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藤原雄一郎のクルーズワールド理論編

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258.那覇のスーパースター・リブラ号 返信  引用 
名前:桑原    日付:5月9日(金) 18時13分
 実は先の連休を利用して那覇に行ってきたのですが,その主目的は首里城でも海洋博公園でもなく,スーパースター・リブラ号の寄港風景を一度見てみたかったという特異な(笑)ものでした。
 最近は横浜や大阪など日本に寄港する海外クルーズ船も多くなってきましたが,はるばる遠い日本までやって来るロングクルーズ故に乗客も裕福なご年配を中心とするそれなりの人達ばかりで,「海外クルーズ船 = 上流階級の乗り物」というイメージが日本人の大多数をクルーズから遠ざけているという皮肉な結果を招いているのではないかと考えていました。しかし一方で,リブラ号を中心に台湾や中国などの一般庶民が 3〜5 日のショートクルーズで頻繁に来訪する那覇では,もしかするとクルーズが身近なものと認識され海外クルーズ船の日本発着便への気運も盛り上がっているのではなかろうかという淡い期待があって,それが今回の那覇港見物の動機だったわけです。

 まあ,結論から先に申し上げますと,その「淡い期待」は見事に打ち砕かれることになるわけですけど(笑),たまたま那覇ハーリー最終日で市民の関心が専らそっちに向いていたのか,それとも毎週やって来るリブラ号などさして珍しくもないのか,市民の反応はあくまで無関心のようでした。接岸場所も 10 号岸壁という一般市民が寄り付かないコンテナ埠頭のそのまた奥地で(参考図),岸壁の周囲 500 m 四方の広大な平面を厳めしい SOLAS 柵が覆っていました。つまり,客船見物しようにも船から 500 m より先には近付けないわけで,見物に来た市民はもちろん港を散策する乗客も付近には見当たらず,ただ荒涼な大地にタクシーの長い列が連なっているという異様な空間となっていました。
 計画中のクルーズ専用岸壁が完成すれば少しは様子が変わるかも知れませんが,建設予定地の海上を見てもそれらしい構造物は全く見られず,果たして 2009 年の完成予定に間に合うかどうかも分かりません。むしろ現場では空港に直通する海底道路の方が大々的に工事が行われていて,公共事業としてもクルーズは関心の埒外にあるようです。
 一般にクルーズ船の寄港にはどの土地でも歓迎ムードで盛り上がるものだと思っていましたが,もしかしてこの地ではクルーズがあまり歓迎されていないのではないのかと勘繰りたくもなります。もっともこれはクルーズ側にも問題があるようで,寄港する度に国外逃亡者が出るとか,船が寄港する日には付近の商店で万引きが横行するとかいった,あまり芳しくない噂も耳にします。実際に乗船したことがないので本当のところは分かりませんが,リブラ号の乗客層は欧米の大衆クルーズ船とはかなり異なる傾向にあるようにも見受けられます。クルーズの大衆化は大いに結構ですし,若い世代も含めクルーズを身近なレジャーとして受け入れている台湾や中国の一般庶民には日本人ももっと見習うべきだと思いますが,クルーズの大衆化が行き着く先はクルーズの本質よりもむしろその大衆が属する国の国民性や風習に支配されるということは覚悟すべきなのかも知れません。

 さて,もしリブラ号を撮影したいのでしたら,先に述べたような理由で岸壁からの撮影はあまり適していません。撮影を目的とするなら港に入航しているところを泊大橋の上から撮影するのが良いでしょう。また,泊港から出ている離島航路のフェリー船上からなら,停泊中のリブラ号をかなり良いアングルで捉えることができます。
 そういえば,沖縄滞在中に泊港から渡嘉敷島にフェリーで渡ったのですが,船上で外国人観光客(多分シンガポール人かインドネシア人)がリブラ号を発見して,「スタークルーズ」とか言って喜んでいたのを目撃しました。これが私が遭遇した中で唯一停泊中のリブラ号に関心を示した一般人だったわけですが,それが那覇市民ではなく海外からの旅行者だったというところが,何だか現在の日本におけるクルーズの現状を象徴しているようでもありました。



259.クルーズフェリー飛龍
名前:桑原    日付:5月9日(金) 18時18分
 今回の那覇行きのもう一つの目的として,かつて沖縄航路のクルーズ化で一世を風靡した(?)クルーズフェリー飛龍に乗船したかったというのがありました。

 「クルーズフェリー」という名称が示すように,同船は太平洋フェリーのようにフェリー航路のクルーズ化を目指す国内屈指の豪華フェリーとして建造されたものでした。実際に就航当初は貨物航路や生活航路としてのみならず観光航路としての利用者も多く,貨物需要のない年末年始や行楽期には上海クルーズや屋久島クルーズなどの企画クルーズやツアーでかなり盛り上がっていたらしいです。しかし,1999 年に運航会社が経営破綻してから合理化によるサービスの縮小を余儀なくされ,現在では航路の存続すら危ぶまれているという不遇の船でもあります。
 2 等も含め全室トイレ・シャワー付個室という客室群と,ホールやバーなど充実した公室群からなる,一般のクルーズ船にも匹敵する船内設備を特徴とし,当初は夜毎のショーイベントはもちろん,船内プールを利用したダイビング講習ツアーを企画したりするなどかなり意欲的に船旅の魅力をアピールしていたそうです。残念ながら現在ではそれらユニークな施設の多くは閉鎖されてしまい,サービス体制も大幅に縮小されたため,かつてのような華やかな雰囲気は見る陰もありませんでした。

 ただ,サービスを縮小したといっても,フェリーとしては上等な部類に入ることに違いはなく,雑魚寝苦行が当たり前の沖縄航路の中にあって唯一まともな船旅が体験できる船なのではないでしょうか。外観こそは錆だらけで見すぼらしくなってしまいましたが,船内の手入れや清掃は行き届いており,外甲板も総木張りでフェリーとしては充実しているので,船内では快適に過すことができました。食事も上等とは言わないまでも,料理の丁寧さではオレンジフェリーにも引けをとらないと思います。
 那覇船籍の船ということもあり船内には沖縄の伝統的な装飾品が数多く見られ,レストランのメニューにも沖縄料理が用意されるなど,船に居ながらにしてすでに沖縄気分を味わえるというのも船旅ならではの楽しさと言えるでしょう。足掛け 3 日間にも及ぶ長い航海でしたが,行きは黒潮を避ける陸寄り航路のため四国や九州など太平洋沿岸の景勝地を満喫でき,退屈することはありませんでした。

 そのような優れた船が経営危機に陥ったのは,1990 年代頃から激化した航空機のダンピング競争が主な原因だそうで,旅客収益に大きく依存していた同船は乗客が航空機に流れていったことで最も大きなダメージを被ったらしいです。クルーズ業界だと乗客目線に立った営業が大切だと繰り返し言われますが,海運業界の場合乗客目線に立った会社の方がむしろ苦境に立たされていると言うのが実に皮肉なことです。
 クルーズフェリー飛龍の辿って来た苦難の道には,日本におけるクルーズ事業の困難さが浮き彫りになっているような気がします。日本でクルーズが普及しないのには様々な理由が挙げられていますが,そもそも日本人が何故に旅行の手段として船舶を毛嫌いしているのかその謎を解き明かさない限り,関係者がいかに努力しようとそれが報われることはないでしょう。

 ちなみに,本当は帰りも姉妹船のクルーズフェリー飛龍 21 で帰りたかったのですが,GW 運休のため止むなく航空機を利用しました。しかし,当然の結果として実に窮屈で味気ない旅の締めくくりとなったのは言うまでもありません。仕事や所用で沖縄に行くなら速くて安い航空機を利用すべき理由はありますが,プレジャーやリフレッシュにお金と時間をかけるべき観光の手段として航空機の利用というのはやはりミスマッチなのだと実感せずにはいられませんでした。

255.ブランドの大切さ 返信  引用 
名前:藤原雄一郎    日付:5月8日(木) 8時10分
ブランドの大切さ

今、日本船は三隻とも世界一周クルーズの最中です。日本に残された私たちクルーズファンは寂しいかぎりですが、各社のHPで世界一周の状況を見て楽しんでいます。クルーの人たちが知恵を絞って楽しいクルーズを懸命に演出していることが良くわかります。これでこそ一流のサービスだと!

飛鳥
http://www.asukacruise.co.jp/focus/photoessay.php
びいなす
http://www.venus-cruise.co.jp/blog/cruise_log/world/
にっぽん丸
http://www.mopas.co.jp/cruise/2402008/

さて船場吉兆で「食べ残しの使い回し」という信じられないことが発生しました。船場吉兆ブランドもこれで終焉をむかえることでしょうし、またそうでなければなりません。日本のクルーズは「一流のサービス」というブランドを確立しています。そこで本日は懸念をひとつ述べたいと思います。

昨年のクリスマスを三隻のり比べました。その時に「ある船」はわずか二泊三日のクルーズにもかかわらず、行き一泊、帰り一泊を団体に大量に切り売りしているのです。おかげでクルーズを知らない素人の添乗員がウロウロするし、日頃とは異なった雰囲気でした。そしてたまたま食事で相席となったある乗客が、今までに遭遇したことのない人でとても困惑し、楽しいクリスマスの雰囲気が吹っ飛んでしまいました。

別に団体客が悪いというわけではありませんが、その時私は、団体客のおかげで「一流のサービス」というブランドが砕け散った思いがしました。また食事の時には街のC級グルメレストランでも入り口で座席まで案内してくれます。ところがある船では「座席への案内」をやめてしまったのかと勘違いするような、大衆食堂のような光景に遭遇したこともありました。

船場吉兆の例を持ち出すまでもなく、ブランドを築きあげるには世界一周のクルーの涙ぐましい努力に見るごとく、長年にわたる血と汗のにじむ努力が必要です。ある日、ある時、少しばかり経営効率を優先したばかりに、せっかく苦労して築きあげたブランドが音を立てて崩れることを経営者は深く認識して欲しいと思います。



256.Re: ブランドの大切さ
名前:ぽんぽこりん    日付:5月8日(木) 23時6分
藤原さん

世の中にはブランド品に夢中になって買い求める人もいます。
何故そのブランドが欲しいのか?
世に名だたるものだから持っていることに意味を感じるという理由であったり、ただ単にそのブランドが好きだから理由であったり。
ひょっとすると見栄だったり。
はたまた、そのブランドが出来上がるまでの工程を好きだったりとそれぞれだと思います。
それはどれも間違いではありません。
そしてそのブランドを維持する側が一番大切にしなくてはならないことは「ブランドを愛してくれている顧客を大切にする事」だと思います。
例え経営が苦しくても、最低限維持しなくてはならないモラルやプライドをなくし、顧客の大切さを忘れてしまった時、そのブランドの存在価値は無くなります。
船場吉兆をはじめ、近年国内の有名店で次々に発覚した不祥事は常識では考えられないような事例でした。
ブランドに胡坐をかき、自らを世の中と比較し成長する努力を怠った結果、間違った常識とプライドだけで維持されてきた愚かなブランド。
間違いに気が付き完全復活したのならまだしも、船場吉兆のように消費者を故意に裏切るようなブランドに対しては毅然とした態度で接するべきではないでしょうか。
また、TPOがわきまえられない方はどちらにもいらっしゃいますが、度を超えている場合には閉口ものです。
TPOをきちんとわきまえ行動できることは人として最高級ブランドだと思います。
お金では買えないものを携えているというのが真のブランドだと思うのです。
http://diary.jp.aol.com/ecz67s6hty/


257.Re: ブランドの大切さ
名前:藤原雄一郎    日付:5月9日(金) 6時48分
ぽんぽこりんさん

私は日本船三社の中で、特にある会社の姿勢をとても危惧しています。おそらく「その会社」は近い将来手ひどいしっぺ返しを受けるのではないでしょうか。

最近ライカに触れて、しみじみ「ブランドに群がる」人々の心理が理解できるような気がしてきました。私などは「良い物を追求したら、結局ブランドに行き着いた」のですが・・・

同じブランド崇拝でも男性はあくまで理屈っぽく、女性は感情的、情緒的にブランド崇拝しているような気がします。

ライカの世界などはまさに神学論争が日常茶飯事の世界みたいな印象を受けます。でも今回の船場吉兆はブランドについて考えさせてくれる良い機会を提供してくれました。

254.今年も新造船続々 返信  引用 
名前:藤原雄一郎    日付:5月4日(日) 19時33分
今年も新造船続々

昨年2007年はキュナードのクイーン・ビクトリアが就航し話題を呼びました。2008年も相変わらず旺盛なクルーズの需要に支えられて12隻もデビューする予定です。世界のクルーズの活況が感じられ心強いかぎりですが、その内容を見て見ますと、絶好調の欧州に新造船を投入する場合が多いようです。欧州とカリブ海以外は皆無というありさまで、現状の世界クルーズ事情を良く反映していると思います。アジアに新造船を投入する日はくるのでしょうか。日本はにっぽん丸の大改造が話題になる程度で全く新造船の動きはありません。老齢化している飛鳥など今から手を打たないと遅いと思うのですが・・・

日本になじみの深い船会社の新造船を紹介します。

MSC Poesia 2008年4月
8万9千トンで2,550人の乗客を収容します。MSC Musica と同型船の三隻目で80%のキャビンは海側にあり、65%のキャビンにはバルコニーがつくという豪華版です。もちろん活動エリアは地中海を中心とするヨーロッパです。

RCI Indepenndence of the seas  2008年4月
世界最大船の第3隻目です。シーズン中は英国のサザンプトンを中心に活躍する欧州で一番大きな船となります。

P&O Ventura  2008年4月
船体はプリンセス・クルーズのクラウン・プリンセスと同じですがP&Oらしい味付けがなされます。主として地中海や欧州で活躍しますが、シーズンオフにはカリブ海へも行きます。

HAL Eurodam  2008年7月
8万6千トンでHALとしては最大の船となります。主に地中海や北欧で就航しますが、カナダや米国のニューイングランドにも行きます。

Carnival Splender  2008年7月
13万トンの大型船で地中海やバルト海など欧州での活躍です。

Ruby Princess  2008年11月
クラウンプリンセスやエメラルドプリンセスと同じような趣向です。カリブ海で活躍します。

Celebrity Solstice  2008年11月
セレブリティの新しいタイプの大型船で11万8千トンです。2,850人の乗客を収容します。従来は9万トンのミレニアムクラス5隻が最大だったセレブリティの船も10万トンを越える大きさとなりました。カリブ海での就航となります。

MSC Fantasia  2008年12月
従来8万9千トンが最大であったMSCで待望の大型船です。13万3千5百トンで3,300人を収容します。MSCの船も随分大きくなったものです。
まだスケジュールは明確ではありませんがMSCですから地中海中心でしょう。

246.船の中に緑のセントラルパーク 返信  引用 
名前:藤原雄一郎    日付:4月18日(金) 11時52分
船の中に緑のセントラルパーク

ロイヤルカリビアンの巨大船、22万トンジェネシス(総トン数22万トン、乗客5,400人、長さ360メートル、幅47メートル)の全貌がこのほど明らかになりました。RCIが船の中にアーケードやスケートリンクを設置して世の中を驚かせたのも「今は昔」になりました。そこで今度は何と「船の中に緑のセントラルパーク」の出現です。まずは写真を見てください。
http://inox-m2.com/pic/image.jpg

さてその公園ですが、幅19メートル、長さ100メートルのセントラル・パークには、緑の木立とトロピカルフラワーに彩られた庭が造園されます。木々の中には2デッキ以上の高さになるものもあって、水遣りと排水、気候をコントロールできるシステムまで備えています。この公園は「街の中心広場」としての役割を果たすように設計されています。公園内には、野菜作りについて展示する「ペルゴラ・ガーデン」や、アートギャラリーの「スカルプチャー・ガーデン」などのほか、静かな読書コーナーも設けられるそうです。日中はランチに向かう乗客が待ち合わせをする場所として、夜はコンサートやストリートパフォーマンスで盛り上がるスポットとして幅広く活用するのだとRCIは言っています。

ボイジャークラス以上のRCIの船ではプロムナードに面したキャビンがありましたが、今回はパルコニーまでそなえたキャビン「パークビュー・バルコニー」が254室もあります。もう今までのインサイドキャビンの概念はありませんね。また空間そのものが上下に動くバー「ライジング・タイド・バー」もあります。3デッキ分のスペースをゆっくりと昇降し、角度を変えてセントラル・パークを眺望することが可能だというのです。

ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCCL)の会長兼CEOのリチャード・D・フェイン氏は「22万トンまで大きくなると、お客様に喜んでいただけるものは何でも追加できるサイズだ。ジェネシスにセントラル・パークを造るという構想は、じつにドラマチックだ」と語っています。

たしかにこのような広い空間があれば、自由にまた大胆に色々なものを配置できます。でもこれがクルーズなのでしょうか。「洋上で自由に動くことの出来る海上都市」へ遊びに行くというイメージでしょうか。賛否両論があると思いますが、日本人は大きいものに興味を持ちますから、就航すれば多くの日本からのお客さんが押しかけることでしょう。そのようになることを祈っています。

http://inox-m2.com/pic/image.jpg



247.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:桑原    日付:4月18日(金) 19時16分
 これは #231 のコメントも兼ねていますが,書き込みの機会を逃していましたのでこちらにコメントいたします。

 ご指摘のようにそこまで船の規模が大きくなると,乗船体験がクルーズの本質から懸け離れたものになってしまうことが懸念されますね。公園が船の中にあることは確かに凄いことですが,その程度のものは近所の陸上にいくらでもあるわけで,わざわざ船上でやることに意味があるのかという素朴な疑問も湧いてきます。実際に巨大船に乗船したことがないので良く分かりませんが,大型船になるほど船で航海しているという実感が乏しくなるのは確かで,これら巨大船クルーズが陸上のリゾートホテルに滞在するのと比べてどんなメリットがあるのかと問われると,返答に窮するかも知れません。
 そういう意味では,純粋に航海を楽しむというクルーズの本質を追求するのなら,スタークリッパーのような小型船に指向すべきかと思います。確かに船が大型化すれば設備も充実し船内の楽しみも多様化しますが,果たしてクルーズ船の巨大化路線が成功するのかどうかは注意深く見守っていく必要があると思います。

 そうは言っても,日本人の大多数がクルーズを知らない現状では,話題性のある船でクルーズの認知度が高まるのならばそれはそれで良いことですし,案外こういう船旅を感じさせないクルーズの方が逆説的に日本人向きなのかも知れません。少なくとも,揺れるからとか退屈するからとかいった,多くの日本人が船を敬遠する要素が解消されるわけですので,食わず嫌いのクルーズ未経験者を船の世界に引き込むには有効でしょう。


248.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:藤原雄一郎    日付:4月19日(土) 7時22分
桑原さんのコメントはまさに核心をついていると思います。日本人旅行社にはRCI路線が正しいのでしょうね。

でも私はこのような超大型船にはなじめません。このようなものをクルーズと呼ぶことさえ抵抗を感じます。経済性の追求の極致がこのような形になってあらわれたのでしょうが、クルーズとは別のカテゴリにして欲しいと思います。

これほどの大型船になれば寄港地も限定されるでしょうし・・・
パナマ運河の拡張でオーバーパナマックスという言葉もなくなるでしょうが、クルーズ船としてはパナマ運河を通過できるくらいの大きさが丁度良いのではないかと思います。


249.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:ハンディバルク    日付:4月20日(日) 22時42分
フネの大きさはもちろん好みが分かれますし、大きい程船内での過ごし方の選択肢が増える、という意味では歓迎すべきなのかもしれませんが、公園はやり過ぎでは…。桑原さんが仰るとおり船である必要はないですよね。でも西洋人は一般的に緑の公園に囲まれて育ちますから、公園が船にある、というのは何か特別な意味を持つのかもしれません。

それにしてもこれは海辺の陸上がそのまま海上に移動した感じですよね。ハワイとかのショッピングモールみたい。インサイドで窓がないよりはパークビューバルコニーの方がいいかもしれませんが、航海楽しむ派の我々は残念ながらあまり興味が沸きません。

今まで乗船した一番大きな船が81,000トンのプライド・オブ・アメリカ号で、レストランが沢山あったのは良かったですが、ちょっと大き過ぎた感じもします。最近ホームページにクルーズ乗船記目次を作成し、そこにフネのサイズが比較出来るようアイコンを置きました(実際の1mが1ドットです)。ヴァーゴも良かったですが、海との距離感で行けば改めて飛鳥Uはいいフネだと思いました。

http://www.ports-of-call.info/cruise/


250.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:藤原雄一郎    日付:4月21日(月) 6時41分
ハンディバルクさん

HPはもとのスタイルもあるのですね。でも今回の方が抜群に見やすいです。

さて船の中の公園はあまりいただけませんね。陸と競争するのはいかがなものかと。船とホテルで比較すると、部屋の狭さは圧倒的に船が不利です。これと同じ競争を公園はしていると思います。しょせん本物にはかなわないのです。それより広さを生かすならもっと工夫があるでしょうに。

それから外国船ではクリスタルが抜群だと私は思っています。飛鳥はクリスタルの良きサービスを除いた船に成り下がっています。NCLやバーゴは他の外国船とはうんと違うカジュアル船です。せっかく外国船は多様性があるのですから、是非他の船もためしてください。


251.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:ハンディバルク    日付:4月22日(火) 0時9分
他の外国船を楽しみたいとは常々思っているのですが、仕事の都合で一週間の休み(土曜日から次の日曜までの9日間)を取るのが精一杯です。カリブやヨーロッパでは実質丸2日+αを往復に取られてしまい、これにクルーズの日程を加えると10日間以上休む必要が出てしまいます。

また、クルーズの開始日が土曜日の夕方以降(米国の場合)か日曜日(欧州方面)でないと、週の真ん中からの休暇では7日間しか休めずますますクルーズに当てられる日数が短くなってしまいます。かと言ってわざわざ海を越えて3泊程度(メキシカンリビエラ等)のショートクルーズでは、往復の運賃と手間ひまを考えるとちょっと面倒です。

夏のクルーズのパンフレットを見ていると、週末から週末の1週間の休み+祝日の10日間で日本からうまく往復できるのは、プリンセスクルーズのアラスカクルーズのごく一部だけの様でした。

香港ベースのRCIやコスタのクルーズの評判が定まれば乗ってみたい気持ちはありますが、床につばを吐いたり、大家族や親族で大声で騒いだり、カジノに熱狂する人が多数の雰囲気だとするとやはり引いてしまいます。

よってやむなく不当に高額ではあるものの上下船の港に便利な日本船か、日程的に無理がなくフライト数も多く、一年中定点クルーズをやっているハワイかマラッカが候補となってしまいます。私達のような勤労所帯には、今の環境では極めて選択肢が限られているのが実情です。

本格的クルーズは、定年を迎えた人だけで楽しみなさい、と言われている様な感じもしてしまいますが、あと数年で退職するつもりではありますので、それまで外国船の楽しみは取っておくことにします。

http://www.ports-of-call.info/cruise/


252.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:藤原雄一郎    日付:4月22日(火) 6時57分
ハンディバルクさん

良く理解できます。その事情!!でも真冬のメキシカンリビエラならハワイと余り変わらないのではありませんか。競争の激しいメキシカンリビエラは安い上に多くのクルーズラインの中から選べますし・・・

今度またバーゴに乗船して、コスタアレグラ、ラプソディと比較してみたいと思います。

ラプソディもアレグラもバーゴよりは良かったと思うのですが、何せ3年も前でしたので、再乗船して確かめてみたいのです。


253.Re: 船の中に緑のセントラルパーク
名前:みえこ    日付:4月22日(火) 17時23分
初めてクルーズに出会ったのは「にっぽん丸のクリスマスクルーズ」で 次に「ぱしふぃっくびいなすの屋久島クルーズ」に乗船しました。

クルーズってなかなか優雅でこの落ち着いた船旅はリラックスできていいな〜と思いつつ 三番目にヴァーゴに乗船したのですが これが乗船前からとんでもない大騒ぎに巻き込まれてしまいました。

インドの祝日になっていたとかでインド人ファミリーが相当数を占めていました。
元気一杯の男の子達が満員で座るところもない待合室で騒ぐし 乗船してもとても優雅な船旅とはとても言えませんでした。

乗船して直ぐに中華レストランに行ったのですが 隣の中国人女性が片肘を突き あぐらをかくようなスタイルで座って ペッぺと吐くのを見て仰天!
「え〜! これが豪華客船の船旅の乗客!?」

続いて日本人100名ほどのさる県の農業関係の団体様で 酔っ払って喧嘩をするし騒ぐし 本当に恥ずかしかったです。
添乗員はこの人たちを二度とクルーズに連れてこないと憤慨していました。

それ以後かなりのカジュアル船に乗りましたので 今ならそれほどには驚いたりしないでしょう。
シンガポールまで行ってまで乗るつもりはありませんが 香港からなら乗ってみたいです。
どんな雰囲気かそのうち調べに行ってきます。

243.2009年 コスタ・アジアクルーズ拡充 返信  引用 
名前:藤原雄一郎    日付:4月15日(火) 6時2分
2009年 コスタ・アジアクルーズ拡充

スタークルーズ一社独占であったアジア市場にまっさきに進出したのがコスタでした。コスタアレグラです。イタリアの風をアジアに持ち込んだ楽しいクルーズではありましたが、中国人相手のなれない展開で随分苦労した模様です。
http://www.inox-tabi.com/cruise/costaa/index.html

その努力が実を結び、現在コスタアレグラは好調のようです。この夏日本にもやってきますがもう受け付け終了です。このような好調さを受けてコスタでは2009年にはアレグラより大きなコスタ・クラシカを投入することに決定し、このほど発表されました。また同時にコスタアレグラもアジアでクルーズを行うという意欲的なプランです。

さてその受け持ちはコスタアレグラが主としてシンガポール基点の14泊クルーズでシンガポールからホーチミン、ダナンをまわり香港へ、そしてマニラ、コタキナバル、ブルネイを経てシンガポールに戻ります。シインガポール-香港の区間クルーズもあります。

それ以外にもシンガポール基点でインドネシア、マレーシア、タイの各都市をめぐる14泊クルーズもありますが、このように14泊のロングクルーズです。お値段も早割りならば一泊あたり100ドルを少しこす程度からと、手軽です。

一方5万トンのコスタクラシカは今年末から来年早々にかけて人気のドバイ発着クルーズを行っていますが、このクルーズを終えて来年の3月にはアジアに配船されます。そして主として4泊から6泊のクルーズを実施します。もちろん寄港地に日本も含むロングもあり、神戸や東京にも来年4月にやってきます。

韓国・日本6泊クルーズは天津発着でチェジュ島、福岡、長崎コース、5泊では上海基点でチェジュ島、福岡、鹿児島コース、4泊では上海基点の福岡、チェジュ島コースなど実にバラエティ豊富ですが、寄港地として韓国、日本が主体となっています。日本から乗船、下船できる変則コースも是非欲しいですね。このようにしてアジアクルーズが定着してくれることを切に願っています。



244.Re: 2009年 コスタ・アジアクルーズ拡充
名前:ぽんぽこりん    日付:4月15日(火) 21時17分
藤原 さま

>日本から乗船、下船できる変則コースも是非欲しいですね

同感です。とにかく日本人がクルーズに慣れる環境を整える事が先決。
国内の旅行会社や船会社にその気がなければ、外からの刺激で活性化してもらう事も必要でしょう。
日程や価格、コースによっては参加者の裾野が広がるでしょうから、日本人のクルーズに対する意識が変化するきっかけになります。
その頃になって設備を改装したのでは遅いでしょうし、接客姿勢の改革には尚時間がかかりますからそれからでは間に合わない。
にっぽん丸の改装結果とあわせて他の2船がどう対応するのか、手腕が問われるところだと思います。
「気軽編」にもアジサイさんが飛鳥Uのサービス低下を危惧するコメントが寄せられていますように、今のような「上から目線」の形式だけのサービスではごまかしが効かない日がやって来ると思います。
http://diary.jp.aol.com/ecz67s6hty/


245.Re: 2009年 コスタ・アジアクルーズ拡充
名前:藤原雄一郎    日付:4月16日(水) 6時24分
ぽんぽこりんさん

日本からの乗船・下船の特別コースについてはいやというほど主張するのですが、なかなか実現しません。彼らの目が完全に日本市場をパスしています。中国人の日本観光しか考えていないようです。
それでもお客が埋まるのですから、日本としては情けない!日本市場は頼るに値せず!!なのでしょう。


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