13日の広島戦(富山)で史上15人目の通算400号本塁打を放った阪神・金本知憲外野手(40)。次の目標は、「不惑での40本塁打以上」という大記録だ。
メモリアルアーチは1−9と大量リードされて試合が決まりかけた9回だった。「富山のファンも楽しみにしていたやろうからな」と金本。勝ち試合での達成の方が盛り上がるのは当然だが、足かけ10年にわたって連続試合フルイニング出場。ゲームセットまで手を抜かずフルスイングする金本らしい場面ともいえる。
名球会入りの資格条件である通算2000本に注目が集まっていたとき、金本はこう漏らしていた。「通算400本の方が(達成した人数は)少ないんでしょ」
大きかった山を2つ越えた金本。これからの野球人生をどんなスタイルでいくのか。
「オレの引き際は、狙ってホームランが打てなくなったとき。パワーが落ちてもヒットを打とうと思えば打てると思うが、それはオレの性にあわん。だから、現役でいる限りはとことんホームランにこだわっていきたいんや」
続けて現実の夢を夕刊フジにこう語ってくれた。
「門田さんが40代で本塁打王のタイトルを獲られたしな。オレも挑戦したい。甲子園は広いから難しいけど、でっかいこと言わな」
1988年、40歳でシーズン44本を放って本塁打王を獲り、「オジサンの鏡」ともいわれた門田博光氏(当時南海)の記録を超えることが次の鉄人の目標だ。
世界の王(現ソフトバンク監督)ですら40歳では30本しか打てず現役引退するなど、一流打者にとっても不惑は大きな壁だ。2000本安打は史上39人目。だが、400本塁打は15人。さらに、「40歳以上で本塁打40本以上」をクリアしたのは門田氏1人だけ。数々の不死身エピソードを持つ鉄人らしいチャレンジだ。
今、鉄人の頭の中には、チームのリーグ制覇→日本一と、自身の「シーズン40本塁打以上」しかない
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