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あの頃の映画

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1752.『丹下左膳余話 百万両の壺』 1935年 日活 返信  引用 
名前:    日付:11月13日(金) 20時11分
お久しぶりです・・・・色々な事をしているので、映画もなかなか見られずご無沙汰しています。

過日、念願だった大河内伝次郎さんの『丹下左膳余話 百万両の壺』をBS2で観ました。
本当に面白かったです。
それに丹下とお藤のやり取りで、子供は嫌いだと云いながら、安坊を心配する所など最高でした。
また源三郎の可笑しさ・・・・萩野の美しさ・・・
お藤さんの三味線で唄う小唄などは粋でイイですね〜〜
左膳が聴くと頭が痛くなるとか・・・部屋にある置き猫(招き猫)を後ろ向きにするところなど可笑しかったです。
それにしても、大河内さんが画面に出てからテンポが早く、こんなにも古い映画なのに面白・可笑しく・・・傑作です。

昭和10年の中山貞夫監督作品ですね。
NHK・BS2では、中山監督の3作品が放映していました。
録画したので、あと『河内山宗俊』『人情紙風船』は時間があったときにみたいと思います。

http://kakitubata.hanagasumi.net/works/tangesazen.html



1753.Re: 『丹下左膳余話 百万両の壺』 1935年 日活
名前:とおりすが郎太    日付:11月14日(土) 1時28分
BSでやってましたねえ!

まだ学生だった20年前
「昭和10年の映画なぞ今の学生フィルムに毛の生えたよなもんだろー」
などと無知も甚だしい連中とともに劇場へ行きました。

公開当時は決してNO.1ヒット作でもなく評価(既に映画専門誌が多数存在した)も
特別高かったわけではない、という事実はこの頃の日本映画の水準の高さが想像できますよね。

長屋小路の風景、奥行きあるセット、洗練された語り口、センス、
そして俳優達の技量…
「これが50年以上前の作品なら、映画界って進歩どころか後退してるんじゃ?」と皆で感嘆したものです。
そして製作から75年たった今、リメイク作など見ると感嘆は悲鳴に。

この作品のバックを考えると面白いですよね。
傳次郎・国太郎・家来役など、前作の伊藤監督「左膳」でも
同じ役でシリアスな役柄・ストーリーを演じヒットしていた。
今作は、いはば自分達をみずからパロディーにしたわけで
当時の観客にはコメディーの可笑しさは倍増であったろう事。
矢場の可愛いお姉ちゃんは監督の恋人(?)だったらしい事。
最盛期だった無声映画フィルムがほとんど残ってないため、
「たぶん邦画史上最大最高の剣戟スター大河内傳次郎」の
ほんの小手しらべの一端がうかがえるし。
そして、この翌年もまた何事もなかったように暗くニヒルな左膳を
演じている。

先日とくに感慨深く感じ入ったのは・・・
あの柳生源三郎役が南田洋子さんを苦しめた舅爺さんになったのか…
この作品中、唯一まともにしゃべっている(?)口跡の良いスター然
とした方ですね。
何度見続けても新しい感想が沸くのが良い作品だと思いますが、
最初は??だった「人情紙風船」が今では一番好きになりました。


1754.Re: 『丹下左膳余話 百万両の壺』 1935年 日活
名前:快傑赤頭巾    日付:11月16日(月) 11時51分
相当、原作者の林不忘が怒ったように
書かれていました。が、

ニヒルな丹下左膳が、お藤さんに
頭があがらないようなところ。
当時の日本は、封建社会も色濃く残り、
男尊女卑の軍国主義時代ならば、当然かな。

それが、今では、この時代にピッタリなので
この大河内左膳は、後年、東映の大友左膳に
大きな影響を与えたそうです。

逆に、そのイメージでいたから、大友の第5作目の
加藤泰監督作が、汚い、怖いでメタメタのおおこけ。
上映6日目で、打ち切りになりました。

戦前のたのしい、チャンバラ映画ですよね。


1755.Re: 『丹下左膳余話 百万両の壺』 1935年 日活
名前:とおりすが郎太    日付:11月17日(火) 22時27分
快傑赤頭巾さん、こんばんは。

とーとつに思い出したのですが
何らかの活字で読んだ記憶です。事実かどうかは「?」ですが。

試写を見終えた林不忘、カンカンで日活幹部に噛み付いてる図を
大河内さんが、バツ悪そうに遠巻きに眺めていた、という話。

もうひとつが大友左膳5作目の試写室で、東映幹部が加藤監督に
汚い!怖い!とボロクソに噛み付いてる図を、大友さんが遠巻きで
心配そうにウロウロしてたというお話。

どちらのエピもあの図体デカイ左膳役者が目に浮かんできて可笑しい。

結局その大友左膳は「6日間で打切り」となってしまい
失意の監督は「2度と時代劇なんぞ撮るのはご免だ」
などインタビューで読んだ記憶があるのですが、
実際には監督と大友さんは、この作品のことを
どう思っていたのでしょーか、と気になります。
自信に思って欲しい作品だと思いますがね。


1756.Re: 『丹下左膳余話 百万両の壺』 1935年 日活
名前:    日付:11月20日(金) 19時22分
>とおりすが郎太さん、快傑赤頭巾さん
面白いエピソードありがとうございます。
この大河内丹下は面白かったですね・・・・
お藤さんに頭が上がらなそうに見えますが、いざとなったら強かったです。
それにユーモアがあって面白い・・・(笑)
大友さんの第5作目は・・・そういえば、あまり印象にありません。
見たのかどうかも、思い出せませんが・・・・白黒映画だったのですか!・・・う〜ん観ていないかも??
いや?橋蔵さんが出演してない映画ですね〜〜あぁ〜観ています。
だから印象にないのでした〜〜〜(笑)
1966年の錦ちゃんの左膳もあまり良くなかったような気がします。


丹下左膳 乾雲坤竜の巻
製作=東映(京都撮影所) 
1962.04.17 
7巻 2,368m 86分 白黒 シネマスコープ

配役    
丹下左膳 ................  大友柳太朗
弥生 ................  桜町弘子
お藤 ................  久保菜穂子
与吉 ................  東千代之介
大岡越前 ................  近衛十四郎
諏訪栄三郎 ................  菅貫太郎
  筑波久子 南廣 花沢徳衛 明石潮 神田隆 山茶花究


1757.『丹下左膳余話 百万両の壺』、ご覧になりましたか
名前:ケンさん    日付:11月21日(土) 15時3分
>雪さん

やっと、「百万両の壺」見られましたか
面白かったでしょう。

丹下左膳ながら、ホームコメディ
庶民目線で描いた、あのユーモア(笑い)
あの時代にこれだけの映画が作れるんて
素晴らしいとしか言いようがないですね。

やたら音楽が多いのは、ちょうどトーキーに移ったばかりだったからでしょう。
やはり、山中貞雄は天才ですw。

以下の感想文が、代弁しているよな気がします。

http://home.f05.itscom.net/kota2/jmov/1998_02/980229.html

私は、バクチの帰りに仇の一人を切ったあとのセリフが好きですね。
「おじさん。あの人、ウーッ!と言っているよ」
「バクチでも負けたんだろう」
・・・・


1758.Re: 『丹下左膳余話 百万両の壺』 1935年 日活
名前:    日付:11月22日(日) 19時46分
>ケンさん
は〜い!観ました〜〜本当に面白かったです。
>>私は、バクチの帰りに仇の一人を切ったあとのセリフが好きですね。
「おじさん。あの人、ウーッ!と言っているよ」
「バクチでも負けたんだろう」
・・・・
このバクチのシーンで大河内左膳が負けると「ウーッ!」と・・・うなって「おじちゃん、負けるとうなるんだね〜」続けて2回負けた時も「また、うなってる!」とチョビ安に云われるところも笑ってしまいました。(爆)

この映画では左膳とお藤の、やす坊を思う気持ちがイイですね。
それにしても『丹下左膳余話』となっていますが『余話?』とは何でしょう?・・・・原作の「こけ猿の壺」とは、少し違っているからかな??(ーー;)

1747.『三人の顔役』 1960年 大映 返信  引用 
名前:    日付:9月26日(土) 0時9分
長谷川一夫さんの現代劇で珍しいと思ったので・・・・「チャンネルNECO」で観ました。
まぁ〜なんと云っていいか分からない映画で、初めから長谷川さんと京マチ子さんのキスシーンから始まり。
まったくもって長谷川さんが?・・・観ていてイヤになりました〜〜

長谷川さんがヤクザのボスで脱走してくるのですが、自分の女である京マチ子さんに必死の思いで逢いにくる・・・・京マチ子さんは若い男と不倫をして、逢うのもイヤイヤです。

長谷川一夫さんは、現代劇のヤクザの役なので、左頬にある本物の傷を惜しげもなく見せて痛々しいですが迫力はありました。(顔だけです)
なんだかストーリーが最低?と言っては悪いのですが長谷川さんが親分(ボス)なのに、ただ女を抱きたいだけに追いかける男だけに見えて滑稽でした。(−−〆)

今度の放映は28日(月)の朝6:00〜8:00で早いですが、話のタネに観られたら・・・どうでしょうか。まったくもって??(笑)

三人の顔役(1960) - goo 映画



1748.Re: 『三人の顔役』 1960年 大映
名前:快傑赤頭巾    日付:9月28日(月) 11時57分
さすがに、これは
早送りで見て消した。
三人とは、菅原謙二と川口浩のことかあ。
まあ、柔道ものと、青春ものの主役を
どちらも大映で演っていることは演ってはいるがねえ

片岡千恵蔵の多羅尾伴内や
金田一京助と比べると
数段、落ちる。監督演出のせいか。
それとも、変装しなかったせいだろうか。

中村錦之助や大川橋蔵も現代ものを
演らなかったが、やはり一口にいうと
サマにならなかったからだろう。

1960年というと、まさに東映全盛。
負けっぱなしなので、なんとかしたいが
どうにもならなかった大映現代劇。
市川雷蔵と勝新太郎が共演したとしても
同じ程度であったかもね。

映画は、まさに、現実、現代を写す鏡。
さすがに、50年前となるともうバンザイ。
お手あげでした。
10月から、ご存知銭形平次捕物控が5ヶ月で
全作放送します。時代劇専門チャンネルでした。


1749.Re: 『三人の顔役』 1960年 大映
名前:    日付:9月28日(月) 23時34分
>快傑赤頭巾さん
ありがとうございます。
それにしても、長谷川さんの現代劇、貴重な映画かも知れませんね・・・一回みたら忘れられないような??(笑)
川口浩さんと野添ひとみさんは若くて可愛かったです。
私生活ではお似合いのご夫婦でしたね。
勝新さんも最後の方でいい役やっていました。

10月は「銭形平次シリーズ」ですね・・・これは安心して観られるでしょう。(^_-)-☆
雷蔵さんの映画も入ってきました〜ほとんど観ていますが、忘れているので、出来るだけ見たいと思っていますが・・・この頃眼が疲れて・・(−−〆)

東映での千恵蔵さんは貫録があったからではないでしょうか?
錦ちゃんや橋蔵さんは時代劇メイクが良かったのだと思っています。


1750.Re: 『三人の顔役』 1960年 大映
名前:通りすが郎太    日付:9月29日(火) 22時19分
こんばんは。
長谷川一夫さんの現代ものといえば、
「日本映画傑作全集」がまとまってレンタル界に流れ込んだ時、
ウハウハ♪と借りまくった中に一杯ありました。
戦前、つーより戦中かな?国策映画でしょうが
「支那の夜」「白蘭の歌」「熱砂の誓ひ」etc.
な〜んて、イイ男でしょー!思わずうっとり見惚れ(?)るほど
サマになっておりましたよ。

今ちょうど、東映チャンネルで「花と龍」やっておりまして
現代物、と言っていいのかどうか・・・
とにかくマゲとメイクを捨てきった錦ちゃんですが
大変にカッコよろしいかと思います。
そーいえば雷蔵さんも、メイクなくとも
「陸軍中野学校」とか、「若親分」は割とイケてたと思いますです。
橋蔵さんは、どーか知りませんが。(彼だけは、やはり髷とメイクが無きゃマズイでしょうねえ)


1751.Re: 『三人の顔役』 1960年 大映
名前:    日付:10月1日(木) 17時24分
>通りすが郎太さん
こんばんわ・・・
>>「支那の夜」「白蘭の歌」「熱砂の誓ひ」etc.
な〜んて、イイ男でしょー!思わずうっとり見惚れ(?)るほど
サマになっておりましたよ。

長谷川さんの現代もの沢山あるのですね。
雑誌やプロマイドでは素顔を拝見したことあるのですが、私は映画は今回のが初めてのような気がします。
初めてが『三人の顔役』ではがっかりしましたが、他の映画も観てみたいとおもいます。(^−^)

なにしろ現代劇では、佐田啓二さん高橋貞三さんなど現代劇男優さんでしたね。東映では鶴田さん、高倉健さん等がよかったですね。
錦ちゃんの『花と龍は』観ています・・・・
佐久間良子さんがいい演技していました。錦チャン優しい素顔をしてるので、仁侠ものは似合わない・・・でも1962年の『ちいさこべ』は良かったです。
このまえの1958年の『風と女と旅烏』もノーメイクのようだった。
錦チャンは意外に素顔で演技しているのが多いですね。
女性にとっては綺麗な錦チャンを望んでいました。すみません!(^_-)-☆

橋蔵さんは、『バラケツ勝負』は素顔で出ている任侠ものですね・・・
橋蔵さんは眼が可愛いからヤクザは無理なようで・・・(笑)
テレビの銭形平次一本に行ってしまいましたね。・・・これで良かったとおもいました。
雷蔵さん勝さんなども現代劇はいいののやっていますね。

1744.『雪の渡り鳥』 1957年 大映 返信  引用 
名前:    日付:9月18日(金) 19時55分
S32年長谷川一夫さんのカラー映画で「時代劇専門チャンネル」で観ました。
「雪の渡り鳥」という題名は知っていましたが、映画を観たのは初めてです。長谷川一夫さんの鯉名の銀平で股旅時代劇ですね。
♪合羽からげて三度笠
 どこをねぐらの渡り鳥〜〜
三波春夫さんの曲が主題歌なのですね〜〜〜
私は大人になってから聴いた曲と思いこんでいましたが、昭和32年に唄っているとは・・・これまた初めて知りました。
三波さんのデビュー曲ぐらいかと思いますが?・・・耳にビンビン響く声でしたね。

映画は長谷川一夫・黒川弥太郎さんは兄弟分で、山本富士子さんと三角関係・・・・富士子さんの父親役で志村喬さんも味がある役を演じています。
それにしてもS32年でカラー映画・・・カラーを強調したシーンも何箇所かありました。(笑)
血しぶきが画面にバシャ!とでたり、大きな桶の水をひっくり返すとき、水の色が青(ブルー)の絵の具色みたいだったり。まぁ〜色々とある映画です。(笑)

リニューアルしているので、海の色とかが綺麗過ぎて色が人工的で・・・その年代の色で観たかったです。(^_-)-☆
だから昔の映画は白黒映画が好きなのかも知れません。(笑)

雪の渡り鳥(1957) - goo 映画

珍しく三波さんが扮装して唄っています・・・久しぶりに聴きました。

http://www.youtube.com/watch?v=ccBFVZ5ZaO8



1745.Re: 『雪の渡り鳥』 1957年 大映
名前:通りすが郎太    日付:9月18日(金) 23時7分
ああ、また見逃してしまった。もう放映無いですね…犬塚さん脚本というので、見たかったのに。

映像史には、まったく素人ですがこの時期のカラー映像は
東宝あたりも、目に鮮やか!つーかコントラストきついですよね。
テクニカラー?というのかなあ?
当時も、多分こんな色じゃないかと想像してるんですが。
松竹や東映の色とは、ちょっと違いますよね。

それよりも、この時代の『祭り縁日の絵日傘みたいな原色くっきり、アスペクト比は昔サイズ』な映画には、ほんとに違和感ビシバシ感じますよね。
『雪の〜』はまだスコープサイズなのでマシでしょうけど。

古い映画に『あ、この曲じいちゃんが良く唄ってた』と、ただの懐メロじゃなくて映画の主題歌である事を初めて知る事が多いです。
このあいだも「任侠なんたら」という橋蔵さんの映画で聞き覚えある
三波さんの唄が流れててびっくりした。
戦後までは、特に多いのでしょうが、実際には映画の主題歌なのか
曲のヒットが先でその後に映画が作られるのか・・・
唄が先、というのが多いような気がするなあ。

『勘太郎月夜唄』も、祖父の好きな唄。あれも曲のヒットが先っぽいですよね。


1746.Re: 『雪の渡り鳥』 1957年 大映
名前:    日付:9月19日(土) 18時58分
>通りすが郎太さん
それは残念でしたね〜〜(@_@;)
長谷川一夫特集は毎週日曜日に放映があるんですよね。
『雪の渡り鳥』は6日のPM9:00と13日のAM7:00から放映していましたが・・・・私はいつも朝の7時からのを録画して後で観ることにしています。(笑)
一か月に2回です。
長谷川作品もいつまで続くか分かりませんが、出来るだけ見るようにしています。
でも、今日のPM11:00は雷蔵さんの『若き日の信長』がありますので、こちらも録画したいと思っています・・・忙しい〜〜(笑)

『雪の渡り鳥』の脚本も面白かったですよ〜
長谷川さんがヤキモチをやいたり・・・黒川さんがやいたりで・・・(笑)
それに監督さんのアイディアなのでしょうか?
斬り合いをしている時の立てかけてあった竹が倒れてくるところなども、何となく計算されて・・・う〜ん芝居を作っているな〜〜と感じました。(笑)
何だかアラ探しをしているみたいですが、カット、カットも何だか不自然な所もあり、いつもの時代劇とまた違って面白かったです。

そうそう「大映スコープ」とありましたね。

>>古い映画に『あ、この曲じいちゃんが良く唄ってた』と、ただの懐メロじゃなくて映画の主題歌である事を初めて知る事が多いです。
本当に、そうですね〜・・・あら〜この映画の主題歌だったのか〜と思います。
橋蔵さんの映画にも三波さんが唄っているのありましたね〜題名を忘れてしまいましたが・・・


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