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通常自由詩投稿板


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61.立春 返信  引用 
名前:Y.T    日付:2010/2/9(火) 22:53
雨に濡れたアスファルトに松葉が落ちている
ただそれだけの光景がピアノの旋律のようで
胸を爪弾く

音楽に似ていると感じる
鮮やかな色彩と深い風合いを以って
軽やかな旋律のように
意味を超えて、
燃焼するように
鮮やかで
刹那的で愛しくて



雪溶け水が雨垂れになり、
小さい水音を立てながら坂道を伝って
山水と合流するのを想像する
耳を立てながら
未だ崩れた天気の、薄い銀色の陽に溶かされて

春が近いと感じる。

季節と心が一緒に移り行く
万象を心が写すように
水面を雲が流れ行くように優雅に
洗われるように
一つの生命として言葉にならない喜びを感じながら。

______________________________________________________
少しましなのを書けたので置いておきます。
いろいろとお急がしいでしょうから感想は無理にはいいですよ。
お暇なときにでも読んでいただけると幸いに思います。

58.傍観者 返信  引用 
名前:Y.T    日付:2010/2/4(木) 6:38
僕はただ見てた
電車の過ぎ行く景色を眺めるように。
出会うものにただの一言も発しないで
自分が傍観者でもあるかのように。

全ては窓の前を通り過ぎて
一時的に耐えるだけのことでしかないならと、
貴女の笑顔にも
好意にも、
ただ通り過ぎる景色のように接して
どんな痛みも、どんな恋も
いつかは忘れてしまえると思っていたから。

僕はすべてを諦めていた。
自らに正しいことを強いるように。
人生に正解を探そうとするみたいに。
・・・
・・・


人波に帰っていく貴女を、
もう目の前にはいないはずの貴女を必死に呼び止めようとして
ただ一言を伝えようとして。

声が出ない夢が、こんなにも切なく
朝目覚めのなかで気付きとともに
自らの生を涙に濡れたものにする。

勝手な想いでも良かったのだ
生きているということはおそらくそういうことだったんだと
今更気付いて
あまりにも多く過ぎ去った日に呆然として。

生をやり直すように、
生まれ直すように、
もしももう一度生きることが許されるのなら、
今度は自分の想いに正直に生きたい。
正しいことや正解など決して自らに強いないで。
自分が本当に自分の生を生きたと思えるように。

_________________________
こんにちは。
いつもありがとうございます。
作品性と内省性の折り合い。なかなか難しくて振り回されています。
以前の作品性に懲りすぎた故の内容の大あじさを詞を取り込むことで打開できないかと試してはいますが、まだだいぶ場数が必要なようです。

時間や自分の年齢、身の回りの変化に脅されて、いろいろ焦りますね。それでも一朝一夕にはいかないんでしょうけど。庭いじりみたいに詩に手入れをしていくのもなんか歳とってもできる遊びのような気もしています。



59.Re: 傍観者
名前:管理人バード    日付:2010/2/7(日) 16:49
いつも投稿ありがとうございます。
どんな分野でも上達するには

@繰り返しやってみること、
A思い切って変えてみること、
B自分の感じていることをしっかりと捉えるもう一人の自分を持つこと、

が必要なのだと思います。
そして、どんな分野でも3つ目がいちばん難しいのだと思います。

またお願いしますね。


60.Re: 傍観者
名前:Y.T    日付:2010/2/8(月) 14:14
ありがとうございます。
お忙しいところすみません。

最近ちゃんとした詩から脱線していますが、無駄に思えることも後に思わぬ形で役立つということを最近経験として気付くことが良くあるので、これも必要な回り道なのだろうと思っています。
怠惰な自分がうらめしいですが。

できればもっと自信のあるものを投稿したいんですが、
ちょっと個人的な不安があって
とりあえず何でもいいから投稿したかったのです。

53.雛は飛び発てなくていい 返信  引用 
名前:Y.T狂    日付:2010/1/5(火) 18:29
私の想いが、未だ名づけられず、飛び立てないでいて。
鳥の雛のように、時折羽根を羽ばたかせては、心をくすぐる。

雨が振り出す前の、一瞬の間に、
私は、世界の演劇性を見る
突然、私に起こった波に驚いて
しゃがみこんで泣いてしまいたい

その一瞬を言葉にしたくない
ただ純粋に、いつまでも自分の手元にあるように。
言葉にならなくて、いじらしく思えるように。



54.Re: 雛は飛び発てなくていい
名前:Y.T    日付:2010/1/5(火) 18:36
あけましておめでとうございます。
自分のイニシャルのY.Tというハンドルに改名してみました、狂です。
投稿詩の名前のところが変になってしまいましたが、投稿キーを入力する前に直接入力でエンターを多めに押してしまったので(直すことが出来ませんすみません。)、ちょっと表記が変になってしまいました。
Y.Tというハンドルで行こうと思っています。よろしくお願いします。


55.Re: 雛は飛び立てなくていい
名前:Y.T    日付:2010/1/5(火) 18:53
私の想いが、未だ名づけられず、飛び立てないでいて。
鳥の雛のように、時折羽根をはばたかせては、心をくすぐる。

雨が降り出す前の、一瞬の間(ま)に、
私は、世界の演劇性を見る

突然、感情に起こった波に驚いて
しゃがみこんで泣いてしまいたい

言葉にしたくない。
想いを殺してしまうようで
ただ純粋に、自分の手元にあるように、
言葉にならなくて
ずっといじらしく感じるように。


---------------------------------------------------
直しました。


56.Re: 雛は飛び発てなくていい
名前:管理人バード    日付:2010/1/10(日) 7:16
Y.Tさん、投稿感謝します。
今年もよろしくお願いします。

ヒナが飛び立てないのはヒナの時だけ。
外に出たがっている想いの渦も、言葉にしてしまえば羽がついて飛んでいってしまいます。その「飛べなくて、飛びたくて」のときは、自分の中のベクトルが強く一方向に定まっている素晴らしい時期でもあります。
でも、一度飛ぶことを覚えてしまえば「飛びたい」というベクトルは方向性を急速に失っていきます。それはある意味で悲しいことですが、飛べないまま生涯を終える無念さを考えると(ニワトリは自分が飛べないとわかった瞬間に「飛びたい」と思うことをやめる)、やはり飛ぶしかないんですね。残念なことに。

叶えたくて、叶えられそうで、叶えられない想い。
叶えてしまえば、それは色褪せてしまう。
叶えられなければ、それは後退してしまう。
人とはそういう悲しい宿命を負った生き物なんですね。


57.Re: 雛は飛び発てなくていい
名前:Y.T    日付:2010/1/10(日) 13:19
ありがとうございます。
ハンドルが変わりましたが、今年も変わらずよろしくお願いします。
こういうなんでもない名前の方が硬くならず、あまりこだわらずに書けそうな気がしています。

飛んでいるときは(何を以って飛んでいるとするかは人それぞれですが)自分が飛べていることに気付かなくて、そういうことにあまり価値を見出さないようになる。でも墜落すると、人はまた飛ぶことを恋しむようになる。
それと、そうですね。飛べないことを思い知ったら人は何も望まないようになる。傷つくことから自分を守るように。
全て自らに起こったことなんですが、なんだか因果な話です。
やはりどんなになっても求めることを止めるわけにはいかないんですね。身をもってそう思いました。

想いはやはり言葉として飛び立つ前がもっともその主の心を動かし、言葉にすると想いは急速に色褪せていく。まるで自ら想いに(心揺らぐことに)とどめを刺したように。言葉にするからこそ先に進めるということもありますけどね。
詩情の場合は言葉にしながら色あせないのが難しいです。言葉へのアプローチの仕方が間違っているということなのかもしれませんけど。難しいですね。もう少し見極めてみたいです。

48.羽化 返信  引用 
名前:    日付:2009/10/27(火) 11:15
羽が生え変わろうとしているのか疼くような心の苦痛、空洞感を抱え
すべてが青白い光を帯ているひどく陰鬱な風景のように
私はまた墜落したのか
太陽に近づき過ぎたイカロスのように

私は気付く
生きることの前ではすべての意図は虚しいのだと
ああ 朝(あした)のためには、すべての淡い希望は投げ出さなければならない

ただひたすらに祈るように
うずくまるように
わたしは光るのを待ちながら、
肌寒い黎明の中で生まれ変わるのを待っている。



49.Re: 羽化
名前:    日付:2009/10/21(水) 13:42
狂という名前が自分自身の人格とあまり深く親和しないので、ハンドルネームを変えようかと思っています。


50.Re: 羽化
名前:管理人バード    日付:2009/11/1(日) 2:26
扉も窓もない
セメントで塗り固められたキューブの空洞の中
形も音も匂いもない無表情な光だけが
自分の存在を証明してくれる

床に視線を向けて座り
目を閉じ 息をとめて
耳を澄ませる
何も聞こえない
ただ身体の中から
生まれ変わりたい鼓動だけが
静かに時を刻み続ける

いつだろう
ここに下りてきたのは
確か深い傷を負って
無表情に街をさまよって
砂時計がとまって
涸れた涙の跡を残したまま
気がついたらここにいた
ような気がする

この硬いセメントの向こうに
広がる完璧な無色の闇がある
好意も敵意もない中性の黒色
それがわかる


そこを通り抜けた先は?


ただキューブの中にうずくまって
じっと待っている
砂時計をひっくり返すことなく
落ち終えた砂のように
今はただ
ここに存在している

彼と
あなたが
いない世界では
私も
存在しないのだ

今は私を離さないように
必死に思い出している


*****


いつも投稿ありがとうございます。
今回は返詩にて。

これ以上生まれ変わろうとしない人は
いちばん最後の生まれ変わりを頂点として
そこから人生の下り坂に転じます。
生まれ変わろうとすることが
生きることなんだと思います。

どのような形であれ
狂さんが良い方向に向かっていることを祈っています。


51.Re: 羽化
名前:    日付:2009/11/1(日) 16:21
こんにちは。
ありがとうございます。

>砂時計をひっくり返すことなく
 落ち終えた砂のように

ここが気に入りました。
バードさんの返詩の方が良い詩だったのでまいりました^^;

行き詰るとこういうことをしたくなるんですよね。全てご破算にしたくなります。
他人の目にも分かるようには変われないのは、人々が単純(世間という枠のなかで生きている)なのもありますが、どちらかといえば選ばない(あるいは選ばなかった)人生の方に矛盾を感じているからだろうなぁと思います。やはりそこに何かしら自分というものの存在があるんでしょうね。自分の感じられない生など巨大に虚しいですからね。
僕は方向というよりは、ただ自分が退屈しない自分になりたいなとは思っています。その為に変わり続けたいですね。


52.Re: 羽化
名前:    日付:2009/11/3(火) 5:14
何が本当は良かったのかしょっちゅう分からなくはなるんですけどね。
良い方向かどうかは取り返しの付かない失敗でも起きない限り解り得ないですし(まあ全てがいつかは死ぬようになってるんですし)、個人的にはもうその時の自分が満足ならそれでいいと思うしかないですね。それにもう、どんな結末になろうとどうだっていいと思えるくらい生が自分のものと感じられるなら、それはそれで喜びでしょうから。

42.酔い 返信  引用 
名前:    日付:2009/7/26(日) 17:52
ただ青い蝶の美しいがゆえに
僕は求め
どこかで聞いた伝説の鳥を探すように
逃げ惑う太陽を追うように

美に服従し
高熱にうなされながら
酒でぬかるんだ路をふらつくように
溺れるナルシスのように

きっと
あの虹の向こうには何もない
そんなことは本当は分かっている
僕はあの虹まで行かなければならない
虹を暴かなければならない
この手に虹が自在に扱えるようになる為に。



43.Re: 酔い
名前:    日付:2009/7/28(火) 19:21
感想の困る詩だと思うので、べつに感想はいいですよ。


44.Re: 酔い
名前:管理人バード    日付:2009/8/1(土) 19:14
投稿ありがとうございます。

最近バードの住んでいる地域は、ずっと曇りと雨と大雨の繰り返しで、なかなかすっきりとした晴れが見られません(多くの地域がそうなのかもしれないですが)。

外に居るのでなければ、雨の音をぼんやりと聞いているのは好きなのですが、たまに尋常でないくらいの豪雨が来ると、さすがにちょっと心配になります。

雨が上がったあとに虹を見られる機会が多いわけでもないのですが、それは、そこに雨が存在したことをはっきりと示すかのようにくっきりと架かります。それは口惜しいくらい美しい風景で、人々はそこに多くの物語を夢見ます。そして、科学的にではなく、物語として虹を暴きたい気持ちが出てきます。でも、それはパンドラの箱から最後の「希望」までを奪ってしまう行為のようにも思えます。

>この手に虹が自在に扱えるようになる為に。

永遠の目標であり、到達してはいけない領域なのかもしれませんね。

またお待ちしています。


46.Re: 酔い
名前:    日付:2009/8/10(月) 22:48
いつも有難うございます。

こちらも相変わらずぐずぐずした天気が続いています。雨の日は好きですが、それにしてもちょっと雨が多いですね。

僕は今の時期、溢れ返った雑草を見てると生命感に意味もなく嬉しくなってきます。そんなことが沢山あればいいなあなんて思います。

>永遠の目標
ですね、永遠に全部は手に入らないような感じです。
でもいつか口から虹がこぼれるようなことになったらいいなぁなんて夢みています。
なかなか思うようにはいきませんけどね(笑)


47.Re: 酔い
名前:    日付:2009/8/27(木) 19:25
>でも、それはパンドラの箱から最後の「希望」までを奪ってしまう行為のようにも思えます。


本当のことを言うと生きるのに飽きたんですよ。


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