そこで一応話が出来上がっているのかもしれませんが。
「火鼠の布」:
火鼠は、牛ぐらいの大きさの巨大鼠です。カピパラの何十倍もあります。実際にいたら恐いですね。(風貌がカピパラみたいだったら、そんなには恐くないかも)。火鼠の布とは、石綿のことだと言われます。だとしたら、竹取物語で「火鼠の皮衣」を求められた阿部御主人は、本物を手に入れることも出来たはずです。
NWTfb-13p3-227.ppp11.odn.ad.jp (211.3.224.227)



318.ご無沙汰しております
名前:吉田茂樹    日付:2011/12/9(金) 8:33
>竹取物語で「火鼠の皮衣」を求められた阿部御主人は、本物を手に入れることも出来たはずです。

ああっ、確かにそうなりますね!
阿部御主人は悔しがっていることでしょう。 c2b14-172.milare-tv.ne.jp (219.124.94.172)

315.10/22.11/01日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/11/8(火) 23:59
10/22日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「鼻の高い男が好き」:
鼻が高いといってもいろいろです。二枚目風にすっと鼻が高いのか、天狗のように高いのか、ピノキオのように伸びているのか。どうでもいいことながら、山女の趣味が気になります。
「夜泣き」:
わざとらしい美談にしていないところがいいです。ごく普通に、こんな計らいにすべきだろうなと納得されます。

11/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「むじな」:
小泉八雲の「むじな」と同話だろうと思って読んだ方には申し訳ない。……途中までは、人に化けた妖怪を殺したはずなのに容易に正体を現さなくて焦るという、よくある展開。その後の返り討ちの連続は、あまり目にした経験のないものです。むごくて厭な感じもするか知れませんが、昔話の原型は往々にしてこうした残忍さで肉付けされていたのではないかと、私は考えます。
「オスの首」:
小泉八雲にも、鴛鴦の雌雄の愛情を語った「おしどり」という話があります。雄を殺された雌が狩人の夢に現われて悲しみを訴え、翌日、狩人の目の前で自殺します。いっぽう、この「オスの首」の雌の姿は、悲しみを訴えるでもなく恨みを晴らそうとするのでもないところに、鬼気迫るものがあると思います。
NWTfb-13p3-227.ppp11.odn.ad.jp (211.3.224.227)

314.10/01、10/11日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/10/17(月) 22:56
10/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「蟲毒」:
犬蠱髑髏(いぬがみとうびょう)などと同類の呪法といえます。屍体の腹を食い破って、手乗りサイズの血まみれの牛が出てくるイメージは、かなりホラーですね。
「お耳長さま」:
桜島の兎の伝説は、今日、現地でもあまり知られていなさそうです。桜島には兎を神使いとする月読尊を祭った神社が幾つかあるので、そこらへんにつながりを見るしかないのかも。火口から巨大な黒兎が現れて月に吠えたりしたら、たまらなく面白いのだけど…。

10/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「蛇を食う」:
〔あやしい古典文学〕においては、蛇を食うなど珍しくありません。にもかかわらずこの話を取り上げたのは、まるで野草を摘むように、楽しく蛇を獲って食っていると思えたからです。
「河童を食う」:
河童も〔あやしい古典文学〕の常連格ですが、河童を食った話は初出だと思います。たしかに食っても不味そうです。でも、食ってしまうというのは、、怪物や妖獣への最強の対し方ではないでしょうか。
NWTfb-13p3-227.ppp11.odn.ad.jp

313.9/12、9/23日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/9/24(土) 22:29
9/12日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「化け物出没」:
先般の「稲生武大夫怪物に逢うこと」と同様に、挑発的であるけれども、黙殺すれば何の害もない怪事です。化け物の側からすれば、恨みつらみのいわれがない以上、害を与えるかどうかは重要な問題でなかったのかもしれません。
「家光不食」
こういうことをして、家光の不食は多少なりとも改善したのか否か、気になるところです。

9/23日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「やわらか石」:
そもそも蛇は臭いのか。なにかと評判の悪い生き物なので、ついでに臭いと謗られているだけではなかろうか。そんなことを思っていたら、「臭蛇」(シュウダ)というのがいて、身に危険が及ぶと総排泄孔から悪臭のする分泌物を出すそうです。で、青大将も臭蛇の親類で、やっぱり悪臭を発するそうであります。田舎暮らしをしていたころ青大将とよく遭遇しましたが、そんな臭いヤツとは知りませんでした。
「たんす娘」:
やっぱりこれも、天狗のしわざじゃ! ということになるんでしょうね。天狗は中年男を好んでよく攫います。たんすから飛び出して抱きついたのが髭面野郎だったら、太郎左衛門も動揺したにちがいありません。

隆景さま:
さすがに涼しくなりました。たちまち猛暑の夏を忘れてしまった私です。
>敢然と斬りかかる男はかっこいいですね。憧れます。
化け物のほうも、なんだか嬉しそうに斬られている感じがしますね…。
>砂糖の大食いに失敗したら、笑ってすませてあげればいいと思うんですが・・
普段から出まかせの大言を吐く憎たらしいやつだったため、笑って済ませられなかったのかも。遠島は行き過ぎかと思いますが…。
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312.残暑が厳しいです 返信  引用 
名前:隆景    日付:2011/9/14(水) 0:31
お久しぶりです。まだまだ暑いですね。
「化け物出没」
主人公が勇ましいので武士かと思いきや、庄屋ですか。
でもこちらの古典によく出てくる、怪異に遇っても恐れずに
敢然と斬りかかる男はかっこいいですね。憧れます。
「家光不食」
砂糖の大食いに失敗したら、笑ってすませてあげればいいと思うんですが・・
結構面白いのに。
ハルさま
一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
i219-164-1-12.s02.a013.ap.plala.or.jp

311.8/21、9/02日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/9/5(月) 14:8
8/21日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「手討の怨霊」:
いわゆる「不義密通は御家の法度」というやつです。これを厳格に適用すれば、あちこちの屋敷で手討の嵐だったと思われますから、普通は解雇か、もっと穏便な処置だったんではないでしょうか。「戸川肥後守」は、備中庭瀬藩の初代藩主になった「戸川達安」と推定されます。江戸時代のごく初期の話ということになります。
「骨産」:
数ある妊娠と出産にまつわる奇談の一つ。筆者の橘南谿は、自ら人体解剖を手がけたほどの当時先進の医師なので、面白半分に風説を取り上げただけとは考えられませんが、…。

9/02日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「隣家の亭主」:
近所に泥棒に入るのは、避けたほうがいいですね。
「流言恐るべし」:
広島でこの流言が広まったのは嘉永七年(1854年)、末尾にある『無題筆記』の酒売り女は宝暦九年(1759)ですから、およそ百年前です。いっぽう、岡本綺堂『半七捕物帳』中の「あま酒売」にも、遭うと病気になって下手すれば死ぬという「甘酒の固練り」売りの婆さんが出てきますが、これは安政四年(1857年)の江戸でのこととされ、おそらく何かの記録を作者が話に取り入れたものでしょう。江戸時代の後半、各地で繰り返し広まった風説だと思われます。

まねき屋さま:
>老木の中が洞になっていて、その中に何かのキノコが密生し、一斉に放出した胞子が上昇気流に乗り続けて…
なるほど、そうきましたか。さすが菌類の人ですねえ。…それで思ったのですが、ハチや羽アリの巣別れとか、羽虫の大量発生、蚊柱の大規模なやつなども考えられるかも。火の粉が出ないのは、やっぱり少し寂しいです。

ハルさま:
お久しぶりです。懐かしいです。でも、ご病気だったのですね。
ともあれ、手術が順調にゆきますように祈ります。[あやしい古典]に時おり姿を見せる豪胆な登場人物のように、みごとに入院生活を乗り切ってください。
NWTfb-17p2-229.ppp11.odn.ad.jp

310.元気を頂きました 返信  引用 
名前:ハル    日付:2011/9/3(土) 18:56
浪さま、ご無沙汰致しましてすみません。
久しぶりにお邪魔しました。
実は体調を崩していましたが、来週入院、手術となりました。
あ、もっとも、手術してしまえば治るモノですので、どうぞご心配なく。

浪さまの、いよいよ千話に迫る偉業に接し、何より、更新のペースを守られている事に、とても励まされました。

早速、通常更新を読破し、懐かしい話もいくつか拝見しました。

入院中、またゆっくり読み返したいと思います。

では、いずれまた。

くれぐれも、お身体お大事に!(…説得力ないかな?)

jig146.mobile.ogk.yahoo.co.jp

309.「煙を吐く木」について 返信  引用 
名前:まねき屋    日付:2011/8/28(日) 13:43
続けてお邪魔します。

この話も興味深いですね。
『駿国雑志』の「大宮神木発煙」と言う話を思い出しました。
「冨士大宮の神木老杉の梢より、煙立事、日にして止ず」を武田家滅亡の凶兆とした話なのですが
当方はこれを立ち木の枯れ枝に密生したキノコが一斉に放出した胞子に光が反射し煙の様に見えた物、と考えました。
この「煙を吐く木」も同様の現象なのかも知れません。
老木の中が洞になっていて、その中に何かのキノコが密生し、一斉に放出した胞子が上昇気流に乗り
てっぺんから煙を吐いている様に見えたのでは無いでしょうか。
火の粉云々は、そう思い込んで無い物まで見えてしまった物で、流言飛語の類だと思います。
キノコが胞子で繁殖する事、そもそも胞子の存在を知らなかった当時の人々がキノコの様々な振る舞いを見た時に
怪異と感じてしまうのは仕方の無い事かも知れませんね。
 
当方は菌類マニアですので無理矢理にでも菌類的に解釈してしまいますが
あながち間違いでは無いのでは、と勝手に納得しています(^−^)
p4059-ipbfp302tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

308.8/01、8/11日付の更新について 返信  引用 
名前:    日付:2011/8/14(日) 22:25
8/01日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「下女の亡霊」:
用人や禅僧は関助に、「亡霊はおまえの心の内にある」と説きます。この近代的と言っていい論理の問題点は、「心の内にあるのだから恐るべきものではない」とする帰結を想定しているところでしょう。そういう問題ではないと思います。
「京都の怪事」:
堕胎薬は今日、経口のものなどが個人輸入でも比較的簡単に入手できるようです(委しくは知りません)。江戸時代はというと、朝鮮朝顔の実とか酸漿(ほおずき)などが用いられたほか、水銀を主成分とした薬物が販売されて、堕胎のみならず、「下女の亡霊」の柳のように母体が命を落とすこともありました。堕胎薬を売る町に怪談が生まれるのも、無理ありません。

8/11日、【あやしい古典文学の壺】に2編追加しました。
「稲生武大夫怪物に逢うこと」:
化物は「山ン本五郎左衛門」ではなく「出雲国五郎左衛門」と名乗っていますが、名高い『稲生物怪録』の類話の一つです。現れる怪事は、瞑目して心を静めると消え去るという、わりと他愛ないものばかりです。原型はこんな話だったのかもしれません。あるいは、口頭で広まる噂話としての怪談は、こんなふうになるということかもしれません。
「煙を吐く木」:
なんでしょうねえ。地下でモグラが芋でも焼いていたか。

まねき屋さま:
いつもありがとうございます。参考になります。
漠然と菌類のようだとは思っていました。「燃える」のではなく、何かが発光するのではないかとか…。それ以上は自分の守備範囲ではないという理由で考えないわけですが、考察をいただくと、じつに興味深いですね。これを手がかりに調べていったら、知らなかったことがいっぱい出てきて飽きません。
NWTfb-17p2-229.ppp11.odn.ad.jp


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