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乳がん無料質問箱
お知らせ。
突然ではありますが、本日2010年4月9日をもって質問を終了させて頂きます。
長年、二瓶先生の協力のもと質問箱を続けてきましたが
仕事が忙しい先生に、かなりのご負担をおかけしてきました。
今回、ご相談の上、質問箱の閉鎖ということにいたしました。
なお、この質問箱の閲覧は継続いたします。
長年にわたる二瓶先生のご協力と閲覧して下さった皆様に
心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
管理人・橘

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4548.勝手ながら質問箱を終了します 返信  引用 
名前:二瓶です    日付:2010/4/11(日) 21:29
突然の質問箱閉鎖で驚かれている方も多いと思います。

皆さんの質問で、逆にいろいろ勉強させていただき感謝しています。

しかしながら、最近は質問の返事書きに時間を取られ、自分のための勉強ができていない状態になっていました。

乳癌の治療は日進月歩で常に新しいことを学ばなければ、私が実際に関わっている患者さんに不利益を与えてしまうことになります。最近は、質問箱の皆さんにも適切に返答できているか少々気になっていました。

この質問箱を頼りにされている方もいるとは思いますが、この際思い切って質問箱を閉鎖し自分のために勉強する時間を作ることにしました。

今までこの質問箱に質問をされた方、いつも見ていただいていた方、この質問箱の管理人である橘さんに深く感謝いたします。

最後の質問者達への返答を書き終了といたします。

悩みは多いと思いますが、皆さん適切な治療が受けられるよう、がんばってください。

サヨウナラ

4243.妻の症状につきまして 返信  引用 
名前:aki    日付:2009/12/17(木) 19:53
二瓶先生こんにちは
先日妻(32歳)の乳管内乳頭種の確定診断の件で質問をさせていただきました者です。
その節はご丁寧なアドバイスをいただいたにも関わらずお返事できなくて誠に申し訳ございませんでした。
改めまして妻の件でアドバイスをいただきたく書き込みをさせていただきます。
妻の症状についてですが左側の乳頭の単一の乳管より赤茶色の分泌物があり、地元の乳腺科にて触診、エコー、マンモグラフィー、分泌物細胞診をしました。後日造影剤を注入してのMRI検査の結果、乳管内乳頭種の疑いで6ヵ月毎の経過観察となりました。
来月検査だったのですが一昨日に左胸を触ってみた所しこりがあるような気がしましたので同じ病院に診察に行かせました。
「来月にマンモグラフィー検査をするので今日はエコーのみで良いでしょう」との事だったそうです。
触診も行い、医師もしこりの存在に気がついたそうです。
エコー画像をプリントしてらい見せてもらいました。
診断結果は変わらず乳管内乳頭種であろうとの事でした。

妻の話を聞いてどうにもわからない部分があり以下の点について質問をさせていただきたいのですが

半年前の触診ではしこりはないとの事でしたが今回はすぐにしこりとわかったそうです。
また、エコーの画像を見た限りでは腫瘍としてマークされた部分が前回より一個増えていました。
これらは半年間の変化としては良くある事なのでしょうか?

長文・乱文で本当に申し訳ございませんが是非アドバイスをお願い致します。



4248.Re: 妻の症状につきまして
名前:二瓶です    日付:2009/12/19(土) 22:6
乳頭腫には乳管内乳頭腫やのう胞内乳頭腫があり、いずれの場合でも乳頭腫の周囲には液体が存在します。のう胞は元々乳管のふくらんだ状態であり、乳管は乳頭に開口しているので乳管内乳頭腫や乳管内癌からの出血で血性になった液が乳頭から分泌しこうした腫瘍が見つかることになります。腫瘍周囲がのう胞状になった場合には、のう胞内液が短期間に増えると急にしこりとして触れることになるのはよくあることです。のう胞内乳頭腫でも基本的には乳管内乳頭腫なので病名としては乳管内乳頭腫のままなのだと思いますが、主治医は超音波などできちんと病変を評価していると思うので、それを信じ経過観察を受けてください。しこりとして触れることが心配なのであれば治療と診断を兼ねて手術を受けたらよいと思います。診断を兼ねてというのは乳頭腫でよいのか乳癌の可能性はないのかということです。

疑問があったら、また質問してください。


4292.妻の定期検査の結果
名前:aki    日付:2010/1/8(金) 22:47
二瓶先生こんにちは
先日はご回答をいただきまして本当にありがとう御座いました。
前回ご回答をいただきました妻の件で再度アドバイスをいただきたく書き込みをさせていただきます。
今日定期検査を終えたのですが、マンモグラフィー検査の結果、乳腺に沿って石灰化像が認められる、これはしこりを触れない乳がんの可能性もあるので2週間後に近隣の総合病院にて針生検とおそらくマンモトームの事だと思うのですが、それらの検査を行った上で今後の治療について切除が必要かどうかも含めて話し合いましょうとの事でした。
ちなみに以前検査したしこりは左乳房に向かって12時と1時の場所に1個ずつあり、前回のエコー診断ではしこりの奥の乳腺がはっきり写っているのでこのしこりについては乳がんとは考えにくいとの事でした。
また、石灰化像は左乳房の上方に位置し、脇の下や首周りにはしこりを触れないそうです。
以上の状況を踏まえた上でお伺いしたいのは以下の点です。

1、しこりの存在と乳腺に沿って確認された石灰化像との事ですが、私なりに調べた上では限りなく乳がんの可能性が高いと思うのですがこの状況でも乳がん以外の可能性があるものなのでしょうか?

2、主治医の見立てでは今回のしこりが乳がんによるものとは考えにくいそうですが、りこりが良性のもの仮定して乳腺に非蝕知性の乳がんを併発することはありえるのでしょうか?

3、最初に血性分泌を確認してから半年ほどになります。当時のマンモグラフィーでは微細な石灰化はありましたがルーペで確認しなければならない程度で少なくとも今回の様な乳腺に沿ったものではなかったそうです。半年でここまで進行するものなのでしょうか?
また、最悪の事態(しこりも含めて乳がんだった場合)を想定した際に次回の検査までの2週間の間にさらに進行し、手遅れになったりはしないでしょうか?

4、乳がんと仮定した場合に今後の治療法としてどんなものが考えられるのでしょうか?

5、主治医の先生は乳腺学会の認定医との事です。とても親身に診察してくださる方です。その先生を疑う訳ではないのですが妻の生命を左右するかも知れない事ですので慎重にならざるを得ません。乳腺の専門医によるセカンドオピニオンはこの状況で有効でしょうか?

不躾な質問ばかりで本当に申し訳ないのですが妻の今後を考えると不安でなりません。
是非、アドバイスをいただけたらと存じます。
お忙しい所誠に恐縮では御座いますが何卒宜しくお願いを致します。


4301.Re: 妻の症状につきまして
名前:二瓶です    日付:2010/1/10(日) 16:57
質問順に返答します。

石灰化には良性石灰化と悪性石灰化があります。実際のマンモグラフィを見ていないので分かりませんが、主治医が生検を予定したとすれば悪性石灰化の可能性があるのだと思います。石灰化の形状と分布で判断するのですが、乳腺に沿った石灰化が一つの乳管腺葉系に一致してという意味であれば(乳頭方向に向かい乳頭方向を頂点として扇形に広がっているか、大きさ2cmぐらいの範囲に集簇して石灰化が存在するような石灰化。)悪性石灰化の可能性が高いと思います。

非触知乳癌のほとんどは非浸潤管癌(乳管内癌)ですが、腫瘤を形成する乳管内癌もありこれは触知することもあります。腫瘤が非浸潤癌の場合には、超音波で見て良性腫瘍と鑑別が困難な場合があるので、超音波上良性と見えても乳癌でないと断定はできません。良性の腫瘤、特に乳頭腫の場合その周辺に乳癌が発生するリスクが少し高くなります。つまり、腫瘤は良性であっても周囲に乳癌が存在する可能性はあり、その乳癌が非浸潤癌であれば非触知である可能性が高く、石灰化する乳癌であれば非触知の段階でマンモグラフィの石灰化から見つかることになります。

石灰化はマンモグラフィの写り方で(まったく同じ条件で撮影されれば同じく写るでしょうが、毎回同じ条件にはならないので微妙に違って見えることはあります。)違って見えたりしますが、半年で石灰化の数が増えたりはっきり見えるようになったりすることはあり得ます。

2週間で進んでしまうことはないのでそれは心配しないでください。生検(石灰化だけの病変で超音波で見えれば超音波ガイド下に太針生検ができますが、超音波ではっきりしない場合にはマンモトーム生検が行われると思います。)で乳癌と確定すれば、治療は手術ということになります。全ての癌細胞が乳管内にとどまる乳管内癌であり手術で癌病巣を完全に切除できれば、手術だけで治癒します。完全を証明するのは困難ですが、状況からはほとんど非浸潤癌であり手術だけでほとんど治癒するのではないでしょうか。手術は、乳頭分泌があるので乳頭乳輪を含めて切除する必要があり、乳房全切除にするか乳輪乳頭を含めた乳房部分切除をするかということになると思います。

まだ乳癌と確定したわけではありません。この段階でセカンドオピニオンは必要ないと思います。まず生検を受けて診断を確定することだと思います。

疑問があったら、また質問してください。


4441.妻のその後のつきまして
名前:aki    日付:2010/3/16(火) 1:11
二瓶先生こんにちは
以前に妻の症状についてご相談した者です。
その後の経過と治療につきまして疑問点があり再度ご質問をさせて頂きます。
マンモトーム生検の結果、やはり癌細胞が見つかりました。
非浸潤性の乳がんの可能性が高いが癌細胞が左乳房内の広範囲に散らばっている為、全摘を勧められました。
乳頭部分を残す事は可能ではあるが、乳頭内に残った乳菅から再発する可能性も捨てきれないので一番の安全策は非定型乳房切除であると説明受けました。
本人とも話し合った結果
将来的な再発の可能性が一番低い方法をとの事で非定型乳房切除を選択しました。
2月26日に手術を終え、3月6日に退院し現在に至っております。

今回の手術においては左乳房の切除と脇の下のリンパ節の郭清を行ったそうです。
切除した部分の病理検査の結果が未だ出ていないのですが、とりあえずとの事でノルバデックスを処方されました。

以上を踏まえた上でお聞きしたいのですが、

・非浸潤性の乳がんの手術においてリンパ節の切除は必要ないと聞きました。
リンパ節の切除をしたという事は浸潤性を疑う点があったという事なのでしょうか?

・主治医の先生に妻の病期はどの程度なのかお聞きした所、
「非浸潤ではあるが範囲の広さから、分類するならTからUと思われます」との事でしたがそういった表現は妥当なのでしょうか?

お忙しい所誠に申し訳御座いませんが
何卒 宜しくお願いを致します。


4451.Re: 妻の症状につきまして
名前:aki    日付:2010/3/20(土) 23:12
二瓶先生こんにちは
再三で大変申し訳ないのですが、お聞きしたい事あり書き込みをさせて頂きました。
本日主治医より病理検査の結果と今後の治療方針の説明がありました。
病理結果はリンパ節転移が2個程あり、また予想より広範囲に広がっており原発巣は小さいながらも性質の悪い癌である。
原発巣とリンパ節は切除してしまったので問題はないが年齢が若い為、念の為に抗がん剤の点滴を一回行い、その後はホルモン剤と経口の抗がん剤にて治療する旨説明を受けました。
また、病院より頂いた診断書には非浸潤性乳菅癌と書かれていました。

これらは治療方針として妥当なのでしょうか?
あと、リンパ節への転移を認めた時点で非浸潤ではないと思うのですがそういった事もありえるのでしょうか?

お忙しい所誠に申し訳ございませんが是非アドバイスをいただければと存じます。
何卒宜しくお願いをいたします。


4455.Re: 妻の症状につきまして
名前:二瓶です    日付:2010/3/21(日) 12:34
マンモトーム生検の結果は非浸潤癌でした。つまりマンモトーム生検で採取された組織に浸潤部はないということです。発見のきっかけは乳頭異常分泌ですから、手術は基本的に乳頭を含めて切除です。MRIの結果や石灰化病変の分布の状況から非浸潤癌は広範囲に広がっていると推測され乳房全切除になりました。完全に非浸潤癌であれば腋窩リンパ節郭清を省略する、するとしてもセンチネルリンパ節生検を行い転移がなければそれ以上の腋窩リンパ節郭清を省略する、といった術式になると思います。おそらく触診やMRIなどの画像診断から腋窩リンパ節が腫れていて転移の可能性を否定できないため、初めから腋窩リンパ節郭清を通常通り行う術式になったのではないでしょうか。その辺のことは主治医によく聞いてみてください。病理組織診断では非浸潤性乳管癌だったわけですが、リンパ節転移が確かだとするとどこかに浸潤部があると考えられます。広範囲に広がる癌病巣を全て漏れなく連続的に病理組織診断するのは物理的に不可能ですから、病理組織検査をした断面は非浸潤癌だったということだと思います。もし、追加で病理組織診断をもっと細かく行うとどこかに浸潤部が見つかると思います。病期はその浸潤部の大きさで決まりますが、病理組織的に非浸潤癌しか証明されなければ病期はTis(非浸潤癌)となります。

ホルモン療法を行うということはホルモン反応性があるということだと思いますが、化学療法については他の予後因子などの記載がないので何とも言えません。ただ、点滴が1回でその後は経口抗癌剤と書いてありますが、1回が本当に1回だけであるのならば(通常3週毎に4回や6回投与します。)、まったく効果の期待できない投与と言えます。主治医にもっと詳しく病理組織診断の結果を聞き、抗癌剤投与の必要性や投与の仕方について説明を受けるべきだと思います。

疑問があったら、また質問してください。


4480.Re: 妻の症状につきまして
名前:aki    日付:2010/3/26(金) 23:3
二瓶先生こんにちは
妻のその後につきましてさらにお伺いしたく書き込みをさせていただきます。
3月25日に主治医の診察があり、詳しい話を聞きたいと私も同席させてもらいました。
そこで頂いた病理検査報告によりますと
「割面には数mm大の小腫瘍を複数個認めますが、最大経1.3×0.7cm大の腫瘍をmain tumorとしました。組織学的には異型細胞が不整な胞巣を形成しながら浸潤しています。乳管内では同様の腫瘍細胞が充実性や乳頭管状構造を形成しながら増生しており腫瘤内外に広く分布しています。また、所々に娘結節を形成しています。郭清リンパ節の1個に微小転移を認めます。」
との事です。
また
INFβ,g(+),f(+),s(-), ly1,v0,EIC(+)
pT1(size of invasive component);1.1cm
Nuclear grade 1(total score 3=nuclear atypia 2+mitotic counts 1)
Metastasis of carcinoma[1/7]
との記載がありました。

主治医からは抗がん剤の投与に関しては1回から2回、もちろん1クール続けても問題はない。ただそこまで必要かどうか迷う所との見解でした。
回数については体調を見ながら増やす事はできる。
もし体内に残っているかもしれない癌細胞を叩くなら術後で日の浅い今が効果的との事でした。
再発や転移への不安もあり、本人も納得の上でその日にアドリアシンとタキソテールの点滴を受けました

今回お聞きしたいのが
・病理報告から推測される癌の悪性度はどの程度なのでしょうか?

・病理報告の英文の内容は何を表しているのでしょうか?

・先日の二瓶先生のお返事ですと抗がん剤は4回〜6回の投与が必要との事ですが、その旨を希望して投与すべきでしょうか?

・薬剤の組み合わせについても様々の様ですが今回の組み合わせに関して先生のご意見を可能な範囲でお聞かせください。

本来なら主治医に聞くべき部分ばかりで大変恐縮なのですが、是非アドバイスを頂きたく存じます。

宜しくお願いを致します。


4486.Re: 妻の症状につきまして
名前:二瓶です    日付:2010/3/28(日) 12:58
INFβ,g(+),f(+),s(-), ly1,v0,EIC(+)
:INFβは腫瘍の発育の仕方ですが専門的すぎるので省略します。INFβは予後推定とは関係しないと思ってください。gは乳腺組織のことでfは脂肪組織のことで、癌細胞がgやfに浸潤しているということですが、このことも予後推定とは関係しません。lyはリンパ管のことでly1は癌組織周囲のリンパ管内に軽度癌細胞が浸潤しているということです。vは静脈のことですがv0なので静脈内には癌細胞が見られないということです。癌細胞はlyやvを通じて遠隔へ運ばれて行くので、この程度が強ければ現時点で全身のどこかに微少転移を起こしている可能性が高いと推定することになります。EICは乳管内進展の程度を表していますが、その程度は軽く(1+)ということです。

pT1(size of invasive component);1.1cm
病理組織学的にいくつかある病巣の中で浸潤癌の最大経が1.1cmなので(病巣が複数ある場合には最大経のもので代表します)pT1(pとは病理組織学的にという意味で、T1なので腫瘤経での分類は1ということです。)と表現されます。

Nuclear grade 1(total score 3=nuclear atypia 2+mitotic counts 1)
核異型度が1ということで、グレードは低く(1〜3に分類します)おとなしいということです。)

Metastasis of carcinoma[1/7]
リンパ節転移は郭清したリンパ節7個の1個に見られたということです。微少転移ということなので大きさは0.2mm以上で2mm以下ということです。

これ以上詳しくは説明仕切れないので、もっと詳しく知りたいのであれば直接主治医に聞いてください。

ホルモン反応性が高度でHER2が陰性であれば、グレードが1なので化学療法の有益性は軽度と推測されます。広範囲に進展していることや微少転移だとしてもリンパ節転移はあるので化学療法も選択肢になるとは思いますが、化学療法をするしないは主治医にその有益性と有害性について十分な説明を聞き、有益性が有害性を上回ると推定できる場合に、ご本人や家族が化学療法をすることに納得し同意すれば実際に行うことになります。

注射剤による化学療法はこれまでの臨床試験の結果に基づいて行われるので、1回か2回行って終わりというやり方はありません。通常3週〜4週毎4回か6回行います。アドリアシン(A)とタキソテール(T)を組み合わせるAT療法は副作用が強く出る組み合わせで、akiさんの奥さんのような場合には一般的に選択されない化学療法だと思います。しかも1回か2回では想定される治療効果は得られないと考えます。

今後の薬物療法に関しては主治医ともっとよく話し合うべきだと考えます。

疑問があったら、また質問してください。


4495.Re: 妻の症状につきまして
名前:aki    日付:2010/3/30(火) 19:45
二瓶先生こんにちは
いつも丁寧なご回答をいただき感謝しております。
再三で申し訳ないのですが是非お聞きしておきたいことがあり書き込みました。

・前回のご回答ではAT療法は妻の場合は一般的には選択されないとの事ですが化学療法を続けるとして妻の状態にあった組み合わせの例とはどんなものが考えられるのでしょうか?
また、薬の種類を変えて欲しい場合に主治医に何と言って切り出せば円滑に進めることが出来ると思われますか?
二瓶先生のご意見をお聞かせ下さい。

・現在処方されたノルバッテックスを服用しておりますが化学療法とホルモン剤の同時併用は原則としてしないとの記事を今日になって読みました。
現在の妻はこの同時併用に該当している様に思うのですがすでに併用してしまった場合に弊害などはあるのでしょうか?

いつもいつも不躾な質問ばかりで本当に申し訳ありません。
お忙しいとは存じますが何卒アドバイスの程宜しくお願い致します。


4508.Re: 妻の症状につきまして
名前:二瓶です    日付:2010/4/4(日) 15:0
化学療法の仕方はいろいろあります。AT療法も標準療法の一つですから間違っているわけではありません。主治医の考えでAT療法なのだと思います。頻度的に多く行われるのはAC療法あるいはEC療法やFEC療法に引き続きタキサン系の抗癌剤投与か、FEC療法6回、最近はTC療法4回といった方法が多いということで、前回の返事に書きました。A:アンスラサイクリン系とT:タキサン系を同時に投与すると副作用が大きい可能性があるので、akiさんの奥さんにはAT療法でなくてもいいのではという私の考えを書きました。(各療法の詳しい説明は省略します。)

かなり以前はホルモン療法と化学療法を同時に行っていましたが、化学療法終了後からホルモン療法を開始した方が効果的という臨床試験の結果が出されてから、化学療法終了後からホルモン療法を開始するのが標準治療になっています。

実際に行われている治療を変更するかどうかについて私は言及する立場にないので、この内容などを参考にして後は主治医とよく話しあってみてください。

疑問があったら、また質問してください。


4517.Re: 妻の症状につきまして
名前:aki    日付:2010/4/8(木) 23:21
二瓶先生こんにちは
またお聞きしたい事が出てきましたので書き込みをさせてください。
先日(3月25日)にアドリアシンとタキソテールを点滴し、そろそろ3週間が経過しようとしております。
昨日(4月7日)より脱毛が始まった様で今日は洗髪の際に大量に抜けてしまいました。

副作用は個人差があるとは思うのですが、一回の点滴で脱毛の症状が現れたりするものなのでしょうか?

ホルモン感受性やHER2の病理報告がまだ出ていないのですが一ヶ月以上もかかる事があるのでしょうか?
また、ホルモン感受性とホルモン治療については私が調べた限りの説明をしましたが妻は主治医を信じてノルバデックスの服用を続けています。
病理の報告を頂くまで服用をやめさせるべきと思うのですがいかがでしょうか?

また、いただいたご回答を参考に主治医には疑問点を質問しているのですが「ホルモン剤と抗がん剤は一緒でないと意味がない。別々に行うなど有り得ない。」とその後の質問にも不機嫌になるばかりで納得のいく説明や、こちらの希望を聞き入れていただけそうにありまん。
残念ですが何とか妻を説得し、転院を視野に入れセカンドオピニオンを考えています。
術後一ヶ月以上が経過した現時点で転院による治療の遅れは再発・転移のリスクをコントロールする上でどの程度まで許容されると思われますか?

是非アドバイスいただければと存じます。
宜しくお願いいたします。


4547.Re: 妻の症状につきまして
名前:二瓶です    日付:2010/4/11(日) 21:24
AでもTでもほとんどの場合脱毛しますが、AT療法なので脱毛はほぼ100%生じると思います。脱毛は抗癌剤投与後2週間前後から始まります。脱毛の仕方は徐々にくる方や一気に脱毛する方とか個人差があります。一回の抗癌剤投与で脱毛することは普通にあることです。

病理組織検査の結果は組織をホルマリン固定してから切り出して染色し病理医が顕微鏡で見るという手順から、早くても10日ぐらいはかかります。手術後2週間ぐらいで結果が出るのが普通だと思いますが、一ヶ月以上かかるのは手術が多く調べる件数が多いなどのためだと思います。推測になるので、それ以上何とも言えません。

主治医が「ホルモン剤と抗がん剤は一緒でないと意味がない。別々に行うなど有り得ない。」というのであれば、乳癌のことをよく知らないのだと推測されます。セカンドオピニオンをおすすめします。

質問箱閉鎖で、これ以上お答えできず申し訳ありません。

4516.血清HER2タンパクについて 返信  引用 
名前:かめ    日付:2010/4/8(木) 21:31
以前肝転移の手術について質問させていただきました。その節はありがとうございました。結局薬による治療を続けています。
血清HER2タンパクの値について教えていただきたいのですが、
初発時、HER2(1+)でしたが、再発・転移した場合、強陽性に変わることがある。という話を聞き、血清HER2タンパクを調べてもらいました。
結果は、21.6という値でした。
カットオフ値は15.2という事ですが、この値はハーセプチンが使えるのでしょうか。
主治医の先生は消化器専門なので、この値をどう見るかわからない。という事ですので、先生にお伺いさせていただきました。
今までフェマーラが効いていたのですが、マーカー値、肝臓腫瘍の大きさ増大気味という事で次回の薬を考え中ですが、フェマーラが効かないという事は、フェアストンに変えても効かないのでしょうか。
(現在閉経状態です)
お忙しいところ恐縮ですが、上記2点、よろしくお願いいたします。



4546.Re: 血清HER2タンパクについて
名前:二瓶です    日付:2010/4/11(日) 21:23
血清HER2蛋白の由来が乳癌細胞だけとは限らないので、正常上限を超えているからといってハーセプチン投与の目安にはなりません。保険適応上も認めていません。再発巣の一部を採取しHER2蛋白を免疫組織染色し強陽性か、HER2遺伝子増殖があればハーセプチンが使えます。

前の返事でも書きましたが、フェマーラの効果が期待できないのであれば同じアロマターゼ阻害剤のアロマシンに変更するか、抗エストロゲン剤のフェアストンを高用量で用いる(通常量ではなく)かです。効果があるかどうかは投与開始してから評価することですが、再発の状況から大きな効果を期待することは難しいと思います。

4515.ホルモン治療について 返信  引用 
名前:ローズママ    日付:2010/4/8(木) 18:58
以前、手術前にも色々とお世話になったものです。
2月に無事手術を終えました。
非浸潤ガンで、開けてみて全摘になる可能性も。。と言われてましたが、お蔭様で部分切除ですみました。
ようやく数日前に病理の結果の説明があり、今後の治療方針の説明が
担当医よりありました。
 <病理結果>
・組織型:非浸潤がん
・大きさ:(浸潤型)0cm  範囲:2,2cm
・リンパ節転移:陰性  
   転移リンパ節数:0 摘出リンパ節数:3
・核異形度(顔つき): 1
・ホルモン感受性 : あり
・HER2/neu : なし
・段端 :近い(一ヶ所 3ミリ部分あり)

でした。
今後の治療は、放射線25回+5回(段端近かったため切除したあたりに)の計30回
その他、ホルモン剤を飲むことも勧められ、私もその場では承諾して帰ってまいりました。
私は52歳で、そろそろ閉経時期で、3ヶ月に一度位生理がある状態です。
処方された薬は、タモキシフェン(タスオミン錠)です。

放射線は手術前から言われていたので覚悟してましたが
ホルモン治療はないと思ってたので、今 戸惑ってます。
副作用もあるでしょうし、はたして、私の様な非浸潤ガンで
放射線とホルモン治療の両方をするのは標準的な治療なのでしょうか?
あまり詳しく説明して下さる先生ではないので、
どの程度必要なのかがわかりません。
ホルモン治療をしてもしなくてもさほど変わらないのであれば
薬は飲まない方が良いのでは?とも思いますし、
副作用を差し引いても、
飲んだ方が今後の再発等考えて確実に安心、であれば、
そうした方が、とも思います。

先生のお考えはいかがでしょうか?

ちなみに、先生が帰られた後に迷っている旨看護士
さんに伝えましたら、その病院の治療ガイドラインを
見て下さって、それによると、
・ガンの大きさが2.5センチ以上
・グレード  高い
・段端 3ミリ以下

以上の場合は、ホルモン療法を勧める、と
書いてあり、私の場合、ぎりぎりこのラインからは
外れているかと思います。
ぎりぎりなので、微妙なのかもしれませんが。

もし、ホルモン剤を飲む場合、
体への負担や副作用は個人差があるのでしょうが
いかがでしょうか?放射線と同時でも問題ないのでしょうか?
また、今回決断がつかず、数ヵ月後から始めるのでも
問題ないでしょうか?(放射線が終わったあたりから)

お忙しいところ恐れ入ります。
お返答お待ちしています。
よろしくお願いいたします。



4545.Re: ホルモン治療について
名前:二瓶です    日付:2010/4/11(日) 21:21
時間的余裕がないので簡単に書きます。完全に非浸潤癌であれば手術だけで治癒が得られます。病院の基準の癌の大きさとは浸潤癌の大きさという意味だと思いますが、ローズママさんは非浸潤癌なのでそ基準に当てはまらないと思います。断端は3mm 以下ということですが、断端に癌細胞が露出しているわけではないので、このことに関しては放射線治療で対処できると思います。ホルモン療法の副作用は軽度で多くの方で大きな問題は起こりませんが、ローズママさんの状態ではホルモン療法の効果による有益性はわずかだと考えられるので、ホルモン療法なしでもよいと私は思います。主治医の先生に考えを聞いてみてください。化学療法を行う場合は、ホルモン療法は化学療法後から始めるのが標準的ですが、放射線治療とホルモン療法は同時でも問題はないと考えます。ホルモン療法をいったん中止し、数ヶ月後から再開しても大きな問題はないと考えます。


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