第六話 原因
俺は道のところへ駆け寄った。道の右手にはピンセット。
左手には・・・ドライバー。体は部品が飛び散ってボロボロだった
俺は道の手にあるものを手から離そうとした。だが離そうとしない
カズ 「道!離せ!」
道 「それは無理!」
というと俺はポケットの中に入れてあるストース星雲撃退用の銃を
出した。じっちゃんに前、教えてもらった。道の起動システムは
右目だと。俺は道の右目をバンと打った。銃声が響き渡り、
銃声が聞こえなくなると道はバタっと倒れた
じっちゃん 「カズ!何をしている!」
とじっちゃんが駆けつける。俺は事情を話した。信じてもらえないと
思ったがじっちゃんは俺の事を信じた。
じっちゃん 「ふむ・・道がシステムを・・」
とじっちゃんが調べ始めた。すると何かに気づいた
じっちゃん 「道がこじあけた場所は学習システムのところだ」
カズ 「学習システム?どうして?」
じっちゃん 「その理由のヒントは一番カズが分かる」
カズ 「・・・」
とじっちゃんが機械を取り出して直し始めた
じっちゃん 「それにしても立派じゃ」
カズ 「えっ??」
じっちゃん 「起動システムの場所が右目であることを覚えてるとは」
カズ 「別に・・」
じっちゃん 「知ってたじゃろ・・道が帰って来なかった理由」
カズ 「ああ・・知ってたよ」
じっちゃん 「カズ。お前、なんで道を助けた?」
カズ 「分かんねぇよ」
じっちゃん 「お前はあの時、迷いもなく「生かせる」と言った」
カズ 「ああ・・」
じっちゃん 「今のお前の状態でその選択肢を言われたらお前はきっと
「分かんない」とか「捨てる」とか言ってるはずだ。・・今のお前の
心は薄汚い。お前、道の行動にいらついてるのだろ?」
カズ 「そうだよ、なんか問題起こすとすぐに俺にすがって、
クラスの女子には睨まれ、ついにはコソコソ話で道の悪口。もう嫌に
なってきたんだよ」
じっちゃん 「じゃあ、捨てるか?道を」
カズ 「無理だろう。どうせ二度と来るなって言っても帰って来る。
あいつが自分自身の心で家出を決めたとしても絶対に帰って来る」
じっちゃん 「じゃあ、道を壊すか?」
カズ 「できるのかよ・・そんなこと」
じっちゃん 「ああ、体内に入れて5秒待つだけでシステムを壊し、
ただの無力のガラクタロボットになる超小型の爆弾だ」
とじっちゃんが研究ケースからその爆弾を取り出した
じっちゃん 「やるのか?」
カズ 「・・・やっぱいい」
とじっちゃんは爆弾をケースにしまう
じっちゃん 「カズ。なんで道がシステムをいじくったか分かった」
カズ 「なんだよ!!」
じっちゃん 「道は苦痛になってるお前の姿を見るのが嫌だったんじゃ
なかったのか?」
カズ 「そんな理由?別にそんなのシステム壊す理由に・・・」
・・・・・そうだ。そういうことか。道。お前・・・
俺はそのまま崩れ落ちた。そうだよ・・道は・・道は・・・
じっちゃん 「道は、もっと学習能力をつける・・というか学習能力を
一般の人と同じに調整するために学力システムをいじくった・・」
「あいつ、頭いかれてるんじゃねぇの?」
「バカじゃねぇの?お前、もっと、賢くなれよ」
「さあ、体内でもいじくればいいんじゃないの?」
カズ 「・・・・うわぁぁぁぁ!!!!!」
俺は頭を抱え込んで叫んだ。俺のせいだ・・俺のせいなんだ。
俺の苦痛とか負担を減らそうと思ってあいつは命がけであんな事
したんだ。あいつはバカじゃない。こんなのに人の事を思って
ロボットにしては天才の頭じゃないか!なのに・・なのに・・
じっちゃん 「カズ。今日はもう寝ろ。大丈夫。明日には道は目覚めて
る。ほら、寝なさい・・」 終わり 主題歌 http://www.youtube.com/watch?v=ps0_QRzlp9k&feature=related
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